「Eye Love You」二階堂ふみ、クランクイン前に観たチェ・ジョンヒョプの出演作 侑里は「今の自分にとって必要な役だった」<インタビューVol.1> | NewsCafe

「Eye Love You」二階堂ふみ、クランクイン前に観たチェ・ジョンヒョプの出演作 侑里は「今の自分にとって必要な役だった」<インタビューVol.1>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた二階堂ふみ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/03/23】女優の二階堂ふみ(29)が主演を務めるTBS系火曜ドラマ「Eye Love You」(毎週火曜よる10時~)が26日、いよいよ最終話を迎える。モデルプレスでは二階堂本人を直撃し、届いて嬉しかった反響や役作りについて、クランクイン前に行ったことなどを聞いた。

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◆二階堂ふみ主演「Eye Love You」

本作は目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)と超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ/通称:ヒョプ)のファンタジック・ラブストーリー。

ヒョプは今作が日本のドラマ初出演。韓国俳優がヒロインの相手役を務めるのは民放GP帯連続ドラマ史上初となり、2人の恋愛模様には毎話多くの視聴者が胸キュン。Netflixでは日本のみならず韓国でのランキングでもTOP10入りするなど、国境を超えた話題作となっている。

◆二階堂ふみ、反響の中で1番嬉しかった言葉

― 撮影も終盤に入ってきていますが、ここまでを振り返ってみていかがですか?

二階堂:これ以上ないくらい素晴らしいスタッフの方々の中でお芝居をさせていただいています。本当に良い現場に参加させていただけたな、経験させていただけたなと心から実感しています。

― 国内外問わず話題になっていますが、二階堂さんにはどのような反響が届いていますか?

二階堂:色々な方からメッセージをいただいたり、毎週放送を楽しみにしてくださっている方々からすごく面白いというお声をいただきました。また同じ業界でドラマ制作をしている方からも「丁寧に作っている作品だと伝わる」というお声や激励のメッセージをいただくことが多いのですごく嬉しいです。

― 届いた反響の中で1番嬉しかったメッセージを教えてください。

二階堂:やっぱり「作り手の想いが乗っている作品だね」と言っていただけたのはすごく嬉しかったです。

◆二階堂ふみ、侑里は「今の自分にとって必要な役だった」

― ここまで演じてみて、ご自身では侑里をどのようなキャラクターだと感じられていますか?

二階堂:小さな成長をし続けているキャラクターだなと台本をいただくごとに思っていました。そういう小さな成長は物語の中で劇的な変化ではないんですが、でもそれぞれのペースで進んでいけばいいんだなと思える、そんな等身大の姿がすごく身近に感じられるキャラクターだなと台本を読みながら感じていました。私自身もそういう侑里の成長に救われたり勇気をもらったりすることがたくさんあったので、侑里はすごく今の自分にとって必要な役だったんだなと感じています。多分観ている方々の中にもトラウマや傷ついた過去がそれぞれあって、それを抱えながらも、人との出会いや優しさで少しずつ少しずつ侑里の変化をつけられたらなと思っていました。

でもやっぱり撮影をしていると、自分の中で「これは正解なのかな」とか「こういう演じ方でいいのかな」と思う瞬間もあったりして。そこで改めて「やっぱり1人で作っているんじゃないんだな」と実感していました。例えば侑里の家のインテリアってすごく素敵なんですけど、最初に入った時に「この人の世界ってここなんだな」「1人で生きていこうとしているんだな」と同時に感じさせるような切なさもあって、そこを美術さんが考えて作ってくださっています。また(立川)志らくさん演じる誠さんとの病室のシーンでも、すごく寄らないとわからないんですが、誠さんが事故に遭う前にやっていたお店が雑誌に小さく載った紹介文まで丁寧に細かく作られていて。だから自分が考えてやっていくというよりかは、現場でスタッフの方々が侑里を一緒に作っていってくださっている感じでした。なので自分が迷った時でも、現場に行くと自然と外から侑里というキャラクターの形ができていくような感覚でした。

― 心の声が聞こえるという特殊な役どころですが、演じていて特に難しかったシーンはありますか?

二階堂:ファンタジックなキャラクターではあったので、最初の頃は日常の中にあるファンタジー要素をどうリアルにするか、観ていて違和感がないように動作などで馴染ませるかというのがちょっと難しいかもしれないなと思っていました。でもそういったことも現場で監督と相談しながらやっていく中で自然と共通認識が生まれてきて。「こういう時は多分心の声聞こえるよね」「こういうふうにしていれば、なんとなく心の声は遮断している状態なんじゃないかな」みたいなことが見えてきました。

◆二階堂ふみ、クランクイン前に観たチェ・ジョンヒョプの出演作は?

― ジョンヒョプさんとの共演が決まって、クランクイン前に出演作をチェックするなど事前に準備されたことはありますか?

二階堂:「無人島のディーバ」(Netflix)を観させていただきました。

― テオは侑里にとって年下男子ですが、実際は二階堂さんよりジョンヒョプさんが年上ですよね。普段はお兄さんのような感じとテオくんのような感じ、どちらが近いですか?

二階堂:1歳しか変わらないので、そこはあまり意識したことがないです(笑)。通訳の方に入っていただいてお互い母国語でお話させていただいているんですけど、シーンの話やお芝居の話をさせていただいて。良い緊張感を持って俳優部として一緒に作品を作っているような感じです。

★Vol.2へ続く!

(modelpress編集部)

◆二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)プロフィール

1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、役所広司初監督作品「ガマの油」に抜擢されスクリーンデビュー。主な出演作は映画「私の男」(14)「リバーズ・エッジ」(18)「翔んで埼玉」シリーズ(19・23)「月」(23)、連続テレビ小説「エール」(NHK/20)ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系/21)「VIVANT」(TBS系/23)など。

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《モデルプレス》

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