中村倫也&黒木華、舞台初共演作「ケンジトシ」2年半越しの開幕 コロナ禍の困難乗り越え「2人で楽しく」 | NewsCafe

中村倫也&黒木華、舞台初共演作「ケンジトシ」2年半越しの開幕 コロナ禍の困難乗り越え「2人で楽しく」

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
黒木華、中村倫也/撮影:宮川舞子(写真提供:シス・カンパニー)
【モデルプレス=2023/02/07】俳優の中村倫也と女優の黒木華の舞台初共演作となる「ケンジトシ」東京公演が、約2年半の延期を経て7日より開幕する。

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◆中村倫也&黒木華、舞台初共演作「ケンジトシ」2年半越しの開幕

コロナ禍による延期から約2年半。近年の未曽有の災害や、新型コロナウイルス感染症などの疫病に立ち向かう現代にあっても、宮沢賢治が遺した言葉の数々は、長きに渡り、私たち日本人の人生や暮らしの多くの場面に寄り添ってきた。

本作は、そんな宮沢賢治と彼の創作のインスピレーションであった妹トシを新たな視点から瑞々しく描いた劇作家・北村想のオリジナル戯曲。日本を代表する演出家・栗山民也の下、舞台初共演を果たす中村、黒木、そして名優・山崎一、新進・田中俊介らと共に、多くの人々を“無方の空”へと誘う。

◆中村倫也、舞台初共演・黒木華の芝居は「“遊び心”がある」

中村は「宮沢賢治というと、作品の世界観と重ね合わせた賢治像や、どこか神格化されたアイコンとしてのイメージがありますが、この作品は北村想さんの考察や研究が入っている戯曲です。あまり難しく考えず、まずは『ケンジとして存在する』ことが大切だと思っています。これは、もがきながらも何かを探し求め、懸命に生きている人たちの物語です。ご覧になる方々も、ふとご自身とリンクする部分を感じるのではないでしょうか」とコメント。

続けて「そして、舞台では初共演なのですが、黒木華さんと僕は芝居に“遊び心”がある2人だと思っているんです。今回、そういうことが可能な場面では、本当に2人で楽しく遊んでいるかのような会話ができたら面白いな、と思っています」と黒木について明かした。

一方の黒木は「台本を読んだ当初は、北村想さんの独特の世界観をきちんと伝えられるのだろうか…と戸惑いもありましたが、稽古初日に演出の栗山さんから『答えを探さなくていい』『わからないことの大切さ』という言葉をお聞きしてからは、安心すると同時にとてもワクワクしてきたんです」と心境を明かし「私が演じるトシはとても明るく聡明で自立した女性。いわば『菩薩のような存在』です。妹ですが、母のように包み込む愛を意識して、ケンジにとって大きな存在になれればと思っています」と役どころについてコメント。

そして「演劇は想像力を働かせてどこへでも行ける豊かな世界です。頼りになる先輩・中村倫也さんをはじめ演劇界の大好きな人たちと一緒に舞台を創る!その毎日がとても幸せで、今回のような余白のあるお芝居に挑めることがとても嬉しいです」と喜びを顕にした。(modelpress編集部)

◆上演日程

<東京公演>
2023年2月7日(火)~2月28日(火)シアタートラム

<大阪公演>
2023年3月3日(金)~3月10日(金)サンケイホールブリーゼ

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《モデルプレス》

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