「第65回グラミー賞」日本人から2人最優秀賞受賞 初の快挙&3度目の受賞も | NewsCafe

「第65回グラミー賞」日本人から2人最優秀賞受賞 初の快挙&3度目の受賞も

芸能 モデルプレス/ent/music
Masa Takumi/Photo by Getty Images
【モデルプレス=2023/02/06】「第65回グラミー賞」が6日(日本時間)にロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナにて開催。日本人からは2人が最優秀賞を受賞した。

【写真】宅見将典「最優秀グローバル・ミュージック・アルバム」受賞 日本人初の快挙

◆「第65回グラミー賞」日本人は2人受賞

作曲家、編曲家として活動し、西城秀樹さんの甥でもある宅見将典が「Masa Takumi」名義で昨年9月にリリースしたソロアルバム「Sakura」が「最優秀グローバル・ミュージック・アルバム部門」を受賞。

Burna Boy(バーナ・ボーイ)やAnoushka Shankar(アニューシュカ・シャンカール)、Angelique Kidjo(アンジェリーク・キジョー)など世界的なアーティスト達が名を連ねる競合揃いのグローバルミュージック部門(旧ワールドミュージック部門)において日本人の受賞は初めての快挙となった。

さらに、ドラマーの小川慶太がメンバーの一員であるスナーキー・パピーの「Empire Central」が「最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム」を受賞した。小川はスナーキー・パピーに参加したアルバムで2017年、2021年に次ぐ、3度目のグラミー賞受賞となる。

なお、日本人からは他にも内田光子が「最優秀クラシカル・インストゥルメンタル・ソロ賞」にノミネートしていたが、惜しくも受賞を逃した。

◆グラミー賞、ロサンゼルスで有観客開催

グラミー賞は、the Recording Academy(レコーディング・アカデミー)が主催する、世界最高峰の音楽賞。前年に米国内で発売及び発表された楽曲・アーティストを対象に審査・選考され「the Recording Academy」の会員の投票によってノミネート作品が選ばれ、本選となる授賞式でウィナーが決定となる。

ノミネートまた受賞の基準は、ストリーミング/動画再生回数や、CDやアナログ盤などの売上数だけが指標になる訳ではなく、芸術的観点、技術的能力、および総合的に卓越した作品・人物が評価される。受賞部門は80以上に及び、なかでも『年間最優秀レコード』『年間最優秀アルバム』『年間最優秀楽曲』『最優秀新人賞』は、その年の音楽界の動向を象徴する「主要4部門」として大きな注目を集めている。

なお授賞式はWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて生中継された。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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