性的被害の韓国女性DJ SODA、日韓問題巡る意見を否定「特定の国を非難するためにこの事件を公論化させたのではない」 | NewsCafe

性的被害の韓国女性DJ SODA、日韓問題巡る意見を否定「特定の国を非難するためにこの事件を公論化させたのではない」

芸能 モデルプレス/ent/korean/talent
DJ SODA(提供写真)
【モデルプレス=2023/08/21】8月11日~13日に大阪で開催された音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS‘23」の公演中に性的被害を受けた、出演者のDJ SODA(ソダ)が21日に自身のInstagramを更新。現在の心境をつづった。

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◆DJ SODA、過去の性被害も告白「もうこれ以上逃げたり隠れたりしない」

DJ SODAは19日にイベント主催側との共同声明を発表し、その後犯人のうちの2人が警察へ出頭したことが「青汁王子」こと実業家の三崎優太のYouTubeにて明らかに。今回DJ SODAは声明文を添付した上で、日本語、韓国語、英語で現在の心境を吐露した。

まず「服装と性犯罪の被害は絶対に関係がないので、絶対に被害者を問題と考えて責任転嫁してはいけない。原因は露出が多いセクシーな服装ではなく加害者である」と露出度の高い服装にも非があるといったコメントについて反論。

続けて、幼少期に受けた性暴力や、過去のフェスで受けたセクハラ、及びそれを軽視する発言を受けたことを告白し「人生を生きながら何度もセクハラや性的発言の被害を受けてきて、私はこういうことが起きても何事もなかったかのように隠して生きなければならないと思った」と本音を明かした。

そして「しかしもうこれ以上逃げたり隠れたりしない」とこれ以上性被害者が増えないためにも隠すことをやめたと説明。「性的発言を受けたことはあなたにとっても問題があるんじゃない?」などと、被害者側を追及する発言がある現状に対し「私は加害者も二次加害をする人も同レベルだと思う。2023年にこんなことが起きるという現実が非常に悲しい」と思いを明かした。

◆DJ SODA、国巡る議論に言及「特定の国を非難するためにこの事件を公論化させたのではない」

また、この事件を巡りネット上では今回の公演で「人生で初めて」性被害を受けたと投稿していたことについて、過去の日本国外のイベントでもDJ SODAが胸を触られている動画が拡散され、日本だけ告発しているのではないかと議論に。

これについてDJ SODAは、日韓問題として捉えられることを懸念し、最初は投稿を削除しようと思ったものの事実関係を正すために事件の公開に至ったと説明。現在ネット上でなされている議論について「私が反日だから全てのことを作り上げたのではないかという誤解を受けているが」とした上で、「私は特定の国を非難するためにこの事件を公論化させたのではない」とかねてより日本を好んで旅行などを楽しんでいたことなども挙げ、この意見を否定した。

◆DJ SODA、拡散の海外イベント動画を釈明

また、日本国外のイベントで胸を触られているように見える映像が拡散されていることについては、その事実はなくDJ SODAとボディーガードがステージについて話している場面だと改めて説明。

そして「今まで公演をしてきて、1人たりとも意図的に私の胸の中に手を入れてきたことはなかった」と明かし、これまでファンとのスキンシップは好んで行ってきたものの「意図的に胸の中に手を入れたことは私が今まで受けてきたファンとの触れ合いとは全く異なる」と今回の件の加害性を訴えた。

投稿の最後には、「原因を被害者に間違いを向けるこの社会が非常に悲しい」と吐露。事実と異なる様々な声が寄せられる一方で「理解してくれる人も多いことも分かったし、私を応援してくれる方や、今回の件で力になったと被害者達からのメッセージもたくさん受けた」とエールも受けたことから「私みたいな人がこういう方法でも少しでも声を出せばいつか社会の認識が少しでも変わるのではないか」と発信していた。

◆性被害のDJ SODA、主催側と共同声明発表 犯人を告発

DJ SODAは同イベントの最終日である13日に出演。翌日自身のSNSを通し「公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」「あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています」と被害を告白した。その後19日には、主催側と本人側が共同声明を発表し事件の刑事告発を進めていくと発表。そして21日には主催側が会見にて男性2人、女性1人を訴えた上で、告発内容も明らかにしていた。(modelpress編集部)

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