大御所も拒絶?! フジが学ぶべき「ドラマ」 | NewsCafe

大御所も拒絶?! フジが学ぶべき「ドラマ」

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デスク「テレビ朝日系で4月からスタートした平日昼の帯ドラマ『やすらぎの郷(さと)』が面白いね」

記者「石坂浩二(75)が主演で、かつては売れっ子脚本家だった彼がテレビ業界で功績を残した人が無料で入れるなぞの老人ホーム『やすらぎの郷』で経験する数々が描かれます」

デスク「放送前は、石坂の元妻で女優、浅丘ルリ子(76)や元彼女の女優、加賀まりこ(73)との共演、さらに八千草薫(86)や有馬稲子(85)なんて元タカラジェンヌの高齢女優が出てくることが話題にもなったけど、そんなもんじゃないね」

記者「ドラマの脚本は大御所の倉本聰氏(82)。この作品を通して業界や現代社会を批判しているのは明らかですよね」

デスク「この前の放送では、主人公が施設の職員に仕事の依頼が来ていることを知らされる場面で『湾岸テレビの月9枠で先生にオファーが来ています。この枠は瀕死状態で人気俳優をかき集めて起死回生を…』と説明し、見せる企画書が『9羽のカモメ』だって…」

記者「? フジテレビを明らかにおちょくっているのは分かりますが…」

デスク「1970年代半ばにフジで放送された『6羽のかもめ』っていう業界事情を描いた優れたドラマがあったんだよ。倉本さんは実は当時、74年放送のNHK大河『勝海舟』を手掛けてたんだけど、局側とぶつかって降板。北海道に逃げたことがあった。その経験を踏まえて別名で書いたのが『6羽の…』だったのよ」

記者「そういう過去も引っ掛けてるんですね、湾岸テレビのドラマ企画は…」

デスク「『やすらぎの郷』は昼帯ながら視聴率7%を超えてるっていうんだろ」

記者「日テレ、TBS、テレ東はシニア層向けのドラマ企画で追っかけようとしてるとか」

デスク「まさしくフジが先に手を付けておくべきところだよね」

記者「倉本さんは元々ニッポン放送出身でフジとも近い人でしょ?」

デスク「大御所の知恵でも借りて再建策を考えろって言っておくわ」
《NewsCafeゲイノウ》
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