坂口涼太郎&菊池銀河、俳優志した意外なきっかけ・有名俳優らとの出会い告白 “6年間の集大成”ライブへの意気込み語る<モデルプレス C.I.A. インタビュー> | NewsCafe

坂口涼太郎&菊池銀河、俳優志した意外なきっかけ・有名俳優らとの出会い告白 “6年間の集大成”ライブへの意気込み語る<モデルプレス C.I.A. インタビュー>

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菊池銀河、坂口涼太郎(提供写真)
【モデルプレス=2023/11/24】普段は俳優としてTV・舞台を中心に活動する個性豊かなメンバーが集結し、ファンイベントやライブ活動を行う、俳優のサポーターズクラブ・C.I.A. 。6年目を迎えた同グループが、12月28日、29日に2年ぶりの『SUPER LIVE』を開催。集大成となるライブを前にモデルプレスにてインタビュー連載をスタートする。第5弾は坂口涼太郎と菊池銀河が登場。

【写真】坂口涼太郎&菊池銀河、カラフルな衣装で密着ショット

◆「C.I.A.」9週連続独占インタビュー連載

俳優が歌ありダンスあり笑いありでお届けする年末恒例イベント『SUPER LIVE』。2023年をもってFINALを迎える。2年ぶりの開催となる2023年は、6年の歴史とともに積み上げてきた多くのオリジナル曲を引っ提げ、東京・豊洲PITにて開催する。

そして、「C.I.A.」を結成時から牽引し支えてきた5人、加藤諒・木戸邑弥・川原一馬・坂口・永田崇人が本ライブを持って卒業。「with」というテーマを掲げ、それぞれが色々な日常を抱え、色々な気持ちを持って豊洲PITに集まり、『SUPER LIVE』の時間は“一緒に”楽しんで、「お揃いの1日」を過ごしたいという想いが込められている。

インタビューでは、これまでの活動での思い出やメンバーについて、夢を叶える秘訣などを語ってもらった。

◆坂口涼太郎と菊池銀河、俳優を志したきっかけ明かす

― キューブ若手俳優サポーターズクラブ「C.I.A.」での活動の中で、「秘密の夜」というオリジナル楽曲を共作されているお2人ですが、こういった対談は初めてでしょうか?

菊池:グッチ(坂口)さんとこうやって話すのは、ちょっと緊張しますね。

坂口:なんか、話しづらい(笑)。

菊池:普段は話しやすいんですけど、対談インタビューだと目を合わせづらいというか(笑)。

坂口:なんだろう、対面で座ってるからなのかな?

― でははじめに、お2人が俳優を志した理由を教えてください。

坂口:なんだろうな…銀河はどうなの?

菊池:最初は、お笑い芸人になりたくて。

坂口:そうなの!?

菊池:母親にお笑いをやりたいって伝えたのがきっかけで、習い事で児童劇団に通っていました。それが幼稚園の年中の頃だったので、5歳とかですかね?

坂口:え!5歳でお笑い芸人になりたいって思ったの?

菊池:思ってたんですよ。バラエティ番組の『エンタの神様』(日本テレビ)が流行っていて、毎週見てました。小島よしおさんが大好きで「僕もやりたい!」って思いました。

坂口:へえ〜!今からでもお笑い芸人になりなよ(笑)。

菊池:今は全然なれるとは思わないですけど、当時は根拠のない自信がありました。児童劇団も、最初はお笑いの養成所だって信じて通ってたんです(笑)。気づいたら歌ったり、踊ったりしていました…。

坂口:違和感があっても、何で通ってたの(笑)?

菊池:その頃から人前に立つのが好きだったので、多分やってることの根本は変わらないって、分からないなりにも思っていたのかもしれない。逆に児童劇団での活動で歌が楽しいなって思って、それがきっかけで歌にハマりました。その後、小学3年生の時に映画『北のカナリアたち』(2012年公開)に出演させていただいて、その時に改めて「俳優をやりたいな」って強く思ったんですよね。グッチさんの俳優になったきっかけも教えてください!

坂口:僕はミュージカル『キャッツ』を見て感動して、ダンスを始めたんだよね。小学3年生の頃からやりたいと思っていたけど、中学2年生くらいまでぼーっとしてたから…。進学とかどうしようってなった時に、母から「ダンス教室通ってみてもいいんじゃない?」って言われて。「身体が若いうちにやっておかないと!」と思い立って、中2の終わりごろからダンス教室に通い始めた。

― 以前別のインタビューで(森山)未来さんが通われていたダンススタジオに行かれていたと拝見しました。

坂口:そうです。(森山)未來さんのご両親がダンススタジオの経営をされているんですけど、僕もそこで習い始めたんです。そうしたら未來さんが主演・演出のダンス公演に出演させてもらうことになって、夏休みの間は未來さんのご実家に住まわせていただいて稽古をしてました。その公演で一緒の楽屋になった事務所の先輩の八十田(勇一)さんから「役者もやってみれば?」と言われて今の事務所のオーディションを受けたんですよね。それが18歳の時で、そこから1年間オーディションを受けても何も受からなかったんですけど、バイトでたまたまおかっぱヘアにしてから、オーディションが急に受かるようになって。映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』(2010年)と『ソフトボーイ』(2010年)という作品を19歳の専門学生の時に撮影して、20歳になる手前で公開したから、それが俳優としてのデビューかな。

菊池:僕のデビュー作も森山未來さんが出演されているんですよ!すごい偶然ですね!

― 芸能のお仕事で生きていくと決めたきっかけはありましたか?

坂口:今でも決めてないですね。やりたいことをやっているから、続いているだけで、これで絶対生きていくってことは、あまり思った事がない。

菊池:それを聞いて僕の最近の悩みが1つ解決しました(笑)。僕は逆に「これしかない!」って思いすぎて、気持ちを全ベットしてるんです。だから、常に何か自分に足りないと感じてて。

坂口:僕も銀河ぐらいの年齢の時は同じだったよ。「もっとできるのになんでこんな役割なんだろう」とか、「なんでこれだけしかやらせてくれないんだ」とか。

菊池:そうなんですね!俳優として生きていくために、何か新しいことを始めなきゃって考えても、何をすればいいのか思いつかなくて…。でも何かやらなくちゃと常に自分に負担をかけている状態もあんまり良くないと思って。だからこそ、グッチさんの「やりたいことをやっている」って考え方に惹かれました。

坂口:悔しいとか勿体無いとか思ったりするのも、やりたいことだからこそ思うことだと思う。だって、嫌だったらどこか他のとこに行っちゃえばいいわけだし。やりたいことをやらないで終わってしまうより、やってみてダメだったって分かった方がいいから、新しいことをやるのは良いと思う。例え周りの反応が良くなくても、「以前はこんなことやってたんです!」って引き出しが増えるし、自分の糧になる気がする。

◆坂口涼太郎&菊池銀河、20代の心境語る

― 菊池さんは「C.I.A.」の中では最年少ですが、今年で21歳になられました。20代に入って、心境の変化はありますか?

菊池:今までは10代ということで、なんでも許される自由なポジションだと勝手に思っていたんですけど、20歳になってから言葉で表せない焦りだったり、責任だったりを感じるようになって…。20歳になるのが本当に嫌でした。21歳になるのも嫌で、誕生日を祝われることさえも嫌でした(笑)。

坂口:わかる、僕も21歳や22歳の時は全然誕生日なんて嬉しくなかったな。最近になって自分の過去のブログを見返したんだけど、「22歳の誕生日は無感動だった」って書いてあった(笑)。20歳の時は「うお〜!」みたいな感じだったけど。

菊池:グッチさんもそうだったんですね。自分が歳を重ねるごとに、グッチさんに「この歳はどんな感じでしたか?」って聞くようにしてます。グッチさんがどんな風に20代を過ごしていたのか、すごく気になるので。

坂口:今の銀河の歳くらいの時は、映画館でバイトしてた時期だったと思う。24歳くらいまでは、本当に俳優業がうんともすんともいかなかった時期で。24歳の時に映画『ちはやふる』(2016年公開)のヒョロくん(木梨浩役)をやらせて頂いてから少しずつお仕事をもらえるようになったけど、それまで本当に何もなかった気がする。その頃は銀河みたいにむしゃくしゃしてたけど、自分でライブやってみたり、曲を作ってみたり、ファッションを勉強したり…今の銀河と一緒で、なにか生み出さないとって思ってたのかな…そんな感じがするな…。20代なんて全然楽しくなかったもん。

― 坂口さんは改めて20代を振り返ってみて、どうですか?

坂口:20代が楽しくなかったって思うのは、今振り返るとそう思うだけで、当時は毎日が灰色ってわけではなかったと思います。でも自分の存在を肯定してくれるような世界じゃないと感じることがあって。友達と居て楽しかったし、そういう時間はあったけど、「自分の本当にやりたいことはできているのか?」って常にどこかで思っていた気がします。でも、「続けていたら大丈夫だろう」という能天気さは自分の中にありました。現状には満足してないけど、いつか一生懸命頑張っている姿を、誰かが見てくれるだろうって。「まあ、僕は大丈夫、いつかは」って感じで過ごしてました(笑)。でも実際にセリフ1つしかない役を演じた時に、また呼んでもらえることがあったから、「見てくれる人はいるんだな」って信じることができましたね。

菊池:毎回、グッチさんのこういうお話を聞いて、いつも安心するんです(笑)。

坂口:「みんな何かやっているんじゃないか」って心配になる気持ちはわかる。うちらなんて自発的に動かなきゃいけないから。でも銀河の年齢ぐらいの時は、ほとんどは家でダラダラしてたよ。実家だったし、2週間くらい家から1歩も出ない時もあった。

菊池:えぇ!あったんですか!?2週間はすごいです(笑)。

◆坂口涼太郎&菊池銀河の「悲しみ・怒りを乗り越える方法」

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、これまでの人生の中で悲しみを乗り越えたエピソードもしくは怒りを乗り越えたエピソードを教えてください。

菊池:最近思ったことは、悲しい時や辛い時にそれを忘れようと、たとえば友人と楽しい時間を過ごしたとしても、それは根本的に癒やされたわけじゃないってことです。辛いことや悲しいことに一時的に向き合ってなくて、忘れているだけで、家に帰ったら辛いし、悲しい。やっぱり助けになるものって、夜だと思うんですよね。朝でも昼でもなくて、夜。悩みが解決したことはないんですけど、夜はちょっと違う考え方になる…なんかおかしいこと言ってるかな…。

坂口:わかる。

菊池:ですよね、よりセンチメンタルになっちゃうこともあるんですけど、逆に悩みの基準が小さかったなって思うこともあるし。あと月ですね、月は大事です。あれは本当に、何か力があると思うんですよね。月・星・海は絶対力があると思う。

坂口:スピリチュアルな話だね(笑)。

菊池:でもあれは医学的に何か和らげる効果を持っていると思います(笑)!

坂口:人間の体と繋がってる感じするよね。

菊池:何も考えてなくても幸せになれる時がありますし、すごいですよね。

― お2人が共作されたオリジナル曲「秘密の夜」の歌詞にも通ずるものを感じます。

坂口:僕たちは、この質問に関しては『秘密の夜』で答えを出していると思います(笑)。悲しみや怒りをどう乗り越えればいいかは、ぜひ『秘密の夜』を聞いてください(笑)!

菊池:そうですね!それです!!

ー 坂口さんも乗り越えるのは夜ですか?

坂口:悲しいことも怒りも、忘れちゃってます。どんどん忘れていくことができるって人間のいいところでもあるし、寝て起きたらマシになっちゃうこともあると思う。後日ちょっとユーモアを交えて「こんなことがあって、マジかよって思ったわ」みたいに誰かに話してみると結構楽になりますし、話さなくても文章にして書いてみると自分の中で整理ができるからいいかも。あとは「感情表現」を誰も見てないとこでもいいからやる。「うりゃ〜!このやろう〜!」とか言って1回発散させる。そうすると、「あれ、なんであんな悲しかったんだろう、なんで怒ってたんだろう」ってなるような気がする。

― 今お話にあった「感情表現」という部分は俳優のお仕事にも通ずるものがあると思います。お2人は演じるというお仕事に対してどういったアプローチをされていますか?

坂口:感情を爆発させるだとか、それこそ歌ったり踊ったりすることって普段見せたくないじゃないですか。お芝居は合法的に恥を晒すことができる仕事だと思います。演じることもパフォーマンスだと思っていて、誰か別の人になっているというよりは、自分がもしこういう人生を辿っていたらどうなるか、自分もこういう人になっていたかもしれないっていう感じ。その上で自分の感情を発散させて、それを見て誰かが自分の気持ちと重なって、楽になってくれたらいいなって思ってやってるから、それはもう自分なんだよね。ダンスも振り付けっていうセリフみたいなものを頭で考えないで自分の身体から自然と発しているかのように踊る。表現するっていうことは全部一緒な気がするんだよね。それが楽しいかも。

菊池:…今のが全ての答えだと思います(笑)。

坂口:さっきの怒りと悲しみを乗り越える話じゃないけど、何か僕たちは悲しいことがあったり、怒りを抱えたりした時も「あ〜これ使える」って思えるの(笑)。

菊池:それ、すごくわかります!

坂口:「あぁ、これこういう感情になるんだ〜」とか「こんな顔になるんだ〜」っていうのを、「これいつか使おう」って思えるんだよね。それはめちゃくちゃ救いでもあって。みんな悲しいことやイライラしたらお芝居をやってみたらいいんじゃないかな(笑)。1人の時でいいから、好きな映画の好きなセリフを言ってみたり、好きなシーンを再現してみたりしたら、ちょっと楽になるんじゃないかな。

菊池:たまに人生の大事な場面に自分が遭遇した時、たとえば結婚式とかですけど、傍から見たら純粋にドラマチックなシーンなのに「なるほど、こういう時にはこういう表情するんだ」って思っちゃう時があります。

坂口:その時はリアルなのよ。自分として感動してるんだけど、そのあと仕事で結婚式のシーンのお芝居があった時にそれを再現というか、その時の気持ちを思い出すじゃん。そういう感情とか、シチュエーションとかを僕たち俳優は使えるって思うことで、報われるんだよね。すごく傷ついた大失恋をしても、「いつかこれを仕事に使ってやろう!」って思える。復讐じゃないけど(笑)。

菊池:なんか、ネガティブなこともポジティブに変えるみたいな(笑)。

坂口:そうそう。「ありがとうな!」って感じなんだよな。だから、そこに憎しみとか生まれないかも。悲しいことが起こってもその後の人生に生きるし、無駄じゃないから。悲しみや怒りを抱えている方には、そういうのを味わってほしいです。

◆坂口涼太郎&菊池銀河「C.I.A.」と俳優活動の違いを分析

― お2人が所属している「C.I.A.」はイベントやライブなど、様々な活動をされていますが、俳優としての活動と「C.I.A.」としての活動で何か違いはありますか?

坂口:俳優は台詞があって、自分が生み出したものではないから、ちょっと違うんだよね。「C.I.A.」では自分の言葉で発表したり、コメントしたりトークしたりしなきゃいけないじゃない。それは僕は元々苦手だった気がする。でも「C.I.A.」をやってから、自分の気持ちや特技を考えたり、自分のキャラクターを把握できた気はすごくする。この6年間、自分の言葉で喋れるようになってきたなって感じはあるかも。

菊池:一緒です…。

坂口:僕はあまりプライベートな感情や私生活は、「こうやって捉えられちゃうかな」とか、「これを言ったら俳優業に響くかな」って思ってたから、特に自分から話さなくていいやって思ってたけど、こんなにメンバーやファンのみんなが自分っていうものを受け入れてくれると思っていなくて、「別にいいんだな、自分は自分で」って感じた。

菊池:そうですね。でも逆に「C.I.A.」で素でいることの難しさはありました。

坂口:あったよね。

菊池:立場的にも僕が最年少なので、とにかく自分なりに気を遣っていました。遣えてなかったかもしれないですけど(笑)。

坂口:いやそんなことないよ、遣ってたよ(笑)。

菊池:俳優として活動する時もある程度、素の自分が合った方がいい気がして。それって自分の武器じゃないですか。そういった面で「C.I.A.」があったからこそ、素でいる難しさと大切さみたいなものを、色んな人に教えてもらいました。最近その素を出しすぎて、スタッフさんに「だよね〜」って無意識にタメ口を言っちゃうことがあるから、それがデメリットでもあります(笑)。そこは今、反省中です。

坂口:それくらいなら嫌な感じしないからいいんじゃないかな(笑)。

― 「C.I.A.」を初めて知った方に、「C.I.A.」ってどんな組織ですかって聞かれたらどう説明しますか?

坂口:全く統一感のない、統一されていないガチャガチャのおもちゃ箱。何が出てくるかわからない、色んな国の色んな名前があって、民芸やロボが出てきたりみたいな感じかな。統一感が全くない(笑)。大体のグループってバランスとか考えてると思うけど、「C.I.A.」はたくさんの個性を集めたら「あれ?なんかできた」みたいな感じですね(笑)。 

一同:(笑)。

菊池:何が出るかわからないっていうドキドキもありますからね(笑)。

坂口:そう、誰がどんなことするか分かんないし、お客さんも誰をどうみたらいいか分からなくなる(笑)。あの人はどういうキャラでいってるのか、そういう「考えるな、感じろ」みたいなグループじゃないかな。その面白さ。

菊池:確かに(笑)。

坂口:「DON’T THINK. FEEL!!!」って、副題みたいな感じでちっちゃく「C.I.A.」下に…(笑)。

菊池:今の話をきいて、カレーライスが思い浮かびました。

坂口:なんで今のでカレーライスなの(笑)。

菊池:僕たちが具材で、ご飯がお客さん。

坂口:(笑)。

菊池:それが合わさった時に生まれる一体感があると思うんです。

坂口:カレーは何入れても美味しいしね。

菊池:そうです、だから曲によってメインの人が変わったりします。季節によって夏野菜が入ったり…。本当にカレーライスですね、「C.I.A.」は。

坂口:そうだね、上手い(笑)。じゃあ、「C.I.A.」はカレーライスで「DON’T THINK. FEEL. カレーライス」。

― そんな、カレーライスであり、「DON’T THINK. FEEL.」 な「C.I.A.」ですが年末に開催される「SUPER LIVE FINAL」で結成当初からグループを牽引してきた坂口さん含め5人のメンバーが卒業します。その「SUPER LIVE FINAL」に向けて、意気込みをお願いいたします。

菊池:卒業されるからというよりも、この6年間で積み上げてきたものがあるので、それを最大限出すことができたらなと思いますし、何年後かに「あのライブ、楽しかったよな」って見た人だけじゃなくて自分たちも思えるような、いい記憶にしたいです。

坂口:卒業ってどんな気持ちになるんだろう、全く想像がつかないけど、この6年間で「この人にこれを振ろう」とか、「この人にはこれをやってもらおう」ってみんなのポジショニングとか立ち位置とかキャラクターみたいなものがやっと定着してきたから、今回はそれを最大限に活かして、美味しく料理ができそう。感情を爆発させて、嫌なことや怒りや悲しみも発散させて、お疲れ様会じゃないですけど、みんなで楽しい時間にできればいいなと思う。メンバーもお客さんも、「お疲れ様でした〜!」って。もちろん一見さんも大歓迎でございますので、6年間の集大成を一回で味わえるお祭りライブだと思います。どなたでもご来場お待ちしております。

◆坂口涼太郎&菊池銀河の「夢を叶える秘訣」

― モデルプレスの読者の中には今、夢を追いかけている読者さんがたくさんいます。そういった読者に向けて夢を叶えるため、お2人が大事にしていることはなんですか?

菊池:去年と今年は自分がずっと憧れていて、お会いしてみたいと思っていた方に会う機会が沢山あって、そういった意味では夢が叶いました。このお仕事を続けてきたからだと思うので、夢が叶うまで続けることが大切だと思います。

坂口:類は友を呼ぶではないけど、「この人が好きだ」って思い続けると、自分も憧れている人や好きな人たちと同じような空気感をまとえる気がする。

菊池:まとえるんですかね…。

坂口:だって好きだとか、こういうふうになりたいとか、こういう表現が好きだって、自分の思想とか身だしなみに出ると思うから。そうすると、おのずと自分の好きが似た人たちに会える気がする。

菊池:すごく良い考え方ですね。

坂口:夢を叶える秘訣…なんだろうな…「諦める」かな。

菊池:(笑)。面白いですね!それって一般的にいう“諦める”なんですか?ちょっと、違いそうですよね。

坂口:やっぱり夢を追いかけてると、他の人達のことを羨ましいとか、なんで自分はこうなれないんだろうとか、そういう悩みに直面すると思うんだよね。でも、自分はその人じゃないし、理想の自分が果たして最高の状態なのかって思うと、ちょっと違うかもしれないっていうのは、僕の私見であり、体験でもある。だからたとえ「これがやりたいことじゃないのに!」と思っていても、そこは諦めて乗ってやってみる。それで嫌だなとか、居心地が悪いなって思ったら、諦めてすぐに他のところに行く。そうすれば、これだって思える理想の居場所を早く見つけられる気がする。だから、無理して続けて頑張ってボロボロになるより、違うなと思ったらすぐにやめちゃう、というのは最終的には良いことなんじゃないかなって。

菊池:確かに。

坂口:夢を叶える秘訣という意味でいうと、たどり着き方も色々あるよってことかな。夢って変わっちゃってもいいわけだしね。色んな場所に行って色んなことやってみて、どんどん変わっていっていいような気がする。

― 最後に、モデルプレスの読者にメッセージをお願いします。

菊池:予定していたインタビュー時間を大幅に超えて話しちゃいました。メンバー同士すごく仲がいいんですよ。やっぱりそれってすごいことで、年末の『SUPER LIVE FINAL』ではそんな濃い人間関係の美味しいカレーが楽しめると思います!

坂口:そうだね、美味しく炊き上がりますので、どうか美味しく味わっていただきたいです。今回限りのレシピでございます、召し上がれ!

菊池:召し上がれ(笑)!

― ありがとうございました。イベント楽しみにしています!

(modelpress編集部)

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