デスク「V6・岡田准一(36)が主演の映画『追憶』をこの前見てきたんだけど…」
記者「小栗旬(34)、柄本佑=たすく=(30)を含めた3人の少年時代の過去と現代に起きた殺人事件が交錯する濃厚なサスペンスだとか…」
デスク「そう、故・高倉健さんの主演作を何本も撮っている降旗康男監督(82)と撮影の木村大作氏(77)の名コンビが9年ぶりに一緒に仕事をしたって触れ込みだ」
記者「そういえば、降旗監督が岡田のことを『第二の健さん』だって持ち上げてましたね」
デスク「笑っちゃうなあ…」
記者「岡田はなかなかの名優では?」
デスク「まあ、芝居は下手じゃないけど、大スターと比べるには、柄が違いすぎるよ」
記者「ああ、岡田がチビだってことですね」
デスク「今回の作品では小栗や柄本が180センチを超える長身だろ。加えて岡田の妻を演じる長澤まさみ(29)も結構背が高い…」
記者「岡田の公称身長は170センチです」
デスク「自称公称ってやつね。ありゃ、どうみてもせいぜい165センチって感じだ。長澤と2人並ぶ
場面では台の上にのって身長差を隠してたけど、引いた画になると、バレバレだった(笑)」
記者「健さんは公称180センチでしたもんね」
デスク「ま、それはともかく、岡田が今回の映画で自身でカメラを回したなんて話題もあるらしいけど、そこそこ客は入ってるみたいじゃないの」
記者「公開2週目で興収ランキングは5位。木村拓哉(44)の『無限の住人』よりはいい成績を残すでしょうが、興収は2ケタの前半を上回る15億円に届くかどうかって感じでしょう。大ヒットとまではいかないのでは…」
デスク「台に乗った甲斐はなかったってか」
記者「で、デスクの感想は?」
デスク「富山や能登の美しい景色とか出てきて、ちょっと贅沢な2時間ドラマって感じかな。肝心のサンスペンスは底が浅いし、地方が舞台なのにみんな東京言葉でしゃべってるのもヘンだった」
記者「ま、ドラマだと思えば腹も立たないでしょうが、カネ払って見に行くのなら、物足りないってことですか」
デスク「老監督が、主演の岡田ありきで周りのおぜん立て通りに撮ったとしか思えない映画だって言っておくね」
《NewsCafeゲイノウ》
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