【モデルプレス=2025/05/13】女優の広瀬すずが主演を務める9月5日公開の映画『遠い山なみの光』より、第78回カンヌ国際映画祭への渡航キャストが発表。合わせて、ティザーポスターが公開された。【写真】「広瀬すずよりの広瀬アリス」がそっくりすぎる◆広瀬すずら「遠い山なみの光」カンヌ渡航キャスト解禁13日より、世界の映画芸術が集う第78回カンヌ国際映画祭が幕を開ける。この国際的な檜舞台において、本作が「ある視点」部門に正式出品された。本作をひっさげ、原作者でありエグゼクティブプロデューサーのカズオ・イシグロ氏をはじめ、監督・脚本・編集の石川慶氏、そして広瀬、吉田羊、カミラ・アイコ、松下洸平、三浦友和と、豪華キャスト・スタッフが、カンヌ国際映画祭に参加することが決定した。そして、カンヌ国際映画祭の開幕に合わせ本作のティザーポスターが解禁。このティザーポスターは、中央に広瀬演じる悦子が、清廉な美しさをたたえこちらを見つめる姿。その上に二階堂ふみが演じた佐知子が憂いを含んだ笑顔、そして、一番下には長崎を離れイギリスで暮らす悦子(吉田羊)が花を愛でている姿が。“「私」がついた嘘”というコピーが添えられたポスターは、そこに秘められた〈嘘〉と真実が静かに示唆され、物語のミステリアスさを感じさせるデザインとなっている。◆広瀬すず主演「遠い山なみの光」『私を離さないで』などで知られるノーベル文学賞受賞作家イシグロ氏の鮮烈な長編デビュー作『遠い山なみの光』を、『ある男』(2022)で第46回日本アカデミー賞最優秀作品賞含む最多8部門受賞を果たした石川監督が映画化。日本・イギリス・ポーランド合作の3か国共同製作となり、ポストプロダクションをポーランドで行うなど、ポーランド国立映画大学で映画を学んだ石川監督にとっては、まさに原点回帰ともなる特別な作品となる。本作の主人公、悦子を演じるのは、映画やドラマで幅広く活躍し、その高い演技力と表現力で知られる広瀬。悦子が長崎にいた頃に出会う、謎めいた女性であり幼い娘と暮らす佐知子役には二階堂が、そして悦子が長崎を離れイギリスで暮らす1980年代の姿を吉田が演じ、広瀬が演じる1950年代の悦子の約30年後を体現する。さらに、悦子(広瀬)の夫で、傷痍軍人の二郎役を松下洸平が演じ、二郎の父であり、かつて悦子が勤務していた学校の校長でもある緒方役には三浦友和がキャスティング。そのほか、日本パートには柴田理恵、渡辺大知、鈴木碧桜(子役)が出演。イギリスパートで悦子(吉田)の娘ニキ役を演じるのは、オーディションで選ばれたカミラ・アイコ。豪華実力派キャストが集結し、物語を彩る。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】