先日放送されたバラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系)で、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(39)が見せた食レポートに批判が殺到している。
「この日はパンサーの3人が東京・八王子にある築地魚市場八王子支社を訪れたVTRを放送しました。そこでカジキマグロの味噌漬けを試食するときにトラブルが発生したんです」(放送作家)
何があった?
「店の女将さんが切り身をトレーに乗せて手渡しましたが、よそ見していた尾形がそれを手で払いのけ、切り身は地面に落下。その後、一般女性が再び試食することになったものの、尾形はひたすら謝罪を続けました。結局、食レポに集中するどころではなかったわけです」
わざとじゃないんでしょう?
「もちろんです。しかし、食べ物が無駄になったので、女将さんは『何やってんの!』と叫び、表情は厳しいものでした。はっきり言って、このシーンで番組がぶち壊しになってしまった」
だけど生放送じゃないんだから、この部分をカットして撮り直すこともできたのでは?
「まったくです。尾形がひたすら謝る部分が面白いと思ったのかもしれませんが、彼は完全に意気消沈していて、見ていてかわいそうでした」
じゃあ、何のために失敗を放送した?
「ずばり、炎上狙いです。尾形が不注意のせいで、食べ物を粗末にしたとネット民が批判することを局側は期待していました。批判されれば、必ずまとめサイトやユーチューブなどでどんどん拡散し、番組の話題性や知名度が増すんです」
汚いやり方だね!
「今回は偶然のハプニングですが、もっとひどい仕込みが普通になっています。たとえばバラエティ番組などで、台本にわざと放送作家が考えた暴言が書き込まれてあり、これを言うように打診されます」
信じられない!
「今、芸能人はネットで注目を浴びることが最大のPRになっているんです。当然、芸能事務所も『このくらいの発言、批判されても最初だけ』などと説得して、注目されるために過激な発言をさせます」(先の放送作家)
真実を曲げれば曲げるほど、視聴者のテレビ離れは加速するのかもしれない。
《NewsCafeゲイノウ》
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