「ギネス」ジャニー喜多川氏の記録を公式サイトから削除「掲載は適さないと判断」

【モデルプレス＝2023/09/07】「ギネス世界記録」は9月6日公式サイトにて、ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川元社長の記録を削除したと声明を発表した。

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◆「ギネス」ジャニー喜多川氏の記録削除

ジャニー氏の性加害問題をめぐり8月29日、同社が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が調査報告書を発表。同報告書を受けギネス側は「本状況において記録掲載は適さないと判断し、氏の記録を公式サイトより削除いたしました」とした。

なお記録の抹消に関しては、同社の行動規範において「該当者が有罪となった際に精査する」としている。

ジャニー氏は「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのNO.1シングルをプロデュースした人物」「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス認定されていた。

なお9月7日、ジャニーズ事務所は都内にて会見を実施。ジャニー氏の性加害があったことを認め、藤島ジュリー景子現社長の引責辞任、東山紀之の新社長就任を発表した。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。

そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行っていた。（modelpress編集部）

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