「バチェロレッテ2」澤井一希「ガンニバル」最恐の大男“あの人”役 4時間の特殊メイクで完全再現 | NewsCafe

「バチェロレッテ2」澤井一希「ガンニバル」最恐の大男“あの人”役 4時間の特殊メイクで完全再現

社会 ニュース
澤井一希、“あの人”(C) 2023 Disney
【モデルプレス=2023/01/31】2022年に配信されたAmazon Prime Videoの婚活リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2に出演していたモデルで俳優の澤井一希が、俳優の柳楽優弥が主演を務め、『Disney+(ディズニープラス)』の『スター』日本発オリジナルシリーズ『ガンニバル』(配信中)に出演していることが発表された。合わせて、制作メイキング映像も公開された。

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◆柳楽優弥主演「ガンニバル」

2018年の連載開始以来、累計発行部数215万部を超える二宮正明が放つ衝撃のサスペンスコミック『ガンニバル』を実写ドラマ化。息も尽かせぬ緊迫感で放つ戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー大作『ガンニバル』。狂気の世界へと誘われて行く主人公の警察官・阿川大悟役を柳楽が務め、供花村を支配する後藤家次期当主・後藤恵介役を笠松将、大悟の妻・阿川有希(ゆうき)を吉岡里帆が演じるなど、豪華演技派俳優陣が脇を固める。

監督は、『岬の兄妹』、『さがす』が国内外で絶賛された鬼才片山慎三、脚本を『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞(R)国際長編映画賞を受賞した大江崇允が務め、プロデューサーに『闇金ウシジマくん』シリーズを手掛けた岩倉達哉、『ドライブ・マイ・カー』の山本晃久ら、世界で高い評価を得る日本のクリエイターとキャストが集結した。

◆「バチェロレッテ2」澤井一希、最恐の大男だった

最終話を前に、話数が進むにつれてSNS上でも大きな盛り上がりをみせ「ガンニバル本気でおもしろすぎる」や「今1番すごいドラマ」など、キャストのたちの鬼気迫る演技や没入感の高い世界観を作り上げる映像のレベルの高さにはまる人が続出している。その中でも、供花村の“人を喰っている”という噂に大きく関わり、供花村を支配する後藤家が恐れ、その存在を隠そうと必死になる“あの人”のキャラクターに注目が。2話で初めてその姿が登場すると、原作ファンも納得する再現度の高さに驚きの声があがり、これまで一体誰が演じているのか謎に包まれていた。この度、キャスト情報と『進撃の巨人』、『シン・ゴジラ』など数々の作品で造形や特殊メイクを担当し、世界的に高い評価を受ける特殊メイクアーティストJIROが手掛けた特殊メイクのメイキング映像も解禁された。

後藤家が恐れる存在である“あの人”を演じたのは、オーディションで選ばれた身長195cmの澤井。昨年「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2に参加し注目を集め、その後、舞台やドラマ、さらにはバラエティー番組など活躍の幅を広げている。今回の出演にあたり澤井は「素直に嬉しさと自分の未知の領域を演じるワクワク感がありました。ただ、このガンニバルという作品において“あの人”という存在がいかに重大かという事も認識していましたので、片山監督に『主演のような気持ちでやって欲しい』というお言葉を頂き、この作品は自分にかかってるんだ!という強い気持ちと覚悟で臨もうと決めました」と重要なキャラクターを演じるにあたってプレッシャーを感じながらも、監督の言葉を受け、強い決意を持って撮影に臨んだと明かした。

◆澤井一希、撮影を振り返る

完成した姿を初めて観た澤井は「初めて完成した姿を鏡で見た時には、想像を遥かに超えるあの人が映っていて、驚きと感動がありました。本当に大変だったと思いますが、特殊メイクの皆さんが長時間かけて完璧に作り上げてくださったので、凄く自信を持って“あの人”になれました」と自身も驚くほどのクオリティだったそうで、また、そのおかげで自信が生まれたとコメント。また、完成した“あの人”を観た他キャストたちの反応については「凄く怖がったり再現度の高さに驚かれていたのですが、ほとんどのキャストの方が興味深々で、写真を撮ってくださり嬉しかったです(笑)」と怖すぎる特殊メイクとは裏腹に現場では和気あいあいと過ごしたと語った。

また、演じる上でも澤井は「演じさせて頂く上で、普通の人間では絶対にしない怪物や動物と人間の境目のような独特な動きを出す事が本当に大変でした」と人であって人でないような特殊な存在の表現に非常に苦労したと言い「最初は全く出来ませんでしたが、撮影の約3ヶ月ほど前から動き指導の長谷川さんに付きっきりでみて頂き、二人三脚で少しずつあの人の動きに近づけていく事が出来ました!是非、あの人の半端ない動きに注目して頂けたら嬉しいです!」と長期間に渡る努力のおかげで見事に“あの人”を体現したと明かした。劇中でもかなり強烈な印象を残す“あの人”のビジュアルだけでなく、その動きにも注目だ。

◆特殊メイクアーティストJIRO、澤井一希に特殊メイク施す

そして“あの人”の特殊メイクを手掛けたのが、数々の作品で観るものを驚かせ、世界中から注目を集める特殊メイクアーティストJIRO。今回のオファーについて「ファンタジーではなく、リアルな世界観に落とし込む高いレベルの特殊メイクが必要とされていることを感じ、とても大きなやり甲斐を感じました」とただインパクトのある造形ではなくリアリティを損なわないように作り上げることが、JIRO自身にとっても大きな挑戦だったとコメントした。

デザインからマスクの彫刻から製作、義歯や手の造形に約2ヶ月かけて制作された“あの人”の特殊メイクは「人間としては規格外の体躯や風貌なのですが、やりすぎるとリアルな世界観を壊してしまう恐れがありました」とリアルな作品世界観に落とし込む上での懸念があったそうで、実際に制作する上では「村のある種異様な世界観や人物像の中にあって突出した存在感を与えなければなりません。適当な答えを導き出すことが非常に難しかったのですが、監督と何度も話し合いを重ね上手く表現できたと実感しています」と片山監督との試行錯誤を繰り返し、世界観に溶け込みながらも異様な存在感を持つ“あの人”を見事に完成させた。

合わせて解禁された、JIROが澤井に“あの人”の特殊メイクを施すタイムラプス映像からは細部までこだわりがつまっていることがわかる。顔の皮膚を緻密に作り上げるだけでなく、皺や皮膚の色、髪やひげの1本1本までが作りこまれている。4時間に及ぶ長時間のメイクによって、視聴者の注目を一気に集めた“あの人”が出来上がり、作品のクオリティをさらに飛躍させた。差し込まれるメイキング映像からは、怖い見た目とは裏腹に、阿川ましろ役の志水心音とじゃれ合うなど、恐怖を覚えたシーンの裏側では、ほっこりと心温まるやり取りも収められている。(modelpress編集部)

◆ストーリー

本作の舞台は、都会から遠く離れた山間にある「供花村(くげむら)」。警察官の阿川大悟(柳楽優弥)は、ある事件を起こして供花村の駐在として左遷され、犯罪とは無縁の穏やかなこの土地で家族と静かに暮らしていた。しかし、1人の老婆の奇妙な死をきっかけに、彼は少しずつ村の異常性に気付いて行く。そして、“この村では人が喰われているらしい”という、衝撃の噂を耳にする。穏やかな日常を次第に狂気が蝕んでいく――。


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《モデルプレス》

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