【モデルプレス=2023/09/10】TBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~)に出演する女優の高梨臨にインタビュー。役作りやモンゴルでの撮影について語った。【写真】「VIVANT」謎多き人物相関図に注目集まる◆堺雅人主演「VIVANT」本作は、「半沢直樹」をはじめ数々のヒットドラマを手がけてきた福澤克雄の原作・演出最新作。主演の堺雅人をはじめ、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也という全員主役級、日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが集結した。高梨は、別班(国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊)の乃木憂助(堺)の母親・乃木明美を演じている。◆高梨臨、乃木の母役で意識したこと― モンゴルロケで印象に残っているエピソードを教えてください。高梨:モンゴルには初めて行かせていただきましたが、何もかもが壮大でしたね。撮影では、ヘリコプターが飛んでいる中、何もない大草原をひたすら走ったりして。今までに体験したことがない出来事ばかりで、とにかく1つ1つが新鮮で印象的でした。モンゴルの役者さんたちともお芝居をさせていただきましたが、皆さん優しくて協力的で、とても居心地の良い撮影現場でした。帰りに少しカシミアのお店へ立ち寄ったくらいで、今回はゆっくりできなかったので、次回はプライベートで行きたいですね。ゲルにも泊まってみたいです(笑)。― 乃木明美を演じるにあたり意識したことや、福澤監督とお話ししたのはどんなところですか?高梨:衣裳合わせの時に、福澤監督と“明美はとても幸せで、とてもかわいそうに見える存在”ということをお話しました。明美の存在は、この物語にとても深く関わってくるので、本当に幸せな感じを醸し出せたらと思って演じました。以前、林遣都さんとは、ドラマで共演させていただいていたので、夫婦としての空気感はとても作りやすかったです。今回、島根県の奥出雲でもロケをしたのですが、実は以前、福澤監督と奥出雲で開催されたイベントでご一緒したことがあり、同じ場所で再び監督と撮影をするなんて、とてもご縁を感じました。福澤組はキャストもスタッフもエネルギッシュで、皆さんとても幸せな気持ちで現場にいるような印象です。私も明美を演じる時、そうした現場の幸福感のおかげで、自然に演じられました。◆高梨臨「VIVANT」放送後の反響を実感「ワクワクが止まりません」― 放送が始まってからの周りの反響はいかがですか?高梨:未公開のことが多すぎて、家族や友人から「どんなドラマなの?」「何役?」と聞かれても、何も説明できないところがとてももどかしくて、「とにかく観て」としか言えませんでした(笑)。ただ、放送が始まってからは「すごく面白い!」とたくさんの方々から連絡をいただきました。私が出演していない回でも連絡をくれて。私自身も周りの人たちと同じく、イチ視聴者として毎回楽しみに観ています。本当にワクワクが止まりません。さすが福澤監督の作品だなと思います。― 視聴者の方々にメッセージをお願いします。高梨:とにかく楽しんでいただけたらと思います。私も楽しんで撮影に参加させてもらいましたし、この番組に関わることができてとても幸せでした。ラクダで砂漠を渡るシーンや毎回驚かされるストーリーなど、「これは本当に日本の連続ドラマ?」と思えるようなワクワクがいろいろなところに仕掛けられていますので、期待して観ていただけたらと思います。皆さんで一緒に楽しみましょう。◆「VIVANT」第9話あらすじテントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。そんな中、ベキ(役所広司)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示を出す。果たしてベキの真意は?ベキのもと、協力体制を敷くことになった“宿命の兄弟”。そして乃木が知ることとなる、父・ベキの過去と、テント誕生の秘密とは?(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】