八村倫太郎、“お芝居でのファーストキス”で率直な思い語る 岐洲匠が明かす裏話「耐えきれずにニヤけてしまいました」<「佐原先生と土岐くん」インタビュー後編> | NewsCafe

八村倫太郎、“お芝居でのファーストキス”で率直な思い語る 岐洲匠が明かす裏話「耐えきれずにニヤけてしまいました」<「佐原先生と土岐くん」インタビュー後編>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた岐洲匠、八村倫太郎(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/12/07】MBSドラマシャワー「佐原先生と土岐くん」(毎週木曜25時29分~/全8話)でW主演を務める俳優の岐洲匠(きず・たくみ/26)とダンスボーカルグループ・WATWING(ワトウィン)の八村倫太郎(はちむら・りんたろう/24)。モデルプレスのインタビューでは、個性的な共演者とのエピソード、キスシーン秘話などに迫った。<後編>

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◆岐洲匠&八村倫太郎W主演「佐原先生と土岐くん」

喧嘩っぱやいヤンキーの土岐奏(八村)は見かけによらずピュア男子。ロクに授業にも出ず喧嘩と説教を繰り返していたある日、唯一自分と向き合ってくれた担任で爽やかイケメン体育教師の佐原一狼先生(岐洲)に恋してしまう。ヤンキーな土岐くんが学校に通う理由は、佐原に会いたい。ただそれだけ。佐原を知りたい、気を引きたい…ピュアすぎる土岐くんと佐原先生の不器用で一途な恋が始まる。

2人のほかにも、5人組ダンスボーカルグループ・M!LKの曽野舜太(利瀬竜尚)、俳優の松本大輝(藤堂慎治)、百瀬拓実(藤堂拓也)、堀海登(猫戸湊)が出演している。

◆岐洲匠&八村倫太郎、お互いの第一印象

― お互いの第一印象と現在の印象を教えてください。

岐洲:キャスト表を見たときの倫太郎がWATWINGの写真で、すごくイケイケで棘がありそうで正直怖かったです。Instagramを見てもすごくオシャレで尖っているように見えていたのですが、実際に会ってみたら「超緊張しています!よろしくお願いします!」と言われて、「あ、大丈夫だ」とホッとして楽しみになりました。

八村:嬉しいです。良いギャップでしたね。僕は最初から安心感がありました。一緒にお芝居を重ねていくうちにお芝居に正面から向き合われていて、しっかり考えていることが分かって、何よりも作品を作る熱量がすごかったので追いつきたいと思いましたし、追い越して匠くんの熱量もさらに上げてやるぞという気持ちでいることができました。

◆岐洲匠&八村倫太郎の意外な一面

― お互いの意外な一面はありましたか?

岐洲:倫太郎は実はとても頭が良くて、中学3年間オール5だったんです。

八村:自分の自慢のようにこれを今日5回言っています(笑)。

岐洲:人狼をするときに人格が変わったように頭の良い喋り方をするんです。圧がすごくて。僕が占い師だったときには、倫太郎が狼だったのにも関わらず対抗して占い師として振っていて、少し怖かったです。

八村:WATWINGのメンバーや前の作品「君の花になる」(TBS系/2022)の現場でも人狼をよくやっていて、みんな強かったので揉まれました。今回の現場も誰が強いのか探りながらガチモードでゲームをしていました。匠くんはしっかり者に見えて、少しダメなところがあるのが愛おしかったです。僕と同じくらい部屋が汚かった。

岐洲:スピード重視だからね。

八村:お喋り好きなところや、少しだらけてしまうところなど似ているところも多いです。

岐洲:倫太郎のファンの方に「眉毛が濃いところとか顔も似ている」とよく言われます。

八村:一緒に過ごしていけば過ごしていくほど「似ているかも」と思うところは増えていきました。考え方などは一緒になっていったのかもしれないです。

◆岐洲匠、八村倫太郎を愛おしいと思った瞬間

― 佐原先生と土岐、お互いどんなところに惹かれ合っていると思いますか?

岐洲:気持ちを抑えてしまう佐原に対して、気持ちをオープンにする土岐。予想外のところから心に入ってきて、初めて心を許せるイレギュラーな存在というところだと思います。演じていても真っ直ぐな眼差しで言葉を言われたときに自然とニヤけてしまうんです。愛おしいと思った瞬間がいくつかありました。

八村:土岐が感じていた孤独、誰も構ってくれない現状で冷め切った心に唯一熱をくれたのが佐原先生でした。心の扉を開けてくれて、心の拠り所になってくれて常に気にかけてくれる佐原先生がきっと土岐にとってはすごく大切なんだと思います。「人に愛情をぶつけて良いんだ」と正直になれたのは佐原先生がいたからで、そんな存在がいるのはすごく素敵です。ヒューマンドラマでもあると思っています。

岐洲:恋愛関係にはいろいろな形があると思いますが、2人の関係は恋とは違って愛が詰まっています。例えばキュンとする瞬間はかっこいいセリフや、キラキラしているシーンが多いと思いますが、“さはとき”は少し重めのシーンにキュンが詰まっていて素敵だと思います。

◆岐洲匠&八村倫太郎、好きな人へのアピール法が真反対

― 土岐は好きになったら一途に不器用にアピールしていきますが、お二人が好きな人にアピールするとしたらどのようにアピールしますか?

八村:頑張ってアピールします。好きとは言えませんが、絶対に好きだと伝わるアピールをします。

岐洲:相手が全く自分のことを思っていなかったら心の中で好きだと思っているだけです。もしかしたら態度に出ているかもしれませんが、自分の中で思っているだけで良いかなと。相手にも同じ気持ちがあったら積極的に行きます。

八村:すごいな。大人ですね。僕は抑えられなくなります。

岐洲:それが良いところだから。抑えられることに慣れてしまうことが良くないから。僕は土岐を見習いたいです。

◆岐洲匠&八村倫太郎、キスシーン撮影の裏話

― キスシーンの撮影秘話を教えてください。

八村:お芝居でのファーストキスだったんです。バレましたね(笑)。撮影のときには信頼関係ができていました。

岐洲:だから構えることもなく、歯磨きを入念にすることもなかったです。

八村:めちゃめちゃ食べていました。

岐洲:本当に準備することも無くいつも通りの僕たちでした。他のシーンと変わらなかったです。キスをする前にすごく良い表情をしていたので、僕は耐えきれずにニヤけてしまいました。

八村:やっぱり照れましたね。

岐洲:照れたね。

◆岐洲匠&八村倫太郎、個性的な共演者とのエピソード

― 曽野さん、松本さん、百瀬さん、堀さんとのエピソードはありますか?

岐洲:兄弟役の大輝とももたく(百瀬)は変です(笑)。ももたくは掃除がとても苦手で、ゴミが重ならずに綺麗に散らばっているんです。反対に大輝はとても綺麗好きで、みんなでお風呂に入っていたときに大輝だけ全然出てこなくて、やっと出てきたと思ったら最初に体を洗っていたのに、お風呂入った後に最初よりもさらに丁寧に洗っていたんです。あの2人は面白くておかしいんです(笑)。

八村:大輝は実際にももたくのリアル兄貴だったよね。

岐洲:ももたくに掃除の仕方を教えてあげていて、ももたくは机の拭き方を覚えていました(笑)。

八村:「俺昨日学んだんだ」と言って拭いていました(笑)。

岐洲:ちゃんとやっていたよね。学んだことはできるんです(笑)。

八村:ももたくの可愛いエピソードもあって…、ももたくの話ばかりですね(笑)。撮影地が長野だったのですが、ももたくは現場が好きすぎて休みなのにずっと長野にいました。自分のクランクアップのときは泣いていないのに、僕らのときに1人だけ大号泣していて、それが可愛かったですし、すごく嬉しかったです。初主演ということもあって、チームの雰囲気が良くなるようにといろいろ考えていたこともありましたが、そのももたくを見た瞬間に肩の荷が下りました。

八村:海登は全てのかっこいいを追究していて、料理も上手です。自分の包丁を買ってきて、僕らが撮影から帰って来たらロッジでカルパッチョやトマトの上にマスカルポーネのチーズが乗ったものなどを用意してくれていて美味しかったです。

岐洲:火が使えない環境だったのですが、見たことない調味料を買ってうまく使うなど、限られた状態でいろいろなことをやってくれました。帰りが遅くなったときに弁当のおかずを湯煎して温め直してくれていたこともありました。

八村:舜太は利瀬を演じているときの声が面白いです(笑)。

岐洲:みんなに真似されていたよね。

八村:匠くんが率先してモノマネしていたら最終的にみんなその声で喋っていました。

岐洲:その声でみんなで人狼ゲームもしました。

八村:とても良い現場でした。すみません、熱く喋ってしまいました(笑)。

― ドラマを楽しみにしています!貴重なお話ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆インタビューこぼれ話

お互いへの思いを熱く語ってくれた2人。動画撮影前には八村が変顔を披露するなど場を盛り上げているところを岐洲が笑って見守る、まさに先生と生徒のようであり、心を許し合っている様子でそんな2人の関係性を見ていると、作品を未視聴ながらも視聴者の心を掴む、そして2人にとっても代表的な作品になっていくだろうと感じた瞬間だった。

◆岐洲匠(きず・たくみ)プロフィール

1997年4月13日生まれ、愛知県出身。2014年「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で明色美顔ボーイ賞を受賞した。「宇宙戦隊キュウレンジャー」(テレビ朝日系/2017~2018)の主演で俳優デビュー。その後もドラマ「チア☆ダン」(TBS系/2018)、映画「七人の秘書 THE MOVIE」(2022)、ミュージカル「るろうに剣心 京都編」(2022)、舞台「巌流島」(2023)など様々なジャンルで活躍している。待機作には、舞台「笑わせんな」(2024年2月8日~)がある。

◆八村倫太郎(はちむら・りんたろう)プロフィール

1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。2019年、大学2年生の時に「Star Boys Audition」に応募し、ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループWATWINGのメンバーに選ばれ、2021年9月にメジャーデビューを果たす。ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」(テレビ大阪・ BSテレ東/2021)で俳優デビューし、ドラマ「君の花になる」(TBS系/2022)で一躍話題に。グループとしては「WATWING Let’s get on the beat Tour」の特別版である初の日本武道館公演を控えている。

◆「佐原先生と土岐くん」第2話あらすじ

佐原一狼(岐洲匠)のおかげで、ようやく学校に通い始め、少しずつ友達も増えてきた土岐奏(八村倫太郎)。しかし、相変わらずテストの結果は芳しくなく、唯一高得点を取れたのは、佐原が担当する保健体育のテストだけだった。そんなとき、清笠高校では体育祭の季節が近づいていた。佐原へのアピールのために「借り物競争」への出場に立候補した土岐。しかし、この「借り物競争」では、“好きな人”というお題を引くと意中の相手に告白しなければならないというルールがあり…?

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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