ATSUSHI、EXILEに完全復活宣言 TAKAHIROも笑顔「おかえりなさい」<EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH”~Christmas Special~>
芸能モデルプレス/ent/music
【モデルプレス=2022/12/22】デビュー20周年を迎えたEXILEが、21日にクリスマスライブ『EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH”~Christmas Special~』東京公演2daysの最終公演を東京ドームにて開催。ATSUSHIが、EXILEに完全復活することを宣言した。
このツアーファイナルをもって、今年開催した全ツアーの総動員数が100万人を突破したEXILE。そんな記念すべき日に先陣を切って現れたのは、新生EXILEを牽引してきたTAKAHIROとAKIRAだった。自身の“願い”を投影した色とりどりのカラージャケットに身を包み、花道の先端に登場したメンバーたちは、続々とメインステージに集結。最後にATSUSHIが加わりPOWER OF WISHを象徴する“W”を形成すると、代表曲「Rising Sun」が最終公演の幕開けを告げた。
今夏から始まった本ツアーのテーマソング「POWER OF WISH」ではステージだけでなく、客席にも鮮やかなライトが輝き、息の合ったハンドクラップで心を1つに。次の瞬間、ギターが唸りを上げると、「東京ドーム、一緒に夢を見ようぜ!」というSHOKICHIのシャウトから「Heads or Tails」に突入した。NESMITHとSHOKICHIのロック魂を宿した歌声に応えるように、パフォーマー陣も躍動感溢れるダンスで観客を煽る。その後も、TAKAHIROの爽やかな歌声がエスコートした「I Wish For You」、ATSUSHIが「東京ドームのみなさんのためにすべて」とボリューミーなアレンジバージョンで歌唱した「WON'T BE LONG」と、前半から人気曲のオンパレード。
SHOKICHIと関口メンディーーのラップの掛け合いが新時代の到来を知らせた「24WORLD」と、20周年のメモリアルソングとしてTAKAHIROとSHOKICHIが制作した「BE THE ONE」では、フロートに乗ってアリーナ外周を移動する場面もあり、メンバーたちは観客と笑顔を交わしながら、リズミカルに突き上がる拳とフラッグで心を繋いだ。
観客と、盛り上げ役の関口・白濱亜嵐・世界・佐藤大樹が温めたステージに、満を持して現れた新生EXILE THE SECONDは、カラフルなセットアップスタイルで「YEAH!!YEAH!!YEAH!!」を投下。“YABAI”くらいエネルギッシュなダンスとボーカルがクリスマスライブを夏色に染めていく中、SHOKICHIが「Everybody!!」のロングトーンと共に豪快に床に倒れ込めば、「ASOBO!」や「SUPER FLY」といった遊び心たっぷりのダンスチューンが場内のボルテージを上げていく。だが、SHOKICHIが「この5人のEXILE THE SECONDも、応援よろしくお願いします!」と言い添えると、場内はセンチメンタルなオレンジに染まり、新曲「Twilight Cinema」が届けられた。
そして、ATSUSHIが3人と一緒にパフォーマンスするために制作したという、最新ソロ曲「You Own My Heart」へ。ピアノを奏でるATSUSHIの歌声と、3人の艶やかなダンスが、EXILEの先に続く一人ひとりの人生を描き出し、切ないバラード「雪化粧」に繋いだ。さらにこのブロックでは「僕らの綺麗すぎない、でもがむしゃらに繋いできた絆の歌です」と言い添え、ATSUSHIとTAKAHIROが、ATSUSHI勇退前ラストの曲である「約束」を歌唱。勇退を経て再び重なり合った2人の歌声が、美しく天から降り注いだ。
「Song for you」からは他のパフォーマーも加わり、ATSUSHIとTAKAHIROが歌に込めた想いを、その身体を通して会場全体に広げていく。AKIRAも「楽曲と共にさまざまな思い出や記憶が蘇りましたし、僕たちと同様に、お客様一人ひとりも過去の楽曲たちと共にたくさんのメモリーがあるんだなと感じて、感慨深かったです」と語っていた。