東出昌大、山小屋生活で考え続けていたこととは<WILL> | NewsCafe

東出昌大、山小屋生活で考え続けていたこととは<WILL>

芸能 モデルプレス/ent/movie
映画『WILL』初日舞台挨拶に登壇した東出昌大(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/02/16】俳優の東出昌大が16日、都内で開催された映画『WILL』初日舞台挨拶に2人組バンド・MOROHA(アフロ/UK)、エリザベス宮地監督とともに登壇。山小屋生活で考え続けていたことを明かした。

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◆東出昌大、山で考え続けていたこととは

映像作家・宮地が監督を務め、音楽をMOROHAが担当した本作は、狩猟する東出を追いかけた、容赦ないリアルな1年間の記録。本作を自身は観たいとは思っておらず、観てほしいとも言えないという東出は「テーブルの上に載ったスライス上の肉になったときに、ぱっとそこだけを見た人は『これは肉です。獣ではありません』と。ただ僕はその狩猟の工程を全部やっていると、どこからが肉って呼んでよくて、どこからが獣で、いつ命が無くなって、命っていうものはどういうものなんだろう?っていうのを、ずっと僕は1人で山で考え続けていたところで、エリザベスさんが、『命って何だろう?』って言って一緒に問いかけをしてくれて、『2人で考えましょう』って言ったのが、このスタートだと思うんです」と企画の成り立ちを解説。

そして「一緒に山に入りまくった、歩きまくった結果、人間社会ってちょっと複雑なので。僕が考えていること意外に僕を取り巻くこととか、状況とか人間関係とか、いろいろなものがまた混ざりに混ざったときに、何かまた混沌とするから、それがこの映画の魅力でもあるんですけど…観終わった後に命って何だろう?ってもし考えるきっかけになるような映画だったらいいのかなと思ったりして。でも本当にいろんな要素の詰まっている映画だから、ここだけがおすすめですとは、僕は言えないっていう感じです」と考えを明かしていた。

なお、もともと映画では、東出とMOROHAを半分ずつ扱う構成だったというが、東出の狩猟生活でいろいろな出来事があったため、MOROHAのパートが短くなってしまったとのこと。アフロは「俺たちの出番がものすごい減ってる。びっくりしたよな?」「全然俺出てこないなと思って」とぼやきながら「でもね、作品が良かったから。本当に。宮地さん流石だなと思ったけど、俺たちに一切気を遣わずにさ、面白くなる方向に躊躇わずに舵を切ったっていう証拠じゃない。それ。すごい才能なんだろうなと思って。俺だったらバランスとっちゃうもん。人がいいから(笑)。MOROHAに言っちゃったしなあ、半々だって言ったしなあと思って。躊躇なかったでしょ?」と編集に納得している様子だった。

◆東出昌大、自身で観たくない映画を公開許可した理由

その後、自身は観たくないという本作の劇場公開をなぜ許可したのか問われた東出は「ドキュメンタリー映画っていうものが好きで、また映画が好きなんです。これはエリザベス宮地さんから見た東出像だけど、東出の『その後』を追っているわけじゃない。『それまで』も追えているわけじゃないから、本当に瞬間なんですよ。だから『ああ、エリザベスさんはこういうところを切り取られるんだ。こういう風に思われるのか』って、エリザベスさんから僕に対する愛っていうのも感じるんだけど、映像で人を説明するとか物語を作るっていうのは、ドキュメンタリーでは非常に難しいことだと思うんです」と持論を展開。

また「要するにリスクが多いの。俳優業にとっても実生活においても。でも、そういう煩わしさも何もかもを含めて、人間ていうのは複雑だったり、真実っていうのは1つじゃないんだなとか、善と悪だけじゃないんだなって考えるきっかけを、僕に今までくれたのが、ドキュメンタリー映画っていう文化だったの」と言葉に。

そして「この文化に1つ貢献できる作品になるっていうんだったら、それは自分のためには直接的にはならないかもしれないけど、そういうドキュメンタリー映画があってもいいなって思うので、お任せしました」と明かしていた。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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