【モデルプレス=2023/11/25】元AKB48の高橋みなみ・小嶋陽菜・峯岸みなみのユニット・ノースリーブスが25日、東京・Zepp Hanedaにて15周年イベント「ノースリーブス15th Anniversary Live」を開催した。【写真】高橋みなみ&小嶋陽菜&峯岸みなみ、オフショル&ミニ丈衣装でパフォーマンス◆高橋みなみ・小嶋陽菜・峯岸みなみ“ノースリーブス”5年ぶりイベント開催ノースリーブスは、AKB48の旧チームAから選抜され結成された3人組のアイドルユニットで、AKB48の中で、常設としての初の派生ユニットとなる。2008年11月26日(いい風呂の日)に「制服を脱いで秋葉原を飛び出す」をコンセプトとしてデビュー。“ほぼ活動はしていないが解散はしていない”という状態で、15周年を記念して一夜限りの単独ライブイベントとなった。U-NEXTで独占ライブ配信もされた。ノースリーブスとしてのライブ公演は2018年の結成10周年ライブ以来5年ぶり。その間、2021年には峯岸の卒業コンサートでパフォーマンスを披露している。◆ノースリーブス、「ヘビーローテーション」「フライングゲット」などAKB48楽曲も披露今回は約2800人の観客が詰めかけ、全21曲を披露。今回の公演のために準備された4パターンの新衣装でユニットの代表曲 「Answer」「ペティキュアday」「キリギリス人」から「ヘビーローテーション」「フライングゲット」「大声ダイヤモンド」などAKB48の楽曲まで、パワフルにパフォーマンスした。3人がノースリーブスにまつわる様々なクイズに回答する映像「クイズ・ノースリーブス」から始まり、高橋の現役時代と変わらない力強いコールがZeppに鳴り響くと、上のステージから白のナポレオンジャケットにミニスカートの衣装に身を包んだ3人が登場し「Answer」から開幕。ピンク色のペンライトで客席が染まった。「純愛のクレッシェンド」まで歌い上げると、高橋は「めっちゃ緊張した~」とコメントし、「MIXって良いなと思ったし、グッと来てる」と久しぶりに体感したファンの盛り上がりに感動。小嶋も「開いてみたら久しぶりの知ってる顔が結構いてほっとした」とおなじみの客席の様子に安堵していた。小嶋は今回初めて来るというファンもSNSでは見かけたといい、最近ファンになった人には「嫌われたらどうしようって思っちゃう」と心配も。AKB48卒業後はライフスタイルブランド「Her lip to」を運営し、会社の代表取締役CCOを務めている”社長”の小嶋は「跳んでるオタク久しぶりに見たもん。アパレルやって色んなラグジュアリーなものとか沢山見てきて、跳んでるオタクまだいるんだね」と普段の活動とのギャップに驚いたことを語って笑いを誘った。峯岸も始まる前に裏で小嶋が「社長の責任感に比べたら緊張しない。大丈夫」とドヤっていたが、始まった瞬間に立ち位置をミスしていたと暴露。「私が行くはずの場所に小嶋さんがすでにいて緊張してたよ。 あんだけ言ってたのに可愛いなって思って」と笑った。◆小嶋陽菜「LOVE修行」歌い出しでハプニングも11曲目には、AKB48の人気劇場公演曲「ハート型ウイルス」をスタンドマイクで歌唱し、客席のボルテージは上昇。小嶋が「(観客に)おじさんとかいるから体力があるうちにやってあげよう」と前半のセットリストにしたことを明かし、「私たちも15年経ってるけど、おじさんだった人はもっとおじさんになってる」といじるなど、変わらないこじはる節を炸裂させた。後半は「もし3人がまだAKB48にいたら」という想定でAKB48らしいチェック柄のミニワンピ衣装でAKB48メドレーを披露。最初の「LOVE修行」は峯岸の思い出の楽曲だが、歌いだしで小嶋が一緒に歌ってしまうというハプニングも。峯岸が「にゃんにゃん歌いたかったらそう言ってよ(笑)。好きだもんね『LOVE修行』」とツッコミを入れた。5年ぶりとは思えないパワフルなステージに高橋は「こいつらこんなに踊るのかと思ってるでしょ」と思わず客席に問いかけ、それぞれ高橋は7年半、小嶋は6年半、峯岸は2年半と卒業してからの年数を明かし、高橋は「化石だよね」と自虐した。◆ノースリーブス、20周年は日本武道館目指す?アンコールでは1人ずつコメントし、峯岸は「新しい演出とかにもチャレンジしたり今まで以上に曲数増やしたりとかで不安なこともあって、リハーサルだとやっぱりお客さんの顔が見れないから、これ合ってるのかなとか体力持つのかなとか3人で色々悩みながらの今日までだったんですけど、やっぱり幕が開いて皆さんの顔見たらなんか全部正解な気がしちゃうぐらい皆が盛り上げてくれて。5年に1度という体力との勝負はあるんですけども、絶対にまたこれからも節目に皆の顔が見たいなと改めて思うライブでした」とそれぞれにダンスのトレーナーをつけたというこれまでの準備期間を振り返ってしみじみと語った。小嶋は「会社の仲間がいたりとか、AKB48の仲間がいたりとか、こうやってノースリーブスの仲間がいたりとか本当に幸せだなって今日改めて思いました。5年やってないのにやろうって言ってこんだけ集まってくれてまだまだすごい倍率で沢山の方が集まってくれたから、もう本当に私は人生で自信のある仲間たちが沢山いるんだなっていうのを改めて感じました 」と幸せを噛み締め、 「社長業をやってると正直すごいプレッシャーがあったり、今70人とか80人とか100人以上の規模になったりしていて、めちゃめちゃプレッシャーの毎日だったりするんですけど、今日このステージが開いてめちゃめちゃ安心する顔を何人か見つけて、息抜きというかすごくリラックスできて楽しい時間でした」とデビューシングルのタイトルも絡め、久しぶりのアイドル活動が力になったと話した。高橋は昨年14周年で3人が集まったときに15周年イベントの話になったと経緯を振り返り、最初はディナーショーになるかと思ったと告白。「今年になってセットリストをなんとなくA・Bパターンで作って展開したら2人が『まだいけるんじゃない?もっとこの曲やろうよ』と言ってくれて、めっちゃライブになったと思って私はそれがすごく嬉しかったですね。2人ともすごく前のめりに楽しくこのノースリーブスっていうものを捉えてくれてるんだなって思いました」と2人の行動が嬉しかったと思い返した。冒頭でも映像で「欲張ったらもっと(会場)いけた」と話していた3人だが、高橋は「結果こうやって来てくれる人がいるから実現できるっていうのがあるので、次、20周年武道館ですか?何らかの形で続けていけたら嬉しいなっていう風に思います」と日本武道館も宣言した。◆高橋みなみ、15年目にしてキャプテンに任命また、「クイズ・ノースリーブス」の優勝者は高橋だったが、豪華賞品というフリで、これまでいなかったキャプテンに15年目にして任命。高橋は「いらねえ!」とツッコミを入れつつ、最後にまたスピーチする流れになり「こうやって15周年、解散しないユニットというのもなかなかいないんじゃないかなという風に思います。 解散しなかったのは3人の仲の良さもそうですし、応援してくれて待ってくれる方がいらっしゃるというのが1番大きいのかなっていう風に思っています」「また集まるときはキャプテンとして率先して皆に声掛けをしたりとか、頑張っていきたいと思いますし、個々のそれぞれの活動もですね、応援して頂けたら嬉しいなっていう風に思います。努力は必ず報われるということをそれぞれの活動、ノースリーブスをもって証明したいと思います」と最後に名言も飛び出し、キャプテンらしくまとめた。小嶋は「やだー終わっちゃう、もう1回。いつ皆と会えるかわかんないじゃん」と名残惜しそうで峯岸も「思ったよりもう1回できそうだった~!」と意欲。小嶋は「このセットを保管するのが大変なので誰か持って帰ったら…」とセットを指さし驚きの提案をして笑いを誘った。(modelpress編集部)◆セットリスト1.Answer2.キスの流星3.純愛のクレッシェンドMC4.3seconds5.Lie6.いーんじゃね?7.唇触れず…MCお祝いコメント映像(前半)8.君しか9.Girls’talk10.ペディキュアday11.ハート型ウイルスMCお祝いコメント映像(後半)峯岸誕生日企面12.LOVE修行13.ヘビーローテーション14.Everyday、カチューシャ15.フライングゲット16.大声ダイヤモンドMC17.青春の木洩れ陽MC18.Relax!EN1.キリギリス人EN2.タネMCEN3.Bye Bye Bye【Not Sponsored 記事】