TBS、ジャニーズタレントの今後の出演に言及 ジャニーズ性加害問題受け | NewsCafe

TBS、ジャニーズタレントの今後の出演に言及 ジャニーズ性加害問題受け

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TBS外観(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/08/31】TBSは8月31日、2023年10月期改編説明会をオンラインにて実施。故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けてジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日に調査報告書を公表したことを通じ、ジャニーズタレントの出演等について言及した。

【写真】ジャニーズ事務所「再発防止特別チーム」について説明 元マネージャーの“性加害報道”も調査へ

◆TBS、ジャニーズ性加害問題に言及

編成部長の渡邉真二郎氏は「“マスメディアの沈黙”と指摘されたことを重く受け止めて、性暴力は許されないというスタンスのもとできちんと報道していくことに尽きる」とコメント。なお、現在同局のバラエティ番組やドラマ等に出演している所属タレントについては「これまで通り出演を続けていただく方針です」と説明し、キャスティング変更の予定はないとした。

その理由については「ジャニーズ所属のタレント個人が起こした問題ではないというところから、キャスティングに関しては変更する予定はないという方針をとっている」と説明している。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、現在の代表取締役社長・藤島ジュリーK.氏による動画と文書を公開。

5月26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表した。

その後、8月29日には再発防止特別チームは調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言。その後の会見で調査報告書について説明を行った。

◆TBS、2023年10月期改編のテーマは「エンタメでさらに明るく!」

TBSの2023年10月改編は、4月と同様「エンタメでさらに明るく!」をテーマに掲げた。世の中が少しずつ日常と明るさを取り戻してきている中、エンタメ企業の役割として、視聴者にさらに明るくポジティブな気持ちを届けたいという考えから、引き続きエンタメ番組の強化を推進していくという。

改編率は全日4.66%、ゴールデンタイム(19時~22時)9.05%、プライムタイム(19時~23時)16.96%(2023年8月31日現在)。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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