小芝風花、5年ぶり復活「大奥」主演のプレッシャー・過去作への思い 役作りでは“所作”も意識<「大奥」インタビュー> | NewsCafe

小芝風花、5年ぶり復活「大奥」主演のプレッシャー・過去作への思い 役作りでは“所作”も意識<「大奥」インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
小芝風花(C)フジテレビ
【モデルプレス=2023/12/28】2024年1月18日(木)スタートのフジテレビ系木曜劇場『大奥』(毎週木曜よる10時~)で主演を務める女優の小芝風花。小芝に、出演が決定した際の心境や役作りで大切にしていることを聞いた。<インタビュー前編>

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◆小芝風花主演「大奥」

本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきた『大奥』が、より一層進化を遂げ、儚いラブストーリーとして帰ってくる。

小芝は、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘であり皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)を演じる。

◆小芝風花「大奥」出演が決まった際の心境語る

― 本作への出演が決定した際の心境を教えてください。

小芝:世界観に入れるということよりも、『大奥』に携われることがまず率直に嬉しいです。ですが、台本を全部読ませていただいて、もちろん妬みや足の引っ張り合いもありますが、1人1人の思いや葛藤が丁寧に描かれているんです。愛というテーマが本当に伝わってくる物語なので、だからより切ないというか、人物像がはっきりしているからこそ染まるしかなかった多くの人たちの心情が細かく描かれていて、また新しい『大奥』をお届けできるのではないかなと思います。

― 従来の『大奥』よりも、人間ドラマの要素がより濃くなっているのでしょうか?

小芝:そうですね。もちろん従来のドロドロとした感じはありますが、すごく胸が苦しくなるような作品です。物語が進むにつれて、色んな人物像が深堀りされていくので、それぞれの役に愛情が持てるというか、「『大奥』で生きていくためにはこうなるしかなかったんだ」という背景も丁寧に描かれていて面白いです。

― 『大奥』シリーズはこれまで数々の方々が演じられてきましたが、過去作品は意識していますか?

小芝:プレッシャーはすごく感じています。ですが、今までとは別のスタッフさんや共演者の皆さんが集まって新しいものを作るので、変に意識してしまって引っ張られたらもったいないなって。全く意識しないことは無理かもしれませんが、あまり意識しすぎず、このメンバーだからこそできる新しい『大奥』を作れたらいいなと思っています。

◆小芝風花、役作りで大切にしていることとは?

― 小芝さん演じる“五十宮倫子”は、どのような役柄なのでしょうか。

小芝:倫子は本当に強い人です。『大奥』には足の引っ張り合いもある中、「自分はそこに染まらない」という意思をすごく強く持っていて。色んな嫌がらせをされても、「みんなが『大奥』で生きやすくするにはどうしたらいいのだろう」と考えられる女性なので、その真っ直ぐさが『大奥』にいる人たちにとっては余計に腹立たしくて、ターゲットの対象になってしまうのですが、それでもぶれないからこそ家治から真っ直ぐ愛される人なんだろうなと思います。そこは一見弱点に見えるのですが、もまれてもぶれない芯の強さがある人という印象を持ちました。

― 今回倫子を演じる上で、所作で意識したことはありますか?

小芝:最初に打ち合わせした時は、現代の人にもわかりやすいようにしたいのと、倫子は天真爛漫でお転婆な幼少期を過ごしているという設定になっているので、所作もちょっと自由な感じにしたいと話しました。それがどこまでの範囲なのかをこれから擦り合わせしていきたいなと思っています。

― 今後、倫子と家治の恋愛模様も描かれていくと思いますが、どのように演じていくかイメージはしていますか?

小芝:まだ台本を読んでいる段階で、お芝居を合わせてみないとわからないところはありますが、家治に心が向いていないところから、どの言葉や行動で心が動いたかという倫子の心情の移り変わりは慎重に丁寧に演じていきたいと思っています。

◆小芝風花、京都ロケで楽しみにしていること明かす

― 今回、京都でのオールロケということで、何か楽しみにしていることはありますか?

小芝:今回3か月ぐらい京都に行かせていただくので、御朱印帳を買いました。お休みの日に神社に行ってみたいなと思って。いっぱい回れたらいいです!

― 3ヶ月間撮影されるのですね。逆に、長期間の地方ロケで不安なところはありますか?

小芝:ホテルの枕が合えばいいなと思います(笑)。こだわりは全然ないのですが、高すぎる枕が合わなくて。たまにすごくしっかりしている枕もあるので、そうじゃなかったらいいな(笑)。

インタビュー後編では、共演者とのエピソードなどについて語ってもらっている。(modelpress編集部)

◆小芝風花(こしば・ふうか)プロフィール

1997年4月16日生まれ、大阪府出身。2011年、「ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞し、2012年ドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビュー。2016年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインの娘役、白岡千代を演じた。

2023年は、NHK・BS4Kドラマ『天使の耳~交通警察の夜』(前・後編)、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(4月-6月)、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『転職の魔王様』(7月-9月)、TBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』(10月-12月)、NHK・BS4Kドラマ『あきない世傳 金と銀』(12月-2024年1月)、そして今回のフジテレビ系木曜劇場『大奥』(2024年1月-)と、話題作に連続で出演している。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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