FANTASTICS瀬口黎弥、休養期間に勇気づけられたメンバー&ファンからのメッセージ “1番刺さる言葉”をくれる人物とは<モデルプレスインタビュー> | NewsCafe

FANTASTICS瀬口黎弥、休養期間に勇気づけられたメンバー&ファンからのメッセージ “1番刺さる言葉”をくれる人物とは<モデルプレスインタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた瀬口黎弥(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/03/27】FANTASTICSの瀬口黎弥(せぐち・れいや/28)が、28歳を迎えた3月11日に「びびぐら瀬口黎弥」を刊行。モデルプレスでは誕生日当日にインタビューを実施し、彼の心の内に迫った。

【写真】FANTASTICS瀬口黎弥の鍛え上げられた肉体美

◆「びびぐら瀬口黎弥」

「びびぐら」はファッション誌「ViVi」が発信するマガジン形式のグラビアMOOKシリーズ。本誌はその第3弾となり、初の男性版として瀬口が抜擢。極限までボディメイクに励み、鍛え上げられた身体を惜しむことなく披露している。

◆瀬口黎弥、過酷な食制限で身体づくり

― 「びびぐら」初の男性版ということで、まずは写真集決定のお話を聞いた時のお気持ちからお聞かせください。

瀬口:本当にびっくりしましたし、夢が一つ叶った瞬間だったのでとにかく大喜びしました。

― 日頃からパフォーマーとしてトレーニングされていますが、今回は極限までボディメイクに励まれたそうですね。

瀬口:はい。今まではライブに向けて鍛えたり身体を大きくして筋肉をつけたりというやり方はしていましたが、逆に“絞る”というのはここまでやったことはなかったです。写真集ということでパキッと決まった身体を目指したいと思っていたので、それに向けて1番頑張ったのは食制限と食事管理でした。鶏胸肉と、全卵と卵白6個をスクランブルエッグにして食べていました。全部白身だから作った時になかなか固まらなくて、パラパラした卵を食べて…(笑)。今思うとよくあんなことできたなと思うくらいすごい生活でしたね。

― 過酷ですね…!撮影が終わって好きなものを食べた時はいかがでしたか?

瀬口:それこそ写真集にその時のカットもあるんです!2ヶ月間その食事生活をしていて、その後に中華屋さんで久しぶりに“味”を感じました(笑)。このシーンです!(写真集を見せながら)

― すごく良い表情が収められていますね!その喜びが伝わってきます。

瀬口:自分でもちょっと信じられていないんですよね(笑)。「あ、味のついたもの食べていいんだ」って。

◆瀬口黎弥、写真集決定でメンバーの反応は?

― 写真集が決まった時のFANTASTICSメンバーの皆さんの反応はいかがでしたか?

瀬口:皆もびっくりしていました。1番最初に(八木)勇征に伝えたんですけど「おめでとう」と言ってくれて。 勇征も去年個人写真集を出していたので「じゃあここから身体を仕上げたりするの?」と聞かれて、「これから仕上げるわ」と言ったら「かっこよくなっちゃうね(笑)」とニヤニヤされました(笑)。(佐藤)大樹くんにもまだ他のメンバーが知らなかった時に報告をして、「マジですごいね。パフォーマーで写真集を出すのは結構珍しいことだから、これは黎弥来るね!」と言ってもらってすごく嬉しかったです。

― その後、皆さんに完成したものは見せましたか?

瀬口:まだ見せていないんです。実は僕も今日初めて完成したものを見て。でも皆嫉妬しちゃうんじゃないかな、かっこよすぎて(笑)。

◆瀬口黎弥、休養期間にもらったファン・周囲の人からのメッセージ

― 今日まさに28歳を迎えましたが、自分が若い頃に思い描いていた28歳の姿に今なっていますか?

瀬口:はい、なっています!自分の中で20代で写真集を作るのはやっぱり人生においてすごく大切なことだったなと思いますし、これが若すぎると僕的にはちょっと違っただろうなと。色気や男らしさみたいな部分で言うと、このタイミングがベストだったのかな。1番良い時期の自分を作品にできたかなと感じています。

― 逆に、想像と違ったと思ったことはありますか?

瀬口:去年末に体調を崩してしまって活動を休止する期間がありました。写真集が決まって打ち合わせを進めている頃でした。身体づくりをしているタイミングだったのもあり鍛えた筋肉が落ちてしまい悔しい思いをしましたが、その期間中にファンの皆さんやメンバーから「また帰ってくるのを待ってるから」とメッセージをもらって。それを聞いて僕自身も絶対に帰りたいと思いましたし、ファンの皆さんに心配かけないように1日でも早く復帰したいなという思いでした。

◆瀬口黎弥の悲しみを乗り越えた方法

― そのお話にも通ずるかと思いますが、モデルプレスの読者にも今壁にぶつかっている方がたくさんいます。瀬口さんの悲しみの乗り越えた方法を教えてください。

瀬口:僕はやっぱり支えてもらったのがすごく大きいです。もちろん色々な人に支えてもらっていますが、例えばお母さんとか、そういう身近な人の言葉って壁にぶつかった時に1番刺さると思います。自分が普段見せられない部分もそういう人には見せられるというのも、乗り越えられるきっかけになるのかな。

あとは例えば僕らのようなアーティストなど、見ていて元気になれるような人を見て自分の壁を乗り越えられることもあると思います。音楽やエンタテインメントの力はすごく強いので、それに助けてもらうのもいいんじゃないかなと思いました。

― ちなみにお母さんは、相談した時に的確にアドバイスをくれるタイプですか?それともただ話を聞いてくれるようなタイプですか?

瀬口:めちゃくちゃ的確です(笑)!この本の中でも言っているんですが、上京したいとお願いしたら、「じゃあ皆が大学に行っている4年間を夢を目指す期間にしなさい。それで無理だったら皆が大学を卒業するタイミングで就活をして仕事に就きなさい」と言われました。4年間しかなかったからとにかく毎日アルバイトして、ダンス練習して、スクールに行って、もうほぼ寝ていなかったです。今振り返ると、若いからそんなにガムシャラにやれていたんだなと(笑)。だけど親に支えてもらった時は「別にいつでも帰ってきていいんだからね」とも言ってくれています。帰れる場所があるというのは僕自身も励みになるというか、逆に「また成長して大きくなって帰ってくるからね」と思える、背中を押される言葉ですね。

― そのお話を聞いて、この写真集がすごく良いプレゼントとなっただろうなと感じました。

瀬口:なっていると思います。おばあちゃんにもこれが決まる前から「写真集を見たい、出してほしい」と言われていて、僕も「出せるかな…」と思っていたんですが、今回このお話をいただいておばあちゃんにも渡すことができて「本当に生きているうちに見られてよかった」と言われて、僕も泣きそうになりました。めちゃくちゃ嬉しかったです。

― 貴重なお話をありがとうございました。

◆取材後記

エネルギーに満ち溢れたパフォーマーで、パワフルな“LDHらしさ”も背負っている瀬口。その一方でインタビュー後の発売記念会見直前には緊張でちょっぴりそわそわしながら「怖いなぁ…(笑)」とこぼすなど繊細な一面もある。

グループでいる時にはメンバーたちをそっと見守っていることも多く、心の内を自分から積極的には明かさない印象を持つが、そんな彼が病と闘っていた期間どれほどの孤独や寂しさがあったのだろうか―――しかし自らの悩みと闘い、向き合い、壁にぶつかりながらも、彼の心にはいつも支えてくれる人々の存在があった。「いつでも帰っておいで」という言葉を聞いて、「大きくなって帰ってくる」とさらなる挑戦を選択する彼の未来は、これから一層輝いていくことだろう。(modelpress編集部)

◆瀬口黎弥(せぐち・れいや)プロフィール

1996年3月11日生まれ、福岡県出身。2016年にFANTASTICSを結成し、2018年「OVER DRIVE」でメジャーデビュー。俳優としてドラマ「自転車屋さんの高橋くん」(2022年/テレビ東京系)に出演、またライブではオリジナルラップも披露するなど、パフォーマーのみならずマルチに活躍している。

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《モデルプレス》

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