川口春奈・本田翼・Sexy Zone菊池風磨・SixTONES森本慎太郎…“スター勢ぞろい”EXILE AKIRA主演版「GTO」生徒役キャストの飛躍が凄まじい | NewsCafe

川口春奈・本田翼・Sexy Zone菊池風磨・SixTONES森本慎太郎…“スター勢ぞろい”EXILE AKIRA主演版「GTO」生徒役キャストの飛躍が凄まじい

社会 ニュース
(上段左から)山田裕貴、川口春奈、本田翼、中川大志(下段左から)塩野瑛久、小芝風花、鈴木伸之、伊藤沙莉 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/01/22】EXILE AKIRA主演の連続テレビドラマシリーズ「GTO」(2012年~2014年)に生徒役として出演していた俳優陣の飛躍が凄まじい。本記事では2022年、連続ドラマの出演で話題を集めた生徒役をピックアップし、彼らの活躍ぶりを同年の主な出演作とともに振り返る。

【写真】川口春奈・本田翼ら「GTO」生徒役キャスト徹底解説



藤沢とおるの同名の漫画を原作とし、1998年に反町隆史主演で放送された同名のテレビドラマのリメイク版として制作された同作。AKIRAが連続ドラマ初主演を飾った。

元伝説の暴走族ヘッドで教師・鬼塚英吉が、学園全体に巣食う数々の問題を型破りな方法で解決していくというストーリー。主人公・鬼塚役をAKIRAが演じるほか、山本裕典、城田優、黒木瞳ら実力派俳優が出演。コミカルながらも現代の社会問題や教育問題を取り扱った芯の突いた学園モノとして、多くの視聴者の心を揺さぶった。また、生徒役にはフレッシュな顔ぶれが勢ぞろいしていたことも話題を集めた。

◆<2012年版「GTO」>

14年ぶりに復活した2012年版ではヒロイン・冬月あずさ役を瀧本美織が演じた。

◆川口春奈「silent」“涙の使い分け”で魅了

まずは、同シーズンのキーパーソンとして周囲を掻き回す相沢雅役を演じた川口春奈。初回で見せていた優等生から、実は担任外しの主犯格だったという裏の顔を持つ二面性のある女子高校生を演じ分けた。

そんな川口の2022年のトピックとして欠かせないのは、全11話中9話がTwitterの世界トレンド1位、見逃し配信が歴代最高記録を更新するなど一際ブームを巻き起こしたフジテレビ系木曜劇場「silent」。切ない恋愛模様や伏線が散りばめられた緻密な演出まで、「語りたくなるドラマ」として、テレビ離れが深刻な若年層の心もガッチリと掴んだ。これは川口の繊細な演技力があったからこそ。彼女が見せる等身大の女性像は同性の同年代を中心に多くの共感を呼んだ。特に“涙の使い分け”は絶賛を集め、毎回違った泣き顔で魅了。同作で一世を風靡するとともに、ヒロインとしての存在感を発揮した。

◆塩野瑛久「ハイロー」「来世ちゃん」で異彩放つ

水原僚一役の塩野瑛久は、現在放送されているテレビ東京系ドラマParavi「来世ではちゃんとします3」(毎週水曜深夜0時30分~/Paravi:毎週水曜夜9時~独占先行配信中)の「来世ではちゃんとします」シリーズをはじめ、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」(2022年)、映画「HiGH&LOW THE WORST X」(読み:「X」=クロス/2022年)をはじめとする「HiGH&LOW」シリーズなど、端正な顔立ちと高い演技力を武器に、どんな役柄にも染まりながらもミステリアスな空気感で異彩を放つ。

2022年11月には劇団EXILEの新メンバーとして加入し、新天地でさらなる飛躍に期待がかかる。また、2023年にはTBS系深夜ドラマ枠ドラマストリーム「ブラザー・トラップ」(深夜0時58分~/1月24日スタート)で同局系の連続ドラマ初出演。フレッシュな俳優陣が織り成すピュアなラブストーリーに注目が集まる。

◆鈴木伸之「悪女(わる)」「自転車屋さんの高橋くん」…連続ドラマ出演絶えず

プロボクサーを目指す少年・草野忠明役として出演していた鈴木伸之。2022年は、1月期の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「ケイ×ヤクーあぶない相棒ー」から始まり、日本テレビ系水曜ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」、同局系ドラマ「ファーストペンギン!」、テレビ東京系木ドラ24「自転車屋さんの高橋くん」と連続ドラマに引っ張りだこの1年に。

現在、フジテレビ系木曜劇場「忍者に結婚は難しい」(毎週木曜よる10時~10時54分)ではダメ夫役を好演。そして同作の挿入歌には、DISH//の橘柊生とコラボしたセカンドシングル「Ambivalence」が決定。歌手オーディションへの応募をきっかけに芸能界入りし俳優活動をスタートした鈴木にとってシンガーとしての活動は目標の1つでもあり、次々と夢を実現させていく姿に2023年も目が離せない。

◆「悪魔の天才児」本田翼、8LOOMを束ねる主演女優へ

「悪魔の天才児」の異名を持つIQ200を誇る才女・神崎麗美を演じ、そのビジュアルと謎めいたキャラクターで話題を集めていた本田翼。2022年は、主演を務めたTBS系火曜ドラマ「君の花になる」で、次世代俳優が集結したボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)を束ね、ドラマを彩った。

SNS上からも8LOOMの仲睦まじい様子や本田との関係性はよく伝わったが、こうした絆は彼女の底なしの明るさや数々の話題作に出演してきた確かな経験値からなる統率力があったからこそだと考えられる。

◆中川大志「鎌倉殿の13人」で示した確かな実力

2022年、TBS系日曜劇場「オールドルーキー」やNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と名作ドラマを数多く生み出してきた歴史のある枠への出演が目立った中川大志。「GTO」では幼馴染みの上原杏子(新川優愛)を中心とした女子3人からいじめを受けていた吉川昇役を好演。

同作のほかフジテレビ系ドラマ「水球ヤンキース」(2014年)など、イケメンを感じさせないヘタレ役にも染まり切る中川が、「鎌倉殿の13人」では武士の鑑と謳われる武者・畠山重忠として、雄々しさを感じさせる演技で視聴者を唸らせた。特に義時(小栗旬)との対峙シーンでは、刀ではなく拳をぶつけ合い、武士としての尊厳が光る去り際に絶賛の声が続々。演技派俳優が集った中で一切の引けを取らない圧巻の演技で確かな実力を示し、爪痕を残した。

◆森本慎太郎「ナンバMG5」の好演でジャニーズの概念を覆す

クラスの中心的存在・村井國男をキャッチーに演じたSixTONESの森本慎太郎は、グループとしての活躍はもちろん、俳優としての活躍が目覚ましい。Jr.時代から話題作に出演し、キャリアを積んできた彼の実力を再認識したのはフジテレビ系水10ドラマ「ナンバMG5」(2022年)のヤンキー高校生・大丸大助役だ。

ユニークなキャラクターで笑いをもたらす三枚目である反面、仲間思いの熱い一面を持つまっすぐなヤンキー高校生を熱演。視聴者の間でも「まさかジャニーズだったとは」「再現度高すぎる…俳優さんかと思った」などキラキラアイドルのイメージが強いジャニーズの概念を良い意味で覆した。

2023年は、NHK土曜ドラマ「探偵ロマンス」(総合、毎週土曜よる10時~/1月21日スタート)で草刈正雄と“犬猿の仲”となる新聞記者として出演することが決定。豪華俳優陣が入り乱れる中、これまで演じることのなかったキャラクターで彼の新しい顔を見ることができるかもしれない。

◆山田裕貴「ちむどんどん」映画5本出演…露出さらに増加

近年、話題作に絶えず出演し続ける山田裕貴は藤吉晃二役として同作に出演。2022年もNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」をはじめ、5本の映画出演(「ハザードランプ」は劇場公開中止)と多忙を極めていた。さらに自身がラジオやSNSを通じて度々ファンを公言していた「ONE PIECE」シリーズの劇場版で同年の映画興行収入ランキングトップに輝いた「ONE PIECE FILM RED」(2022年)のオリジナルキャラクター・クラゲ海賊団のエボシに命を吹き込み、「いつか『ONE PIECE』の映画の声優さんとして出られるような俳優になれたらいいな」と密かに抱いていた夢を実現した。

また、2022年4月からは、深夜ラジオの代名詞「オールナイトニッポン」のパーソナリティにも就任し、畳みかけるように続く面白トークと誠実なキャラクターがより世間に広まるように。2023年は、NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜よる8時~、BSプレミアム・BS4K、毎週日曜よる6時~)、フジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」(毎週月曜よる9時~)の出演はもちろん、ヒット映画「東京リベンジャーズ」の新シリーズが開幕し、ますます露出の絶えない1年となるだろう。

他にも2022年、東海テレビ・フジテレビ系土ドラ「個人差あります」で夏菜、白洲迅とともにトリプル主演を務めた新川、フジテレビ系木曜劇場「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」、NHK総合ドラマ10「プリズム」、Netflixシリーズ「金魚妻」など幅広いジャンルの作品で活躍した石井杏奈、EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、佐野岳、野村周平、西内まりやらが出演していた。

◆<2014年版「GTO」>

2014年、鬼塚の母校・湘南を舞台にした新シリーズが開幕。ドラマ完全オリジナル脚本とし、2年A組の担任・藤川ほなみを比嘉愛未が演じた。

◆伊藤沙莉「ミステリ」“刺さる”演技で共感集める

いじめっ子・楠見加奈子役として迫力ある演技と持ち前のハスキーボイスで鮮烈な印象を与えた伊藤沙莉。2022年も「第45回山路ふみ子映画賞」女優賞、文化庁芸術祭にて放送個人賞など数々の賞を受賞し活躍が際立った。

フジテレビ系月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(2022年)では、紅一点の新人刑事として男社会にもまれ悩みを抱えながら、仕事のやりがいを見つけていく姿で、作品に光をもたらすとともに女性の働き方を投げかけ。また、主演を務めた映画「ちょっと思い出しただけ」(2022年)では、主人公の男女の恋愛模様が「リアル」と視聴者の共感を集めた。このように観る人の心に刺さるのは、ごく普通の女性を日常にすっと馴染ませるように体現化する伊藤のナチュラルな演技が光ったからだと考えられる。

◆菊池風磨「ファイトソング」から始まった活発な俳優業…“無双ぶり”が話題

Sexy Zoneの菊池風磨は、成績優秀な優等生・葛木隆一役として出演。切れ味抜群のトークスキルでバラエティー番組に欠かせない唯一無二の存在としてポジションを確立しているが、2022年は俳優業の活動も目立った。

TBS系ドラマ「ファイトソング」では清原果耶演じる主人公の幼馴染役を、テレビ朝日系ドラマ「トモダチゲームR4」ではキーマンを熱演。ほかにも舞台「DREAM BOYS」や映画「もっと超越した所へ。」など幅広いフィールドで存在感を発揮した。

2023年は「WOWOW連続ドラマW ギバーテイカー」(毎週日曜よる10時~※全5話/1月22日スタート)で中谷美紀ら豪華俳優陣と本格クライムサスペンスに挑むほか、ドラマParavi「隣の男はよく食べる」(テレビ東京系:毎週水曜深夜0時30分~、Paravi:毎話独占先行配信/4月放送予定)では倉科カナとW主演を務め、10歳差のムズキュンストーリーを描く。

このように、枠にとらわれず多様なジャンルやキャラクターに挑戦できるのは、アイドルとして磨かれた表現力と菊池が持つ柔軟な対応力があるからこそ。俳優としてさらなる経験を重ね、オールマイティーに活躍する彼の無双ぶりに目が離せない。

◆小芝風花「城塚翡翠」アクセントを添える演技が光る

成瀬つぐみ役として出演していた小芝風花。陰湿ないじめを耐え抜く一方、閉じ込めた辛い思いを鬼塚の前でさらけ出し、涙をこぼす姿で視聴者の心を強く揺さぶった。

当時からネクストブレイクとして注目を集めていた小芝だが、ここ数年はあどけない印象から大人っぽく垢抜けたビジュアルも武器に、主演級女優へ成長。フジテレビ系ドラマ「彼女はキレイだった」(2021年)では、Sexy Zoneの中島健人と演じたラブストーリーで新境地を開拓し、その後も、映画「妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―」「貞子DX」(ともに2022年)など主演作が続々と公開された。

一方で、日本テレビ系日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」(2022年)では清原演じる主人公・翡翠を公私ともに支えるパートナー役に。主演を務める確かなスター性と実力を持ち合わせながらも、縁の下の力持ちとして作品にアクセントを添える小芝の演技に称賛の声が寄せられた。

◆片寄涼太&佐野玲於、アーティストから演技派の一面を開花

2012年版の白濱に続き、本シーズンではGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、佐野玲於も出演。桐谷優役の片寄はテレビ東京系深夜ドラマ「運命警察」(2022年)で地上波初主演を果たし、俳優としての活動により一層注目が集まっている。

2023年はAmazon Originalドラマ「A 2 Z」(2月3日0時より独占配信)で主演の深田恭子と恋に落ちる甘え上手な年下彼氏役に。甘い“王子様ルックス”で女性を虜にする片寄だけに、今からハマり役を予感させる。

ADHD(注意欠陥多動性障害)を抱えた男子高校生・宇佐美太一を好演した佐野。MBS/TBSドラマイズム「生き残った6人によると」(2022年)では、カリスマCEOの経歴を持ち「恋愛マスター」「木更津のパク・ソジュン(韓国俳優)」と自称するもどこか胡散臭い…というユニークな役柄で新たな一面を見せた。

2023年は、木曜深夜カンテレローカルドラマ「インフォーマ」(毎週木曜深夜0時25分~/1月スタート)で桐谷健太と初共演でバディを組む。本人も「攻めてます」という本作で、俳優としての飛躍に視線が集中する。

◆松岡茉優「初恋の悪魔」多重人格者の熱演が圧巻

松岡茉優は、葛木の彼女・志条あゆな役として本シーズンのキーパーソンに。高校2年にして妊娠によって子どもを授かり葛藤するという難役をこなし話題を集めた。演技力に定評がある松岡は難解な作品の出演が多く、2022年も日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」で刑事の人格と「ヘビ女」と呼ばれる別人格を持つ多重人格者を見事に演じ切った。

また、これまでは作品の中心ではなくスパイスとなる役回りが多かったが、着実にステップアップし、最近では主演を務める作品も急増。2023年には、WOWOW「連続ドラマW フェンス」(春スタート)で宮本エリアナとW主演を務めることが決定しており、日本のドラマ史上初となる肌色の違う女性バディがW主人公という連続ドラマに期待がかかる。

◆竜星涼「ちむどんどん」ダメ男役で注目集まる

バスケ部のエースで、クラスの中心的存在・芹澤航平を演じた竜星涼。「ちむどんどん」では徹底したダメ男を演じ、その高い演技力で注目を集めた、今勢いのある実力派俳優の1人。

2023年はフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」(毎週水曜よる10時~)で同局の連続ドラマ初主演を飾る。朝ドラ以降初出演となる本作で、初の投資家役として挑む“人間再生ドラマ”を竜星がどのような演技で魅せるのか注目が集まる。

ほかにも同シーズンにはNetflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2(配信中)のアン役で熱い視線を集める三吉彩花をはじめ、岡本夏美、松井愛莉、堀井新太ら各分野で道を切り拓くスターが勢ぞろい。

当時フレッシュな俳優として初々しさを見せながらも、輝きを放っていた彼らが10年近くの時を経て、今では日本を代表する俳優へと成長。歩みを止めないそれぞれの活躍に今後も目が離せない。(modelpress編集部)

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