清原果耶「第31回読売演劇大賞」杉村春子賞に輝く受賞作・受賞者発表

【モデルプレス＝2024/02/02】2023年の演劇界の成果を顕彰する「第31回読売演劇大賞」（主催・読売新聞社、後援・日本テレビ放送網）の受賞作・受賞者が発表された。

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◆清原果耶「第31回読売演劇大賞」杉村春子賞受賞

最優秀作品賞は「人魂（ひとだま）を届けに」（イキウメ）。最優秀男優賞は「エンジェルス・イン・アメリカ」（新国立劇場）、「闇に咲く花」（こまつ座）に出演した山西惇、最優秀女優賞は「我ら宇宙の塵」（EPOCH MAN）、「無駄な抵抗」（世田谷パブリックシアター）に出演した池谷のぶえが受賞。

そして新人賞にあたる杉村春子賞は「ジャンヌ・ダルク」（キョードー東京）で舞台初出演にして初主演を務めた清原果耶が受賞した。

◆「読売演劇大賞」

「読売演劇大賞」は、演劇文化の振興のために1992年に創設。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定。このほか杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞を設けている。

大賞は、最優秀作品賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞、最優秀演出家賞、最優秀スタッフ賞、杉村春子賞の受賞者・作品の中から選定しており、贈賞式中に発表。贈賞式は2月27日午後5時半より、東京・内幸町の帝国ホテルにて開催される。（modelpress編集部）

◆「第31回読売演劇大賞」受賞作・受賞者

最優秀作品賞：「人魂を届けに」（イキウメ）
最優秀男優賞：山西惇「エンジェルス・イン・アメリカ」（新国立劇場）、「闇に咲く花」（こまつ座）
最優秀女優賞：池谷のぶえ「我ら宇宙の塵」（EPOCH MAN）、「無駄な抵抗」（世田谷パブリックシアター）
最優秀演出家賞：藤田俊太郎「ラビット・ホール」（パルコ）、「ラグタイム」（東宝）
最優秀スタッフ賞：松井るみ「ドリームガールズ」（梅田芸術劇場）、「ラビット・ホール」（パルコ）、「ラグタイム」（東宝）
杉村春子賞：清原果耶「ジャンヌ・ダルク」（キョードー東京）
芸術栄誉賞：松本白鸚ミュージカル「ラ・マンチャの男」（東宝）に半世紀以上主演し、歌舞伎にとどまらず、長年演劇界に貢献
選考委員特別賞：中村芝「極付印度伝マハーバーラタ戦記」（松竹）、「新作歌舞伎ファイナルファンタジー」（TBS）

＜優秀作品賞＞

「兎、波を走る」（NODA・MAP）
「ラグタイム」（東宝）
「ラビット・ホール」（パルコ）
「我ら宇宙の塵」（EPOCH MAN）

＜優秀男優賞＞

柿澤勇人「ジキル＆ハイド」（東宝／ホリプロ）、「スクールオブロック」（ホリプロ）
狩野和馬「闇の将軍四部作」（JACROW）
高橋克実「海をゆく者」（パルコ）

＜優秀女優賞＞

清原果耶「ジャンヌ・ダルク」（キョードー東京）
咲妃みゆ「少女都市からの呼び声」（Bunkamura）
三浦透子「ロスメルスホルム」（TBS／サンライズプロモーション東京）
宮澤エマ「ラビット・ホール」（パルコ）

＜優秀演出家賞＞

生田みゆき「占領の囚人たち」（名取事務所）、「海戦2023」（理性的な変人たち）、「屠殺人ブッチャー」（名取事務所）
小笠原響「善人たち」（劇団民芸）、「慈善家－フィランスロピスト」（名取事務所）
小沢道成「我ら宇宙の塵」（EPOCH MAN）
前川知大「人魂を届けに」（イキウメ）、「無駄な抵抗」（世田谷パブリックシアター）

＜優秀スタッフ賞＞

小澤時史「星の数ほど夜を数えて」（TipTap）の作曲、演奏
高橋巖・けんのき敦「ラビット・ホール」（パルコ）、「夜叉ヶ池」（同）の音響
土岐研一「人魂を届けに」（イキウメ）、「無駄な抵抗（世田谷パブリックシアター）の美術
山本貴愛「ハートランド」（ゆうめい）、「綿子はもつれる」（た組）の美術

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