Snow Man目黒蓮ら「silent」メンバー集結「橋田賞」受賞で喜び語る

【モデルプレス＝2023/05/10】10日、都内で「第31回橋田賞」授賞式が行われ、女優の川口春奈が主演を務めたフジテレビ系木曜劇場「silent」（2022年）のプロデューサー・村瀬健氏、脚本家・生方美久氏、Snow Manの目黒蓮が登壇した。

【写真】ファンに笑顔で手を振るSnow Man目黒蓮

◆村瀬健プロデューサー、感謝語る

「第31回橋田賞」では、ドラマ「silent」（フジテレビ）が橋田賞を、目黒と生方氏が橋田賞新人賞を受賞。プロデューサーの村瀬氏は「テレビドラマの作品として橋田賞をいただけるのは、ドラマを作る人間として非常に嬉しいですし、誇りに思いますし、こういう仕事を長くやってきてよかったなと思います」と心境を語った。

さらに、「『silent』は地味なドラマで、静かなドラマでした。人の心を丁寧に描いて、川口春奈さん、目黒蓮さん、篠原涼子さんといった素晴らしい役者さんにご出演いただいて、人を好きになる気持ちを恋愛に限らず、いろんな思いで丁寧に11時間かけてやってきました。そしてこのような栄えある賞をいただけたことを嬉しく思っていますし、このドラマを作ってよかったなとものすごく思います」と振り返った。

◆目黒蓮、大変な撮影を振り返る

聴覚障害という難しい役を演じきり、多くの支持を得たことが評価された目黒も「この度は名誉ある賞をいただけて本当に嬉しく思います」と喜び、「みなさんの心を動かすことができた作品だったなと思います。そして、僕自身も心を動かされた一人で、あの世界で佐倉想を演じられて光栄だなと思います」と語った。

さらに、「手話を使った役だったのですが、セリフを覚えるだけではなく、自分の手話、相手の手話を覚えるので、本当に毎日いっぱいいっぱいだったのですが、そうやって作り上げた作品に『感動したよ』『影響されます』とか、そして今日のような賞をいただけて本当に頑張ってよかったなと思いました」と振り返り、「また1つ人生の経験を増やすことができて嬉しいです。ありがとうございます」と感謝した。

◆脚本家・生方美久、華やかなデビュー作に感謝

繊細な世界を感動とともに描いた高い筆力が評価された生方氏は「脚本家としてのデビュー作で、今まではシナリオコンクールにたくさん出して、プロデューサーの方だったりに拾ってくれないかなという生活をしていたら、村瀬さんが拾ってくれて、華やかな形でデビューすることができました」と溢れる思いを明かした。

「橋田賞」は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に対して顕彰助成するもの。授賞式にはこのほか、橋田賞を受賞した小池栄子、長澤まさみ、橋田賞新人賞を受賞した伊藤沙莉らが出席した。

◆川口春奈＆目黒蓮共演「silent」

オリジナル作品の本作は、青羽紬（川口）がかつて本気で愛した恋人である佐倉想（目黒）と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。全11話中9話がTwitterの世界トレンド1位にランクイン、見逃し配信が歴代最高記録を更新するなど社会現象を巻き起こしていた。（modelpress編集部）

◆「第31回橋田賞」主な受賞者

＜橋田賞＞
・「silent」（フジテレビ）
・「プレバト！！」（毎日放送）
・小池栄子（俳優）
・長澤まさみ（俳優）

＜橋田賞新人賞＞
・目黒蓮（俳優）
・伊藤沙莉（俳優）
・生方美久（脚本家）

＜橋田賞新人脚本賞＞
・長島清美氏（脚本家）

＜橋田賞特別賞＞
・草笛光子（俳優）
・加山雄三（歌手・俳優）

＜野村昭子賞＞
・いまむらいづみ（俳優）

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