比嘉愛未&三浦翔平、ビッケブランカの“コメント泥棒”に仰天「アーティスト怖い!」<親のお金は誰のもの 法定相続人> | NewsCafe

比嘉愛未&三浦翔平、ビッケブランカの“コメント泥棒”に仰天「アーティスト怖い!」<親のお金は誰のもの 法定相続人>

芸能 モデルプレス/ent/movie
比嘉愛未、三浦翔平(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/09/07】女優の比嘉愛未と俳優の三浦翔平が7日、都内で行われたW主演映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」(10月6日公開)の完成披露上映会イベントに、主題歌を担当したビッケブランカ、メガホンをとった田中光敏監督とともに出席した。

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◆比嘉愛未&三浦翔平W主演「親のお金は誰のもの 法定相続人」

本作の軸になるのは「相続」と「家族」。少子高齢化社会と言われる今だからこそ、向き合うべき制度である「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描きつつ、“時価6億円”の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を軸に進み、予想外の連続に思わず「学び」、「笑い」、「涙する」真珠を巡るある家族の大騒動を描く。

また、自身の役の紹介を求められると、三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ3人姉妹の三女・大亀遥海役を演じる比嘉は「とあることがあって親子関係に確執があり、自分でその場を離れて東京で自立して暮らしていた女性なんですけど、あることがきっかけでまた地元に戻り、そこで自分の家族関係だったり、1番は自分自身に向き合うことで彼女の人生が大きく動き出すという役どころです」と説明し、「心の中に葛藤を抱えた役どころだったので、私自身も演じていてとても苦しかった部分もあります。実は自分と似ている部分もあり、私自身も親子の確執とまでは言いませんが、親子関係っていろいろあるじゃないですか。そういう自分の中にも記憶がある感情を掘り返しながらこの役と向き合って、そこは確かに嘘ではなかったので、それが少しでもこの作品に表れていたらいいなと思います」と言葉に力を込めた。

一方、認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人として大亀家に関わる弁護士・城島龍之介役を演じる三浦は「一見“なんだこいつ”って思うと思うんですけど、見終わったあとに龍之介という人間はこういう人だったんだなという思いをわかっていただけたら嬉しいなという思いで作ったんですけど…、(上映前で詳しくは)言えないじゃないですか。全部言いましょうか」とコメントして笑わせつつ、「あることがあって嫌なやつに見えるんですけども、見終わったあとにいろんな人生があるんだなということを考えていただけると幸いです」と語った。

加えて、三浦は「龍之介を生きている間はしんどかったです。龍之介の役を全体で楽しめたかと言われたらそうではなくて、苦しいというか、今回のキャラクターはそれぞれ問題を抱えていて一歩踏み出していくので、みんな苦しみながら…」と吐露すると、比嘉は「一緒ですよね。わかるぅー!」と共感し、三浦は「撮影はめちゃくちゃ楽しかったんですよ。カメラの前に立ってお芝居をしているときは、ここにあるものを押し殺しながら演じているときが結構あったので大変でしたね」と当時の心境を回顧した。

本作が観客に初お披露目される心境を尋ねられると、比嘉は「やっぱり映画ってすごいなって思うのが、去年の4月に1か月かけて伊勢志摩で撮っていたんですけど、1年後にやっとまずはみなさまにお届けできることが感無量ですね。ありがたいなと思っております」と目を輝かせ、「10月6日から全国公開になりますので、ここからみなさん一緒に盛り上げて応援していただけたらと思っています」とアピール。三浦は「10月6日までは気が抜けないですけど、本日みなさまにお披露目できるということで、今日見た感想を周りの方に伝えていただいて、来月6日にもっとたくさんの方に見ていただけるよう、ぜひご協力のほどよろしくお願いします。今日は楽しんでください」とお願いした。

◆比嘉愛未&三浦翔平、ビッケブランカの“コメント泥棒”に仰天

本作の見どころを聞かれると、比嘉は「伊勢志摩の全体の土地というか、地場なのか気がすごくいいんです。目に見えないエネルギーというか、人間だけじゃない地面から溢れ出るエネルギーみたいなものが言葉にならないくらいで、日本各地素晴らしい景色がいっぱいある中で伊勢志摩の美しい景色は唯一無二だと思っています。だからこそサミットに選ばれたり、私たちも大切にしている伊勢神宮だったり、そういったものがある場所というのにも意味があるんだなって感じました」としみじみと語り、三浦は「上映前の舞台挨拶ってお話しすることが難しくて、ポイントをいうとそれがネタバレになってしまうので、そこを交わしながら話すテクニックがね…」と困惑しつつ、「景色はもちろん、随所にある監督の愛ですね。ちょっとずつ散りばめられている監督の愛と、出てくる登場人物全員の、今の時代だからこそ心に届いてほしいなという思いがしっかりと映画の中に入っていますので、それぞれいろんな人間がいて、いろんなことを抱えて生きていて、そして一歩歩み出すという映画になっておりますので、しっかりと受け取ってほしいと思います」と熱く語った。

続けて、見どころを聞かれたビッケブランカは「僕は愛知県出身で伊勢志摩は近いので、馴染みの場所でもあるんですけど、行ってみるとわかるんですけど地場がいいんですよね。気がいいというか…」と比嘉と似たようなコメントをし始め、「そういう素晴らしいところだからこそ、サミットにも」と比嘉と同じことを喋っていることが確定すると、比嘉は「(自分が)言った!言った、言った!」と指摘し、「パクられました。監督…どうしましょう」と困惑。続けて、ビッケブランカは「見てくださったらわかると思うんですけど、ところどころに散りばめられた監督の愛」と今度は三浦のコメントを奪って笑いを誘うと、三浦は「全部…。てんこ盛りだ」とお手上げ状態となり、比嘉は「アーティスト怖い!」と頭を抱えた。

最後に、時価6億円の真珠をめぐる大騒動を描いた本作にちなんで、もし6億円があったら何に使うか質問されると、三浦は「先にビッケさんから行ったほうがいい」と提案して笑わせ、ビッケブランカは「(コメント泥棒を)封じられちゃうと困るんですよね」と苦笑しつつ、「1か月間くらい何もせずに待ちますね。6億あったら毎朝あくせく働かなくてもいいという感覚が出てくると思うので、まずそれをして、本当にそのまま退屈で生きていけるのか試して、きっと性格上、何かをやらないと落ち着かないと思うので、6億全部使ってすごくいい音楽のスタジオを作って、そこに篭りっきりで作りたいですね」と答え、「音楽の話だったらみなさんは乗れませんからね」とニンマリ。

比嘉は「結局はいりません。なぜかというとそんな大金を手にしたら自分の人生が壊れてしまうから。怖いんですよ。臆病なんです」と吐露し、「でも手に入れたらやりたいことはたくさんあって、環境保護とか、私は農業高校出身なんですけど、それこそ今回、伊勢志摩の方たちにたくさん協力していただいて、返したいと思っているので、そういう応援することに回せたらなと思いました」と胸の内を明かした。

そして、三浦は「6億って微妙な数字ですよね。壮大なことをしようと思ったら足りないし、普通のことをしようとしたら足りすぎてしまう」と前置きをし、「今回、真珠が映画の中で題材となって使われるんですけど、いま日本の海洋の中で時価6億円になる真珠というのはほとんど作られることがない。それはなぜかというと、海が枯れてきているということで、人間が排出するものによって海が死んでいって、そうなることによって真珠が作られなくなっているということが今回の裏テーマとしてあるんですけど、お世話になった三重県の真珠作りに全部」とコメントすると、力強い拍手が起こった。(modelpress編集部)

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