バスクリン、ジャニーズタレント起用のCM見送りを発表「事務所の対応は未だ不十分であると判断」

【モデルプレス＝2023/09/14】バスクリンが14日、ジャニーズ事務所所属タレントを起用したCMを見送ることを公式サイトを通じて発表した。

【写真】藤島ジュリー景子氏、会見で涙の訴え

◆バスクリン、ジャニーズタレント起用のCM見送り

公式サイトでは「性加害に関する問題は、あくまでも故ジャニー喜多川氏（事務所）の問題であり、タレント本人に問題があった訳ではないと考えてはおります」としたうえで、「ジャニーズ事務所の対応は未だ不十分であると判断し、今後予定していたCMを見送ることとしました」と発表。タレント契約については、「期間満了をもって終了いたします」と伝えた。

同社は先月22日、薬用入浴剤「きき湯」の新CMキャラクターにSixTONESの高地優吾（※「高」は正式には「はしごだか」）を起用すると発表。高地にとって単独初CM出演だった。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は、9月7日の会見で初めてジャニー氏の性加害があったことを認め謝罪。藤島ジュリー景子社長の引責辞任と、東山紀之の新社長就任を発表した。

この性加害問題を受け、広告起用の継続については各社で対応が分かれている。（modelpress編集部）

◆全文

この度は、ジャニーズ事務所所属タレントの広告起用に関しまして、ご心配をおかけして、誠に申し訳ございません。

性加害に関する問題は、あくまでも故ジャニー喜多川氏（事務所）の問題であり、タレント本人に問題があった訳ではないと考えてはおりますが、ジャニーズ事務所の対応は未だ不十分であると判断し、今後予定していたCMを見送ることとしました。

なお、タレント契約については、期間満了をもって終了いたします。

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