「らんまん」中田青渚、神木隆之介の座長ぶり絶賛 夫役・要潤の“可愛い”一面明かす<インタビュー> | NewsCafe

「らんまん」中田青渚、神木隆之介の座長ぶり絶賛 夫役・要潤の“可愛い”一面明かす<インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
中田青渚(C)NHK
【モデルプレス=2023/07/05】俳優の神木隆之介が主演を務める2023年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」(総合、毎週月~土あさ8時~/BS4K・BSプレミアム、あさ7時30分~)に出演する中田青渚(なかた・せいな/23)がモデルプレスなどのインタビューに応じ、初となる朝ドラ出演の感想や、神木、浜辺美波ら共演者の印象などを語った。

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◆神木隆之介主演朝ドラ「らんまん」

連続テレビ小説第108作「らんまん」のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎。激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。
中田は、東京大学植物学教室教授の田邊彰久(要潤)の若妻・聡子を演じる。田邊邸を訪ねる槙野万太郎(神木)寿恵子(浜辺)夫妻とも交流を深めるという役柄だ。

◆中田青渚、朝ドラ初出演の心境

― 今回が、朝ドラ初出演ということですが、出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

中田:朝ドラは何回かオーディションを受けたことがあって、いつか出てみたいなという気持ちはあったのですが、「らんまん」に出るとは思っていなかったのでびっくりが1番大きかったです。もちろん嬉しかったですが、後からじわじわ嬉しさが湧いて来た感じでした。

― 初めての朝ドラに出演するにあたって、参考にした方やアドバイスをもらった方はいますか?

中田:いないです。朝ドラだからといって特別なことをすると破綻してしまいそうな気がしたので、いつも通り頑張っています。

― 台本を読んだ時の第一印象について教えてください。

中田:ト書きに植物の描写も多いので、自分の家にはどんな植物があるのだろうと、ワクワクするような印象でした。

― 朝ドラに出演してみて、現場で感じたことはありますか?

中田:主演の神木さんが本当に朝から晩までずっと撮影しているので、大変そうだなと感じました。でも、ずっと周りを盛り上げて明るくされていたのを見て「あ、これが朝ドラの主人公なのだな」と思いました。

― 自分もいつか主人公として参加してみたいという思いもありますか?

中田:そうですね。いつか出来ればいいなと思います。

◆中田青渚「らんまん」田邊聡子のイメージ

― 聡子からは聡明なイメージを受けたのですが、中田さんは聡子にどういったイメージを持っていますか?

中田:内気で、おどおどしている部分はあるのですが、女学校に通う賢さもある女性なので、ただ内気なだけにならないように気をつけていました。

― ご自身と似ていると感じる部分はありますか?

中田:自分の意見をしっかり持っていて、言う時は言うというキャラクターなので、そういうところはちょっと似ているかなと思います。

― 聡子の魅力はどのような部分ですか?

中田:すごく華やかな子ではないのですが、色で言うと青っぽい、静かだけど凛としている感じが魅力かなと思っています。

◆中田青渚「らんまん」出演でのプレッシャー

― 聡子を演じる上でプレッシャーはありましたか?

中田:はい。台本を読んだ時にこんなに素敵な役をいただいて大丈夫かなという緊張もすごくありましたし、重要な役なので驚きました。

― 聡子を演じる上で気を付けたこと、意識したことはありますか?

中田:田邊教授に対して思っていることを言う時に「あなたを支えたいです」という気持ちだけは忘れないように演じていました。聡子は元々話し方もゆったりだったり、大きな声を出したりしないですが、大事な場面ではスピードを早めてみたり、芯のある声を出してみたりしています。 台本通りに撮影をしたので、自分が慣れていく過程が自信や強さが出てくる聡子ともリンクしながら進められました。

― 慣れた頃に難しさはなかったですか?

中田:難しくはなかったです。少しずつ要さんとのシーンでも緊張がほぐれてきて、良い感じに進んだと思います。

― 聡子の変化に注目してほしいとのことでしたが、具体的にキーポイントだなと思ったシーンがあれば教えてください。

中田:田邊教授が落ち込む場面で聡子が喝を入れて励ますシーンがあるのですが、そこは初めて2人が対等な夫婦になったような場面でもあります。今までは夫婦でしたがスキンシップがなくて、初めて聡子が田邊教授に触れるシーンだったのでそういうところでも変化が見られるかなと思います。

◆中田青渚「らんまん」撮影振り返る

― 寿恵子と聡子の初対面のシーンで印象に残っていることを教えてください。

中田:あのシーンは、前半と後半で聡子の緊張がほぐれていくシーンだと思うのですが、私自身も撮っていてなんとなくほぐれていくような感じがあったので、聡子とリンクした部分があるシーンでした。

― 聡子が寿恵子に田邊教授の可愛い部分を話していたシーンは女子校でのトークみたいで微笑ましかったです。そのシーンについて印象に残っていることはありますか?

中田:田邊教授にはすごく怖いイメージを持っていたのですが、あのシーンでは聡子のセリフにもあるように可愛らしい一面が見えていて、それは聡子が田邊教授を好きと感じた部分でもあるので、本当に女子高生のような気持ちで演じていました。

― 聡子と寿恵子は最初から意気投合していましたが、そのような関係は続いていきますか?

中田:そうですね。大事な時に寿恵子が来て助けてくれたりします。寿恵子は妻として先輩なので頼りでもあり、一緒にいると「私ももっと強くなりたい」と思うような存在です。

― 田邊教授と家の前で話すシーンはどんな心境で臨みましたか?

中田:田邊教授に「踏み入ってこないで」と少し拒絶されたような気持ちになり、寂しいような悲しいような、でも分かりたいと思う複雑な心境のシーンでした。

― 中田さんは田邊教授をどんな人だと捉えられていますか?

中田:本当に、ただ植物がすごく好きなのだなという印象があります。植物が好きだけど、政府のことなどやらなければいけないことがすごく多くて、少し不器用な人でもあるのかなという感じはします。

◆中田青渚、理想の夫婦像は?

― 聡子と田邊教授の夫婦像は、どのように捉えられていますか?

中田:最初は年の差もあったので、田邊教授に全部付いていくような感じだったのですが、時が経つにつれて対等な夫婦になれていったのかなと思います。

― 田邊夫妻と槙野夫妻、それぞれ違いがあると思いますが、中田さんから見て、槙野夫妻の羨ましい部分や、憧れる夫婦像があれば教えてください。

中田:万太郎と寿恵子は夫婦でありながら、親友みたいに色々な役割を担っているような気がして、そこがすごく素敵だなと思いました。

― 今回、時代劇ということで和装もすごくお綺麗でした。中田さんは時代劇に出演することはお好きですか?

中田:時代劇は2回目なのですが、すごく好きです。お着物も普段着ているものと柄も雰囲気も違って、しゃんとする感じもいいなと感じます。

◆中田青渚、神木隆之介・浜辺美波・要潤の印象

― 座長・神木さんに感じている印象や、魅力はありますか?

中田:本当にたくさんの人に愛されているという印象があります。神木さんの30歳のお誕生日の時に、メイクさんたちが皆で飾り付けの準備をして、メイク室を華やかにしていて本当に愛されているのだなと思いました。私は緊張していたのでなかなか話しかけられなかったのですが、クランクインの日に緊張をほぐすような言葉をいただいて、さすがだなと思いました。

― 浜辺さんとの共演エピソードを教えてください。

中田:浜辺さんとのシーンが撮影2日目だったので、緊張して話しかけられなかったのですが、寿恵子としても浜辺さんとしてもドシッとされていて、居るだけで安心感があったので、今後の撮影では助け合えたらいいなと思います。

― 要さんの印象はいかがでしたか?

中田:身長が高くて驚きました。話をすることはあまりなかったのですが、要さんが合間にお菓子を食べているのを見ながら、聡子が田邊教授を可愛いと思うのはこういう部分なのかなと思いながら過ごしていました。

◆中田青渚の夢を叶える秘訣

― 聡子は学校を辞めて妻と死別した田邊教授に嫁いで、新しい環境にまだ馴染めてないという役柄ですが、中田さん自身が女優として思い通りにいかないことや、新しい環境の中で苦労した経験はありますか?

中田:作品の撮影をする時は毎日新しい環境なので、昔は人見知りで話しかけるのも苦労していたのですが、最近は頑張ってコミュニケーションを取るようにしています。

― 朝ドラ初出演も果たし、活躍の幅を広げている中田さんの夢を叶える秘訣を教えてください。

中田:挨拶や初心をずっと忘れないことだと思います。

― 最後に、視聴者へメッセージをお願いします。

中田:聡子の成長を見守ってほしいのはもちろん、田邊教授と万太郎の変わっていく関係性や、寿恵子と聡子の変わらない関係に注目しながら観ていただきたいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆中田青渚(なかた・せいな)プロフィール

2000年1月6日生まれ、兵庫県出身。2014年に少女漫画雑誌「Sho-Comi」(小学館)のオーディションでグランプリを獲得し、芸能界デビュー。その後、TBS系ドラマ「中学聖日記」(2018年)で連続ドラマ初出演を果たし、6月25日に最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ「だが、情熱はある」では、オードリー・若林正恭の好きな人役を演じ話題に。映画「あの頃。」「街の上で」「うみべの女の子」(2021年)「ブラックナイトパレード」(2022年)など多数の作品に出演してきた。第43回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。

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