「いちばんすきな花」重要な役割担うキャスト4人発表 | NewsCafe

「いちばんすきな花」重要な役割担うキャスト4人発表

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(左から)黒川想矢、白鳥玉季、泉澤祐希、田辺桃子(C)フジテレビ
【モデルプレス=2023/10/05】多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が“クアトロ主演”を務める10月12日スタートのフジテレビ系新木曜劇場『いちばんすきな花』(毎週木曜よる10時~ ※初回20分拡大)で重要な役割を担う追加キャストが発表された。

【写真】「silent」プロデューサー&脚本家が再タッグ 多部未華子ら4人主演ドラマで男女の友情描く

◆多部未華子・松下洸平・今田美桜・神尾楓珠「いちばんすきな花」

本作は社会現象とも呼ばれた『silent』(2022年10月期/フジテレビ系)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマをお届けする。

この物語の主人公は潮ゆくえ(うしお・ゆくえ/多部)、春木椿(はるき・つばき/松下)、深雪夜々(みゆき・よよ/今田)、佐藤紅葉(さとう・もみじ/神尾)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまう。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。

◆物語の重要な役どころを担うキャスト発表

このたび、本作の追加キャストとして白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希の出演が決定。

白鳥は連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年4月~10月/NHK総合)でドラマデビュー。その視線をくぎ付けにする演技力が話題を呼び、その後も『凪のお暇』(2019年7月期/TBS系)、『テセウスの船』(2020年1月期/TBS系)、『極主夫道』(2020年10月期/日本テレビ系)など、数多くの話題作に立て続けに出演。

映画『流浪の月』(2022年)では主人公の子ども時代という重要な役どころを演じたほか、大河ドラマ『どうする家康』(2023年1月~/NHK総合)では茶々役として存在感を放つ演技が大きな話題に。そんな白鳥にとってフジテレビ系連続ドラマへの出演は『元彼の遺言状』(2022年4月期/フジテレビ系)以来で、本作が木曜劇場初出演となる。

白鳥が演じるのは、主人公の1人・ゆくえが講師として働く塾『おのでら塾』に通う生徒の望月希子(もちづき・きこ)。少し大人びた雰囲気を醸し出している希子だが、普段はゆくえのことを「ゆくえちゃん」と呼び、さらにはゆくえの悩みも聞いてあげるなど、塾ではまるで友人同士のような関係性でもある。

黒川は『トーキョーエイリアンブラザーズ』(2018年7月期/日本テレビ)でドラマデビュー。その後、時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』(2021年/NHK BSプレミアム)や『世にも奇妙な物語’21秋の特別編』(2021年/フジテレビ系)などに出演。「第76回カンヌ国際映画祭」で「脚本賞」「クィア・パルム賞」を受賞した映画『怪物』(2023年)では、映画初出演ながら繊細な演技で多くの観客を魅了するなど、まさに世界の注目を集めた。

ほかにも舞台やCMなど幅広く活躍する黒川にとって本作がフジテレビ系連続ドラマ初出演となる。そんな黒川が演じるのは、ゆくえや希子たちが住む街に引っ越してきたばかりの中学生・穂積朔也(ほづみ・さくや)。希子と同じ中学に転校した朔也は、「教室移動がない教科は、好きです」という少し変わった理由から国語や数学、英語が好きと話す男の子。ある日、偶然、希子が通っている『おのでら塾』に面談に行くことになる。

田辺は『コンカツ・リカツ』(2009年/NHK総合)でドラマデビューすると、同年には『天地人』(2009年/NHK総合)で大河ドラマに初出演。2013年には「ミスセブンティーン2013」に選出されモデルとしても活躍。『こんな未来は聞いてない!!』(2018年/FOD)でドラマ初主演を果たすと、2021年には『リコカツ』(2021年4月期/TBS系)、『ガールガンレディ』(2021年4月期/MBS・TBS系)、『ゆるキャン△2』(2021年4月期/テレビ東京系)と同クールで3作品を見事に演じ分け話題を呼んだ。

『癒やしのお隣さんには秘密がある』(2023年7月期/日本テレビ系)でW主演を務めたばかりの田辺が演じるのは、ゆくえにとって何でも話せるという唯一の男友達・赤田鼓太郎(あかた・こたろう/仲野太賀)の婚約者である白石峰子(しらいし・みねこ)。普段から鼓太郎が友達である“潮さん”と2人でよくカラオケに行くことは知っていたが、結婚が決まり式場探しをしていたある日、その存在が気になるように。

泉澤は『東京が戦場になった日』(2014年/NHK総合)でドラマ初主演。その後も作品やその役柄に合わせた確かな演技が注目を集め、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年/NHK総合)、『わたし、定時で帰ります。』(2019年4月/TBS系)、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年/NHK総合)、『恋と友情のあいだで』(2022年/FOD)、『THE DAYS』(2023年/Netflix)、『時をかけるな、恋人たち』(2023年10月10日放送スタート、毎週火曜23時~23時30分/カンテレ・フジテレビ系)、映画では『サバイバルファミリー』(2017年)、『マスカレード・ホテル』(2019年)、『今日から俺は!!劇場版』(2020年)、『サバカンSABAKAN』(2022年)、『クレイジークルーズ』(2023年)など数多くの話題作に出演している。

そんな泉澤が演じるのは主人公の1人・夜々が務める美容院『スネイル』で働く美容師・相楽大貴(さがら・だいき)。夜々とは同期という間柄からか、夜々が職場で先輩美容師からいびられていることを日頃から心配しているという役どころを演じる。(modelpress編集部)

◆白鳥玉季コメント

一年前の冬、『silent』を毎週とても楽しみに見ていました。いつかこのチームの方々とご一緒したいと思っていたので、こんなに早く叶うなんて!と素直にうれしかったです。希子が感じていることやそれによってできる悩み事、秘密事。希子の素直になれなくて頑張り過ぎなところ。繊細に演じたいと思いました。

また、希子は大人びていて自分の意思をしっかり持った“強い子”という印象でした。でも、高野監督や村瀬プロデューサーと話していると、強さと一緒に子供のような無邪気さみたいなものもちゃんと持っている子だという印象に変わりました。“希子が登場すると安心する”と言ってもらえる存在になれるとうれしいです。

私も黒川さんも中学2年生なので、私たちから見たリアルな視点も生かせたらと思います。“男女の間に友情は成立するのか?”私なりに考えて希子として物語の中で一生懸命生きながら、視聴者としてもいろんなカタチの愛を受け取って穏やかな冬夜を楽しみたいと思います。皆さんの反応が楽しみです!

◆黒川想矢コメント

村瀬プロデューサーにお会いしたときに、“大好きな俳優だから、出演してください”とお声がけいただきました。“大好きな俳優”なんてことを言っていただいたことが初めてだったので、とてもうれしかったです。僕が演じる朔也がどんな子で、この先どうなっていくのかはまだつかめきれてはいないのですが、登場して最初のセリフが僕の実体験であったかのような感覚で、もしかして学校生活をのぞかれているのかもしれないとちょっと怖くなり、背後を確認してしまいました(笑)。

僕自身も、これから朔也がどのように変化していくのかとても楽しみです!人との関わりの中でつらいこともたくさんあるけれど、その中から見つけられる光みたいなものもあるんだな…と思わせてくれるとてもすてきな作品です。是非ご覧ください!

◆田辺桃子コメント

今回このような素晴らしいチームに参加させていただけてとても光栄に思います。台本を読んだ時もキャラクターそれぞれの言葉のチョイスや掛け合いが愛おしくて、早く映像を観たい!という気持ちになりました。私が演じさせていただく峰子は、仲野太賀さん演じる赤田の婚約者で、柔らかい部分や受動的な赤田を優しくリードするようなキャラクターです。パートナーを大切に思う姿や考え方の違いとの向き合い方、峰子なりの表現方法を今作の一つの要素として楽しんでもらえたらうれしいです!

◆泉澤祐希コメント

相良役の泉澤祐希です。男女の仲に友達関係は成立するのか?という永遠にディベート出来るテーマを軸に会話劇が繰り広げられています。キャストもとても魅力的で、台本を読みながらウズウズとしておりました。私が演じる役は、いかようにも転がることのできるキャラクターだと思いました。相良は今田美桜さん演じる夜々ちゃんとの絡みが主なので、現場でどのようなキャッチボールが出来るのか楽しみです。

友達とは、恋人とはなんなのか、誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。自分はこう思っていても相手はそうじゃない、そんなドギマギした答えの出ないテーマで、一体登場人物たちはどのように自分に決着をつけるのか、是非お楽しみに。

◆プロデュース村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

またしても、素晴らしいキャストの皆さんにご出演いただけるうれしい報告ができます。4人とも、ご一緒したいと思っていた方々です。

白鳥玉季さんは、小学生の頃から注目していました。注目というか、いろいろな作品で見るたび、“この年齢でこんな芝居をするの!?”と驚いてしまうくらいに、脚本をしっかり読み込んで演じている印象を受けていたので、“一体どういう子なんだろう”と気になっていました。初めてお会いした日、いろんな話をさせていただいたのですが、話せば話すほど、“わ、希子だ”と思いました。聡明で頭の回転が早く、大人と対等に話せるのに、でもいい意味での幼さもしっかり持っている。まさに希子のイメージにぴったりでした。多部未華子さん演じるゆくえと、塾講師と生徒にもかかわらず友達同士のような関係にある希子。2人の年齢も立場も越えた、このドラマならではの“ガールズトーク”に注目いただければと思います。

黒川想矢さんには、映画『怪物』で完全にやられました。完成披露試写会に生方さんと一緒に行かせていただいたのですが、その帰り道、どころかTOHOシネマズ六本木ヒルズのロビーで“黒川さんをイメージした役を作ろう”という話を二人でしたくらいに、やられました。もともと僕は是枝裕和監督の作品が大好きで、是枝さんの作品に出ている役者さんはみんながみんな常に素晴らしいので、勝手に学ばせていただいているのですが、『怪物』の黒川さんも本当に素晴らしかったです。触れたら壊れてしまいそうな少年特有のもろさ、危うさ、それに加えて、甘酢っぱさ、みたいなものまで感じさせる。あの世代の男の子だけが放つことのできる言葉にできない魅力にあふれていました。朔也は、そんな黒川くん、今この瞬間の黒川さんにしか演じられない少年になると思います。白鳥さんとの“この世代No.1コンビ”の演技合戦を、僕自身が今から楽しみにしています。

泉澤祐希さんは、ずっと大好きな役者さんでした。どのドラマや映画で見ても、的確かつ確実な演技でその作品に説得力を持たせてくれていると感じていました。それって、作り手の気持ちからすると本当にありがたいことなんです。泉澤さんが演じると、その役がいい意味で地に足が付いたリアルな存在になる。しかも、その役を魅力的に見せてくれる方でもあります。限りなくリアルに見せつつ、でも本当は、現実にはちょっといない魅力のある人物にしてくれる、そんな印象を持っていて、いつかご一緒したいと思っていました。今回、演じていただく相良は、なかなかに難しい役です。相良が、今田美桜さん演じる夜々に向ける感情、そして夜々が相良に感じる感情に、『男女の間に友情は成立するのか?』というこのドラマのテーマの意味が潜んでいます。泉澤さんになら、この難しいテーマを託せると思い、相良役をお願いしました。ハードル上げて、楽しみにしています。

田辺桃子さんもまた、ずっとご一緒したいと思っていた女優さんです。お嬢様っぽい印象があるかと思えば、ものすごくヤンキーっぽいキャラクターも演じ切ってしまう。ご本人の美しくて可憐な印象からは想像できない幅広い役をこなす、圧倒的な演技力を感じて、いつも感心しながら見させていただいていました。今回、田辺さんに演じていただく峰子は、結果的に、仲野太賀さん演じる赤田に『友情ではなく恋愛を選択させる女性』です。まさに、今回のテーマを具現化する、重要な役になります。峰子自身が、そのことに関して一体どのような思いを抱えているのか?それを考えることが、『男女の間に友情は成立するのか?』を考えることになるかもしれません。田辺さんの演技には、いい意味で無駄がないと思っています。そして、見る人を共感させる“等身大”を、文字通り自然に演じられる方です。だからこそ、このテーマについて考えさせる峰子をお願いしました。ゆくえや赤田だけでなく、峰子の気持ちにもなりながらこのドラマを見ていっていただけたら、より深く味わえると思います。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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