蒔田彩珠「ハピネス」は「初めての経験が多い作品」女優としては“挑戦”の年に<インタビュー> | NewsCafe

蒔田彩珠「ハピネス」は「初めての経験が多い作品」女優としては“挑戦”の年に<インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた蒔田彩珠(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/05/29】女優の蒔田彩珠(まきた・あじゅ/21)が、5月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」(以下、ガルアワ)に初出演。モデルプレスでは舞台裏で蒔田を直撃し、ランウェイを歩いた感想を聞いたほか、窪塚愛流とW主演を務める現在公開中の映画『ハピネス』への思いも聞いた。

【写真】蒔田彩珠、ロリータファッション披露

同作は、心臓の病気のため、医者から余命1週間と告げられた高校2年生の由茉(蒔田)と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒につくりあげることに協力する恋人・雪夫(窪塚)の7日間のラブストーリー。今回のランウェイには、劇中と同じロリータファッションで登場し、共演する窪塚、橋本愛とともに美しくステージを彩った。

◆蒔田彩珠、初ランウェイで緊張

― 初のランウェイはいかがでしたか?

蒔田:すごく緊張しましたが、愛流くんと橋本愛さんが一緒にいてくれたので安心して歩けました。

― 春夏に挑戦したいファッションを教えてください。

蒔田:今年は、女の子らしい露出も多めなファッションに挑戦したいと思っています。

◆蒔田彩珠の自分らしさとは?

― 今回の『ハピネス』では余命1週間という背景を持つ役柄を演じていますが、撮影はいかがでしたか?

蒔田:今まで余命ものをやったことがなかったのと、ロリータファッションにも挑戦したことがなかったので、初めての経験が多い作品だったのですが、楽しめました。

― “自分らしく生きることの尊さ”が描かれていますが、蒔田さんの自分らしさを挙げるとしたら?

蒔田:何事も楽しむところです。プライベートもお仕事も、楽しいことを優先で生きています。

◆蒔田彩珠、悲しみの乗り越え方

― 余命に直面しながらも残りの人生をまっとうしていく役柄ですが、さまざまな不安を抱えているモデルプレス読者に向けて、蒔田さんのこれまでの人生の中での「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

蒔田:これといったエピソードがないんですけど、寝ると忘れるタイプなので、疲れているときや悲しいことがあったときは泣ける映画を観てそのまま寝落ちすることで前を向くようにしています。

◆蒔田彩珠の夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、蒔田さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

蒔田:「好き」という気持ちを忘れないことです。ずっと頑張っていると「頑張らなくちゃ」と思うようになってしまうと思いますが、「好きだからやっている」ことを忘れずに、頑張りすぎずに続けてみてほしいです。私自身も忙しかったり眠れなかったりするとどうしても疲れちゃうんですけど、「好き」という気持ちを思い出しながら取り組むことを意識しています。

― では最後に、蒔田さんの女優としての目標を教えてください。

蒔田:今年からは、今までできなかったようなことにも挑戦していける年にしたいと思っています。仕事の幅が広がった一方で、何を頑張るかは自分で慎重に決めなくてはいけなくなったので、いろいろと考えながらやろうとしている段階です。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

INTERVIEW PHOTO:加藤千雅

◆映画『ハピネス』

「わたしね、あと1週間で死んじゃうの――。」

恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度 100%のラブストーリー。 医者から余命1週間を告げられた高校生の由茉と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する雪夫。残された日々を悲しみに暮れるより笑顔で幸せに過ごしたい、自分らしく生きて、やりたいことに挑戦する、そして何よりも愛する人とずっと一緒にいたい。そんな由茉の願いを叶えるために雪夫は悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女に寄り添うことを決意する。そんな2人の奇跡のような7日間を描いた<ハピネス:幸福>に包まれた物語。

出演:窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊

原作:嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊)

監督:篠原哲雄 脚本:川崎いづみ(※「崎」は正式には「たつさき」)

配給:バンダイナムコフィルムワークス

◆蒔田彩珠プロフィール

2002年8月7日生まれ、神奈川県出身。ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(関西テレビ/2012年)をきっかけに、映画「三度目の殺人」(2017年)、第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品「万引き家族」(2018年)など是枝裕和作品の常連に。河瀨直美監督の「朝が来る」(2020年)では「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞受賞、「2020年第94回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」助演女優賞、「第45回報知映画賞」助演女優賞を受賞。2021年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインの妹役を演じ、注目を集めた。近年ではNHK夜ドラ 「わたしの一番最悪なともだち」(2023)で主演を務めたほか、Netflix映画 「クレイジークルーズ」、Netflixシリーズ 「忍びの家 House of Ninjas」に出演した。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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