東山紀之主演「刑事7人」シーズン9放送決定 ジャニーズWEST小瀧望らも続投「1年ぶりの共演も楽しみ」 | NewsCafe

東山紀之主演「刑事7人」シーズン9放送決定 ジャニーズWEST小瀧望らも続投「1年ぶりの共演も楽しみ」

社会 ニュース
(左から)北大路欣也、小瀧望、田辺誠一、東山紀之、塚本高史、白洲迅、吉田鋼太郎(C)テレビ朝日
【モデルプレス=2023/05/01】俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系の刑事ドラマ「刑事7人」シーズン9(6月7日スタート/毎週水曜よる9時~※初回6分拡大)が放送されることが決定した。

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◆東山紀之主演ドラマ「刑事7人」シーズン9

2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける本作。好評を博した2022年放送のシーズン8も、シーズン1から出演してきたメンバー・水田環(倉科カナ)との別れや、「Z世代」の新人刑事・坂下路敏(小瀧望/ジャニーズWEST)の登場など、大きな変革を迎えた。東山は「人間として成長する中で、この作品が非常に大きなものになっていると思われる小瀧との1年ぶりの共演も楽しみ」と、後輩・小瀧との再会への期待に胸を膨らませる。

そんな本作のシーズン9がついに放送する。今回も、天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストが躍動。事件解決のサスペンス要素に加えて、犯罪の裏に潜む人間の弱さや複雑な心理までも丁寧に描き出す骨太な人間ドラマというシリーズの醍醐味はそのままに、今シーズンではさらなる波乱が予感される。

6月7日放送の第1話で通算「第77話」に到達する本作だが、1話ごとのミステリーとしての面白さはもちろん、過去と現在が交錯する、シリーズ史上最高のスケールでお送りする。77回ものストーリーをメンバーとともに紡いできた東山は「これもひとえに、観続けてくださる皆様や、スタッフの方々に常に支えていただいている賜物ですし、演者である我々が、目の前のことをきちんとやってきた積み重ねだと思います。そういったエネルギーが詰まった回数なんだと、改めて感じています」と語る。また、今シーズンについては「刑事としての使命感、人間としての葛藤を抱えた新専従捜査班メンバーが、それぞれの想いを抱きながらも事件を追っていくチーム力を表現したい」と意気込みを語った。

終わったはずの10年前の夫婦殺害事件が再び動き出す。そこに片桐が大きく関与?まさか、片桐が犯罪を!?さらには、警察関係者が内部告発を連発する「暴露チャンネル」も物語に加わってくる。「社会って、常に同じではない。置かれている状況が変わったり、考え方が変わったり…。そういうものが凝縮されたシーズンになればいいなと思っています」と、東山自身もシーズン9の展開に期待のコメントを寄せている。(modelpress編集部)

◆登場人物

・天樹悠(あまぎ・ゆう)…東山紀之

警視庁刑事部新専従捜査班所属。一見朗らかだが、ふと人を食ったような態度を見せる。捜査能力は非常に高い。ひたすら証拠を積み上げ、真実が判明する瞬間まで物事を決めつけないスタイル。妻子を失くした事故が仕組まれたものと分かり、その真相に己の正義感が揺らぐが、今は前を向いて進もうと努めている。事件の僅かな違和感を見逃さない。その原動力は天樹の根底に眠る「比類なき正義」に他ならない。

・海老沢芳樹(えびさわ・よしき)…田辺誠一

警視庁刑事部新専従捜査班所属。かつては上昇志向の塊のような排他的な男で、組織でのし上がることしか考えていなかった。しかし、専従捜査班のメンバーとして行動を共にする中で彼の中に眠っていた「静かなる正義」が目を覚ます。空気の読めない“天然”な一面も見せるが、時折彼が発した何気ない一言が行き詰まった捜査を一転させることも。昼行燈な片桐に代わり、チームの陣頭指揮を執ることも多い。

・坂下路敏(さかした・ろびん)…小瀧望

警視庁刑事部新専従捜査班所属。専従捜査班をエリート集団と認め、自ら希望して配属されてきたキャリア組。専従捜査班の面々、先輩たちを尊敬しているが、コスパ重視のやり方は崩したくない。効率を重視し、最短距離で真実へと向かおうとする路敏の「新しい正義」。そう簡単にはいかない現実との間で葛藤することも。

・野々村拓海(ののむら・たくみ)…白洲迅

警視庁刑事部新専従捜査班所属。幼い頃より刑事になるのが夢だったが、その好奇心旺盛かつ無邪気すぎる性格が災いし、一貫して内勤畑を歩んできた。強烈な個性を放つ先輩刑事たちを前に、結果が出せない自分に歯がゆさを感じている。亡くなった母に誓った「立派な刑事になってやる」という約束と、拓海が本来持つ「純粋な正義感」が、一歩ずつだが刑事として彼を成長させていく。

・青山新(あおやま・あらた)…塚本高史

警視庁刑事部新専従捜査班所属。所轄刑事、捜査一課、交番勤務を経験。警察官にならなければ犯罪者になっていたかもしれない危ない男。一見ダーティに見える捜査スタイルだが、自分なりの信念、「法に縛られない正義」がある。警察組織にいつのまにか染まりつつある自分に腹立たしさを感じ、組織への反骨精神も忘れてはいない。

・片桐正敏(かたぎり・まさとし)…吉田鋼太郎

警視庁刑事部新専従捜査班班長。数々の大失態を犯してきたにもかかわらず警視庁に留まっていられるのは、上層部の弱みを握ったからだと噂されている。善悪定かならぬ人物であり、超権力主義者。組織の上ばかり見ているように思えるが、実は天樹たちと同様、「確固たる正義」を持っている。とはいえ専従捜査班の運営は海老沢に任せっきりで、気が向いたときだけふらっと姿を見せる。専従捜査班設立の張本人。

・堂本俊太郎(どうもと・しゅんたろう)…北大路欣也

東都大学医学部名誉教授。天樹の義父。警視庁の依頼を受け、事件性の高い遺体の司法解剖を行っている解剖医。半世紀近く“法医”という厳しい世界に身を置いているが、その根底にあるのは「不屈の正義」。法医学に関する知識と技術はずば抜けており、時として堂本の見立てが捜査方針を180度変えることも。ただし、あくまでも法医学者としての立場をわきまえており、「事件を解決するのはあくまで刑事」と明確に一線を設けている。

◆東山紀之コメント

『刑事7人』の季節が1か月早くやってきました。シーズン9を迎える今回は、刑事としての使命感、人間としての葛藤を抱えた新専従捜査班メンバーが、それぞれの想いを抱きながらも事件を追っていくチーム力を表現したいと思っています。過去と現在とが交錯する物語のスケール感も見ものですが、やはり被害者の方の立場からすると、事件というのは過去のものではなく、いつも現在進行形だと思うんです。そういう方たちの思いを汲みつつ、我々も刑事という側面だけではなく、被害者の方と同じように悩みを抱えた等身大の1人の人間として演じられればいいですね。

人間ってどこかで必ず、選択を迫られることがあります。弱さというのは人間らしさの1つだと思いますので、そんな葛藤の末の決断が今回の天樹の「刑事引退」なのか…。楽しみにしていてください。

今回は、第1話で通算77話目を迎えます。これもひとえに、観続けてくださる皆様や、スタッフの方々に常に支えていただいている賜物ですし、演者である我々が、目の前のことをきちんとやってきた積み重ねだと思います。そういったエネルギーが詰まった回数なんだと、改めて感じています。

前シーズンでは、倉科さんが演じる水田刑事の卒業、そして、小瀧扮する路敏の登場と、大きな変革がありました。出演者は皆、当たり前ですが同じように年齢を重ねていて、それぞれがいろいろな仕事をして、この時期に『刑事7人』に集まってきます。人間として成長する中で、この作品が非常に大きなものになっていると思われる小瀧との1年ぶりの共演も楽しみですし、白洲君も結婚をして、ノッていると思いますので、そのグルーヴみたいなものをどう出してくれるのか、今からワクワクしています。

また、シーズン9はいつもよりも少し早い6月7日からのスタートとなりますが、時期を問わず、良い作品を作ればおのずと皆さんは観てくれると信じていますし、期待
しています。

社会って、常に同じではない。置かれている状況が変わったり、考え方が変わったり…。そういうものが凝縮されたシーズンになればいいなと思っています。変化していくーー。それが継続していくものの1つの面白さだと考えています。ぜひご期待ください。

◆第1話あらすじ

ある死刑囚が、死の直前に残した手記。そこには10年前に犯したある殺人事件について、関与を一転して否定する供述が記されていた。しかし、手記は何者かによって持ち去られてしまう。それがすべての始まりだったーーー。

その頃、天樹悠(東山紀之)たち新専従捜査班のメンバーは、それぞれが今後の人生について悩みを抱えていた。長く刑事として現場に立ち、日常的に事件=人々の死と向き合うということは、確実に天樹たちの心を蝕み、新専従捜査班のメンバーは少しずつバラバラになり始めていた…。そんな中、次々と発生する殺人事件。捜査を開始すると、殺害された人物たちは、10年前のある事件に関わりがあった。

時を同じくして、何者かにより警察組織の内部告発を行う「暴露チャンネル」が始動。告発される不正を働いた警官たち。その経歴にもまた、10年前の殺人事件が絡んでくるのだった。さらに、その中には片桐正敏(吉田鋼太郎)の名前もあって…!?試される新専従捜査班の絆。そして、天樹たちの前に現れる、事件の鍵を握る盲目の女性と謎の男たち。すべての先には、悲しき真実が待っていた。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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