乃木坂46・3期生、3年ぶり声出し解禁でサプライズ演出も “先輩”として歩み出す決意伝わるライブ<11th YEAR BIRTHDAY LIVE/セットリスト> | NewsCafe

乃木坂46・3期生、3年ぶり声出し解禁でサプライズ演出も “先輩”として歩み出す決意伝わるライブ<11th YEAR BIRTHDAY LIVE/セットリスト>

芸能 モデルプレス/ent/music
「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」3期生公演の様子(C)乃木坂46LLC
【モデルプレス=2023/02/26】乃木坂46が、22日〜25日にわたり横浜アリーナにて「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。同公演から3年ぶりに声出しが解禁され、25日には3期生の単独公演が行われた。

【写真】乃木坂46・3期生、“3年ぶり”声出し解禁ライブ開催

◆乃木坂46、3年ぶり声出し解禁

毎年バースデーライブを開催している乃木坂46。10周年の節目となった2022年は、有観客ではあったものの新型コロナウイルス感染拡大防止のため声出し禁止で実施されていた。

そして今回は、マスク着用のもとオーディエンスの声出し解禁3年ぶりに解禁。グループ全体でのライブに加えて2年ぶりとなる期別公演も開催され、同会場で26日に開催される秋元真夏の卒業コンサートまで各日12000人、5日間で合計60000人を動員する。

◆乃木坂46・3期生、序盤からアレンジバージョンで畳み掛ける

ゆっくりと扉が開き、山下美月をセンターに据えて3期生が登場すると、圧巻のオーラを放ちながら「僕は僕を好きになる」がスタート。そこから「空扉」「三番目の風」と大規模な会場だからこそ響く重厚感のあるアレンジバージョンで披露し、序盤から加入7年目の力を存分に発揮。コール解禁後初の3期生ライブとなったことでファンからの声援が鳴り止まない様子だった。

そして「トキトキメキメキ」「自分じゃない感じ」とファンとアイコンタクトを取りながら生き生きとした表情で外周を周り、与田祐希、久保史緒里、梅澤、山下らを筆頭に「盛り上がってんのか!」とファンを煽ると一気に一体感が増す。山下は「めちゃくちゃ楽しいです!お客さんを入れての3期生ライブは2017年ぶりで、大人になりましたよ」としみじみ語り、3期生で最年少となる岩本蓮加は「楽しくなっちゃう、蓮加!」と喜びを爆発させていた。

◆乃木坂46・3期生、卒業目前・秋元真夏に楽曲届ける

雰囲気はガラリと変わり、ユニット曲コーナーへ。「嫉妬の権利」を向井葉月、山下、与田でしっとりとパフォーマンスしたと思えば、「Threefold choice」を3期生の中では年長組に当たる佐藤楓、吉田綾乃クリスティー、梅澤で愛嬌たっぷりに。「大人への近道」は“中3組”として知られる同い年の久保、阪口珠美、中村麗乃が制服をまとい歌唱し、白石麻衣と西野七瀬のユニット曲である「心のモノローグ」は3期生の年少組に当たる伊藤理々杏と岩本が雰囲気を一新し、大人の魅力を炸裂させていた。

すると、初期から歌い継がれてきた楽曲であり、メンバー自ら選んだという「失いたくないから」を岩本と向井のギターに乗せてアコースティックバージョンで披露し、しっとりとした美声を繋ぐ。そして、梅澤が「1人の人に向かって」と26日に卒業コンサートを控える秋元真夏へ歌を送る場面に。秋元を憧れの人物として挙げている吉田は涙を流しながら「真夏さん、これまでもこれからもずっとずっと大好きです」と告げて「別れ際、もっと好きになる」「錆びたコンパス」で秋元との別れを惜しむとともに力強いエールを送った。

◆乃木坂46・3期生、7年目突入で語った覚悟

会場に流れたVTRでは、3期生が加入間もない2016年に、日本武道館で「お見立て会」を開催したことを振り返り。向井の「あのときをもう一度やりたい」という言葉とともに「お見立て会」のリバイバルとして、同イベントでも披露した「命は美しい」をパフォーマンス、背景には当時の映像も流れ、3期生の成長と厚みを感じさせるひと時となった。

「裸足でSummer」「ガールズルール」とコールも存分に楽しめるアップテンポナンバーで会場を温めると、2017年に上演された3期生の初公演「3人のプリンシパル」を振り返る映像を経て、加入後初の全体楽曲「設定温度」で花道に散らばり歌声を響かせ、エモーショナルな時間に。感動的な空気を残したまま、メインステージのメンバー一人ひとりにスポットライトが当たり、それぞれが7年目の意気込みを語る。梅澤は「11年分の経験はありませんが私達は誰よりも乃木坂を愛してきた自信があります。そんな私達をこれからも見ていてください」と覚悟を述べるとともに呼びかけた。

◆久保史緒里が涙で語った決意

その流れから一人ずつキャッチフレーズとともにソロダンスを披露。TBS系「THE TIME,」のレギュラーを務める梅澤には「クールビューティー『THE TIME,』」、久保には「純白の歌姫」、伊藤には「我らの決め顔クイーン」などそれぞれの特徴を捉えた言葉が送られ、熟練されたキレのあるダンスを披露した。「世界で一番 孤独なLover」から「僕の衝動」まで駆け抜けると、久保が涙を浮かべながら決意を語る。

「先輩方に守っていただいていた私達ですが、これからはその役割を担わなければならないと実感しています」とグループのトップとなろうとしている現在の心境を明かし、「5期生ライブ、4期生ライブで本当に輝かしい後輩たちの姿を見て一つの感情が沸いてきました」と力を込めると思わず涙。覚悟を決めた表情で「私達3期生にもまだまだやれることがあります」と告げると観客から拍手が巻き起こり、「最後は皆さんで手をたたきましょう」と「僕が手を叩く方へ」に繋げ、会場全体に手拍子が響いた。そして最後に久保が「まだ見ぬ景色へ必ず連れてきます」と再び口にすると、与田、佐藤、岩本らは涙を浮かべ、感動的な空気に包まれたまま本編が終了した。

暗転後すぐさま始まる「乃木坂46」コールに応え、スタンド席や花道など観客の近くにメンバーが登場。「そんなバカな…」「転がった鐘を鳴らせ!」と初期のライブを思わせる楽曲でアリーナからスタンド後方まで会場全体を揺らした。「終わってからのことを話そうと思ってたんですけど『楽しかった』しか出てこない!」と与田が笑みを浮かべると、「11人で横浜アリーナのステージに立てたことが本当に嬉しくて、ここまで頑張ってきて良かったと思いました」と晴れやかな表情で伝えた。

◆乃木坂46・3期生、異例のサプライズ披露

アンコールラストは「思い出ファースト」で締めくくり。外周で隅々のファンまで感謝を伝えると、モニターにはファンからの直筆メッセージが映し出され、まさかのサプライズを受けてメンバーの目に涙が溢れる。梅澤が「伝えたいことがたくさんあったはずなのに逆にたくさんもらってしまって…」と感慨深げに語り「本当に終わりたくないんですが、私達3期生のライブを楽しんでいただいてありがとうございました」とまとめようとすると、突如山下が耳打ち。山下がスタッフから了承を得たことを梅澤に伝えると「私達ももうちょっと楽しみたい気持ちがあるのでラスト1曲歌っちゃいます!」急遽追加楽曲として、「三番目の風」を披露し、会場の盛り上がりが爆発。歌詞のテロップも映らないほど“本当のサプライズ”で締めくくり、曲が終わると生声で「ありがとうございました!」と感謝を伝え、笑顔でステージを去っていった。

1期生と2期生全員が去ろうとしている今、グループの先陣を切ることとなる3期生。これからの乃木坂46を優しく引っ張るとともに、トップとしてさらに高みまで走り続けてくれる、そう思わせる時間を届けてくれた。(modelpress編集部)

◆乃木坂46「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」3期生公演セットリスト

影ナレ:阪口珠美・佐藤楓

OVERTURE

<INTER>

M1.僕は僕を好きになる(アレンジver.)
M2.空扉(アレンジver.)
M3.三番目の風(アレンジver.)
M4.トキトキメキメキ
M5.自分じゃない感じ

<MC1>

M6.嫉妬の権利
M7.Threefold choice
M8.大人への近道
M9.心のモノローグ

<MC2>

M10.失いたくないから

<MC3>

M11.別れ際、もっと好きになる
M12.錆びたコンパス

<VTR1>

M13.命は美しい
M14.裸足でSummer
M15.ガールズルール

<VTR2>

M16.設定温度

<MC4>

<DANCE INST>

M17.世界で一番 孤独なLover
M18.欲望のリインカーネーション
M19.大人たちには指示されない
M20.未来の答え
M21.毎日がBrand new day
M22.僕の衝動

<MC5>

M23.僕が手を叩く方へ

EN1.そんなバカな…
EN2.転がった鐘を鳴らせ!

<MC6>

EN3.思い出ファースト
EN4.三番目の風

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《モデルプレス》

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