3時のヒロイン福田麻貴&FANTASTICS八木勇征、婚活で相手に求める条件は?息ぴったりすぎて監督から思わぬ指摘も<「婚活1000本ノック」インタビュー後編> | NewsCafe

3時のヒロイン福田麻貴&FANTASTICS八木勇征、婚活で相手に求める条件は?息ぴったりすぎて監督から思わぬ指摘も<「婚活1000本ノック」インタビュー後編>

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インタビューに応じた福田麻貴、八木勇征(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/12/13】2024年1月クールのフジテレビ系水10ドラマ「婚活1000本ノック」(毎週水曜よる10時~/1月17日スタート、初回15分拡大)に出演する3時のヒロイン・福田麻貴(ふくだ・まき/35)とFANTASTICS・八木勇征(やぎ・ゆうせい/26)。現場の雰囲気の良さが伝わるエピソードや役作り、婚活相手に求める条件など、2人の素に迫った。<後編>

【写真】八木勇征、舞台上で思わず涙

◆福田麻貴、膨大なセリフこなす

― ここからは作品についてお伺いしていきたいと思います。福田さんは心の声が流れるシーンで、表ではその心情を表情だけで表現する難しさがありますよね。

福田:そうですね。まだ撮影が始まっていないのでどうなっているのか分からないですけど、 読み合わせの時点では「モノローグもオンの(その場で声に出す)セリフも両方覚えて来てください」ということだったので、めちゃくちゃ難しいなと思いました。モノローグを喋りながら、オンのところはオンで切り替えてみたいな感じだったので、その読み合わせの段階が1番難しかったかもしれないです。やってみたら意外とできたのですが(笑)、ずっと1人喋りしながらという感じだったので、撮影に入ったらどんな感じなのかまだ想像がついていないです。

― 八木さんは「自分なりにこうしていきたい」など、幽霊を表現する上での心構えはありますか?

八木:「成仏したい」というのが山田の1番の目的なんですが、もう死んでいるからこそ綾子さんと接している時は自分が思ったこと、心の内の部分に対してすごく貪欲にいようかなと思っています。最初は自分主導で考えている山田が、綾子さんが一つのゴールに向かって頑張っている姿を見て、死んだことに対して未練はないけど、そこに対して何か思い始めるのかなと。山田の性格を見ていると、そういう風になっていくんだろうなと思うので、そういった変化も楽しみたいです。

また綾子さんの家以外の外にいるシーンでは、幽霊の山田はどこにいるんだろうと考えています。他の人から見えていないので、誰かのすごく近くにいるかもしれないし、本当に隅でちょこんと見ているかもしれない。「あ、ここにいるんだ」とちょっと楽しめるポイントにもなるのかなと。ロケ地に行ってみないとわからないですが、田中(亮)監督とは色々コミュニケーションを取りながら、僕からも「山田、こういうところにいると思うんですよね」と色々相談してアイデアをどんどん出していきたいなと考えています。

◆福田麻貴&八木勇征、読み合わせから息ぴったり

― 第1話の脚本を読ませていただきましたが、今後お二人の掛け合いがさらに楽しくなっていく展開になるのではないかと感じる内容でした。その掛け合いシーンでのプランやお二人で話し合ったことなどはありますか?

福田:まだ話し合ったりはしていないんですが、読み合わせの時に監督が「まだそこまで仲良くない前半の段階から掛け合いがバッチリすぎるので、もうちょっと心の距離を離してください」と言われました(笑)。なので意外と掛け合いは上手くいっているのかなと思っています。最初の方はまだ山田に心を許していないのに、翻弄されて結局良い掛け合いになってしまう綾子、というのも一つの見どころなのかなと思います。

八木:本読みをして実際に動きがつくと、掛け合いのシーンもより「こんな感じに見えているんだろうな」とイメージすることができました。自分は綾子さんに対して本気で好きだったという気持ちもあるけど、それが「成仏したい」という目的に変わっちゃっている。そこに嘘はつかずに山田が正直な言葉をポンポン言って、綾子さんはそれに食らいながらもかわしてかわして…というテンポ感もものすごく良くて、やっていてすごく楽しかったです。これが本番の撮影場所になったらまた新しいアイデアが浮かぶと思うのでそれも楽しみですし、観てくださる方々にとってこのドラマの1番の見どころが2人の掛け合いになっていたら嬉しいです。

◆福田麻貴&八木勇征、婚活相手に求める条件は?

― 婚活がテーマになっていますが、お二人の婚活や結婚に対するイメージを教えてください。

福田:婚活という言葉は自分の年齢的にもだいぶ身近になっています。昔、婚活という言葉が出た時は流行りのワードという感じだったと思いますが、今や皆知っているものですし、マッチングアプリなども使っている方がすごく増えていると感じるので、自分にとっては身近なキーワードでした。

― マッチングアプリにはどのような印象をお持ちですか?

福田:番組で使ったことがあるんですけど、とても楽しかったです。mixiの恋愛版のようなイメージで趣味のコミュニティーとかがあるんです。そこで同じ趣味の人を探したり、アプリとしてシンプルに面白かった印象があります。プライベートでもやってみたいですけど、できないですよね。「福田おるやん!」ってなっちゃうので(笑)。でも相方は普通にやっていて、何人か会ったりしているみたいです。

― 八木さんはいかがですか?

八木:僕にとって婚活はあまり身近ではないのですが、地元や高校の友達にとってはきっと身近にあることなんだろうなと思います。マッチングアプリで出会う相手は、自分が知らなかったところから現れる人じゃないですか。そういったドキドキ感は良いですよね。自分にとっても良い刺激になりそうです。僕はできないんですけど…(笑)。今まさに婚活をしている人はきっと辛いことも楽しいこともあると思うので、僕もいつかそういうときが来るのかなと思っています。

― お二人が婚活をした場合、相手に求める条件はありますか?

福田:私はお酒飲める人じゃないと難しいなと思うことが多いです。一発目のデートとか、何したらいいか分からないじゃないですか(笑)。色々ありますけど、今この年齢になって、そこはもしかしたらマストなのかなと思っています。

八木:僕は料理を作ってくれる人。それだけです。僕も全くしないというわけではないんですけど、やっぱり誰かに作ってもらえるのってすごく嬉しいと思います。だから手料理を振る舞ってくれる人だったら個人的に1番嬉しいです。

◆「婚活1000本ノック」は「週に一度の最高の楽しみになる作品」

― 最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

福田:私は原作を読んですごく面白い作品だなと感じました。女性は共感できるし、逆に男性は「あ、女性ってこんなふうに思っているんだ」という発見もあると思います。生々しい面白さ、リアリティのある面白さ、ポップなコメディとしての面白さ、そしてちょっと痛々しい心に刺さる部分もあるので、色々な感情になって観ていただけたらと思います。

八木:山田はメッセージ性のあるセリフも多いので、そこをしっかり視聴者の方にも伝えたいです。なのでそういう部分は綾子さんにも伝えているけど、観ている人たちにも言っているような感覚で臨もうと思っています。笑えて、泣けて、めちゃくちゃ共感できて、本当に水曜22時が週に一度の最高の楽しみになるような作品だと思うので、皆さんに楽しんでいただける時間・作品になるように、僕も一生懸命頑張ります。ぜひたくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。

― 放送を楽しみにしています!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆「婚活1000本ノック」あらすじ

南綾子(みなみ・あやこ)は、数年彼氏もいない33歳独身。小説家だが小説の仕事1割、アルバイト9割の生活をしている。ある日、自分を遊び捨てた山田クソ男(お)が幽霊となって突如出現。彼は死ぬ前に果たせなかったとある“約束”を果たさなければ成仏できないということを綾子に打ち明ける。

そんな矢先、同期の売れっ子作家から「いい年して、真剣に南さんのこと好きだって言ってくれる人がいない時点で、実際の見た目に関係なく、ブス確定ですから!」とバッサリ言われてしまう…。それをきっかけに、綾子は「誰かと一緒にいたい!誰かに愛されたいし、愛したい!」と思いはじめ、結婚に向けて歩み出すことを決意。気付くと傍らに居て、芯を喰ったアドバイスを入れてくる幽霊の山田クソ男(お)とともにあっちこっちへ行ったり来たりの婚活を始めることに―。

◆福田麻貴(ふくだ・まき)プロフィール

1988年10月10日生まれ、大阪府出身。「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」のチャンピオンに輝いたお笑いトリオ・3時のヒロインのリーダー。芸人としてバラエティー出演や司会進行を担うほか、自らのライブやイベントの構成、アイドルのライブ演出や脚本の提供も行っている。女優としては「いいね!光源氏くん」第五絵巻(NHK総合/2020)でドラマデビューを果たし、「危険なビーナス」(TBS系/2020)で連ドラ初レギュラー出演。2023年は「月読くんの禁断お夜食」(テレビ朝日系)「ラストマン-全盲の捜査官-」(TBS系)にゲスト出演した。

◆八木勇征(やぎ・ゆうせい)プロフィール

1997年5月6日生まれ、東京都出身。2017年「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」で約3万人の応募者の中から勝ち上がり、ボーカルとしてFANTASTICSに加入。個人では俳優としても活躍し、主な出演作にドラマ&映画「美しい彼」シリーズ(MBS)、ドラマ「ホスト相続しちゃいました」(カンテレ・フジテレビ系/2023)「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系/2023)「ハイエナ」(テレビ東京系/2023)など。

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