M-1王者「令和ロマン」松井、賞金1000万円を全額相方に譲る 高比良は裏で“マイナス100万”の惨敗していた | NewsCafe

M-1王者「令和ロマン」松井、賞金1000万円を全額相方に譲る 高比良は裏で“マイナス100万”の惨敗していた

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「M-1グランプリ2023」第19代チャンピオン・令和ロマン/高比良くるま、松井ケムリ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/12/25】お笑いコンビ・令和ロマン(高比良くるま ※「高」は正式には「はしごだか」/松井ケムリ)が24日に開催された「M-1グランプリ2023」で第19代チャンピオンとなり、優勝者記者会見に出席。賞金1000万円の使い道を明かした。

【写真】「M-1グランプリ2023」第19代王者・令和ロマンとは?

◆「M-1」19代目王者は「令和ロマン」

M-1グランプリは、プロ・アマを問わずに結成15年以内(2008年1月1日以降)の漫才師が出場する漫才の頂上決戦で、今回は再エントリーを含めて史上最多となる8540組の漫才師が参加。決勝には真空ジェシカ、令和ロマン、ダンビラムーチョ、くらげ、モグライダー、ヤーレンズ、マユリカ、さや香、カベポスター、そして敗者復活戦から勝ち上がったシシガシラが進出し、最終決戦にはさや香、ヤーレンズ、令和ロマンの3組が駒を進めた。なお、トップバッターでの優勝は中川家(2001年)以来となり、ツーマンライブも行うなど「仲良し」だというヤーレンズとは、4対3で票を分け合う熱戦となった。

心境を問われた高比良は「嬉しいです。非常に嬉しいです」とシンプルにコメントし、松井は「スポーツ選手じゃん(笑)」とツッコミ。改めて高比良は「最後、3対3でどっちになるのか分からなかったので、これはね、いい勝負だなと思いましたね」と振り返り「松本さんが『お〜!』みたいに言っていたので、俺らかなとは思ったんですよ。なんか。松本さんが自分で俺らにしたかみたいな、俺で決まるかみたいな」と興奮気味にコメント。また「ほっとしましたね。僕らトップバッターで残っちゃったので、順番とかがあんまり上手くいかなくて」「普段めっちゃウケるんですけど、なんか今日たまたま順番が悪くて、なんか『わっ!』ていかなくて。僕らが生き残っちゃったので、逆にその責任は果たさなきゃなっていうのは思っていたので。まあまあ良かったですね。ウケたので」と、他のコンビを気遣っていた。

シードでの出場について、高比良は「あっという間というか。10月から。本当に。でも今年は例年より、24日で遅かったので、けっこうそのストレスが溜まりましたね。だって『キングオブコント』が終わったコント師がみんな飲みに行ってて」と回想。自身は体調のために自粛していたそうで「打ち上げに行きたいです」と続けた。

◆令和ロマン、賞金1000万円の使い道は?

また、事前インタビューで賞金は全て高比良に渡すと発言していたことについて、今もその気持ちは変わらないのか問われた松井は「ラジオで1回そういう話になって、相方が『1000万全部くれたらめっちゃ頑張る』と。『くれないと頑張らない』と。僕はその場で1000万あげるって約束したんですよ」と回想。「正直それって優勝できると思っていないから言っている部分もちょっとある。可能性としてはね。1000万は、どうせそうならないだろうなと思って僕は『1000万全部あげる』って言ったんですよ。その賭けに負けた僕が悪いので、1000万全部あげます」と明言した。

これに高比良は「よっしゃー!逆転しました!すげえ!」と驚き、松井は「ネタ選びも、M-1の戦略とかも、全部くるまがやってくれているので、正直今回の優勝もくるまが居なきゃ絶対にできない」とコメント。「僕は本当にくるまに感謝しているので。正直500万なんて、チャンピオンになったら、ここから先はもっともっと素晴らしい肩書ですから。500万よりも素晴らしい肩書なので、僕はその500万をくるまにあげることは全然なんとも思わないですし。でもその代わり、素晴らしい使い方をしてほしいですよね」と語った。

1000万の使い道を聞かれた高比良は「どうする?さっきね、僕は有馬記念でソールオリエンスの単勝を100万買って負けてるんですよ。去年(ロングコートダディの)堂前さんが、ぶち込んで。緊張をなくすためにやったから、今年真似しようと思って、ソールオリエンスにぶち込んだんですよ。100万。本当に、散りましてね」と競馬では惨敗していたことを報告。「体からどんどん温度が消えていきまして。そのおかげで優勝できたと言っても過言じゃないですよ。だから無事この賞金900万を持って帰りたいと思います」と続ける高比良に、松井は「100万減っちゃってるんだよ」とツッコんで会場を沸かせていた。(modelpress編集部)

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