岡田結実、Twitterの裏アカきっかけでエッセイ出版「ある意味奇跡的な始まり」<ひねくれぼうず> | NewsCafe

岡田結実、Twitterの裏アカきっかけでエッセイ出版「ある意味奇跡的な始まり」<ひねくれぼうず>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
「ひねくれぼうず」の発売記念イベントを開催した岡田結実(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/01/29】タレントの岡田結実が29日、都内で初エッセイ「ひねくれぼうず」(文友舎)の発売記念イベントを開催。報道陣の取材に応じた。

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◆岡田結実、エッセイに本音「嫌われないかとちょっと心配」

自身初となるエッセイの上梓。2017年からケータイに書き溜めていたメモを元にしたもので、17歳から22歳まで感じた悔しさ、切なさ、悲しみ、喜び、感謝がリアルにつづられている。

メモはもともと「いつか小説を出せたらいいと思って2017年からずっと書いていたもの。エッセイのお話をいただいて、小説を出す前に自分がどれだけ作れるのかと思った」と説明。初めてのエッセイ発売に「めちゃくちゃ嬉しかったです!」と喜ぶ一方で、「書き溜めていたメモは全部出しました。これ出して嫌われないかとちょっと心配(笑)」と本音も。

それでも「これだけ“丸裸”を出すのはこれまでのお仕事でできていない。初めてのエッセイはそういう本を作りたかった。“岡田結実ってこういう人だよね”って伝わる本。自分が読んでいてムズムズする本になりました(笑)」と紹介した。

◆岡田結実、裏アカきっかけでエッセイ出版

メモを書くきっかけとなったのが“Twitterの裏アカウント”だったという。「中学生になる前、仕事をしていることもあってケータイを買ってもらった。そこでTwitter(のアカウント)を作って、文章を書く面白さを知った。裏アカウントを作って文章を書いていたら、裏アカを知っている友達から『結実ポエマーじゃん!』といじられて(笑)。恥ずかしいと思う時期もあったけど、ポエマーを大事にしようと思った。それがきっかけとなって本を出せるようになったので、ある意味奇跡的な始まり」と明かした。

「メモを書く時はどんな時か?」との質問には、「上手くできなかった仕事の帰り道とか、お風呂の中とか、ドラマや映画が終わった日とか、好きな人ができたとき、恋しているときとか、日常的に」と回答。特に「幸せじゃないときにメモを書くことが多い。このメモは悔しい時、くじけている時に筆が進む」という。

「最近悔しいと思ったこと」を聞くと、「私は自分が満足するために芝居をしているのですが、賞を受賞している方を見ると『ああ、悔しいな』と思う瞬間がある。評価してもらえる芝居をするのも大事だとは思うのですが、賞をとるために芝居をしているわけじゃない。そのもどかしい気持ちを、この間メモに書きました」と女優としての葛藤を打ち明けた。

◆岡田結実、“ブラコン”と告白「彼女ができたら審査させてほしいくらい」

エッセイに掲載されている写真は、自身が撮影したものがほとんど。「写真を撮るのは好きだけど、評価されるものではないと思っていた。こんなにおしゃれにまとまるなんて…」と仕上がりに驚き。撮られた写真はどれも日常的なもの。その理由については「芸能の仕事は着飾ることが多いので、着飾らない私生活を撮りたかった。お風呂上がりとか、母が途中でやり残した洗濯物のハンガーとか、飼っているペットの写真とか(笑)」とした。

裏表紙に採用されているのは実兄・岡田隆之介の写真。「私、兄が大好きで。もし兄に彼女ができたら審査させてほしいくらい、兄が好き(笑)」と“ブラコン”を告白し、「お兄ちゃんきっかけで芸能界の仕事を始めたので、私にとっては欠かせない人物。だから『裏表紙にはこの写真を使いたい!』と思ってケータイから引っ張り出してきた」と話した。

この日、岡田がファンと直接触れ合うイベントは、実に6年ぶり。「コロナ禍で全然やっていなかった。ファンの方もそうですが、こうして取材していただける記者のみなさんと会うのも久しぶり。正直、緊張している」とドキドキだった。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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