SMAP、ラストアルバムに込められた願い | NewsCafe

SMAP、ラストアルバムに込められた願い

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解散まであと2カ月を切ったSMAP。
 年末に発売されるラストのベストアルバム「SMAP 25 YEARS」の収録曲がファン投票によって決定した。

 選曲結果について、ジャニーズウォッチャーに聞いた。
 「全50曲の首位が、解散阻止の購買運動まで起こった大ヒット曲『世界に一つだけの花』でなく、シングルでもなかったアルバム収録曲『STAY』だったことが、世間的には不思議がられているようです」

 確かに誰もが知る「世界に…」がダントツと思ったが。
 「ファン的には納得の結果です」とウオッチャーは指摘する。
 収録希望曲の投票では、デビュー25周年の記念の年なのに解散が発表され、歌番組に出ないどころか、新曲さえリリースされなかったことで、「56枚目の新曲シングル」をリクエストしたファンも多かった。そんな中で「STAY」がリクエストのナンバーワンになった意味とは?

 「『STAY』は、バラード調のラブソング。すれ違いや言い争いがあっても、共に乗り越え、一緒に歩んでいこうといった内容なんですが、男女の愛を、グループの絆として重ね見たファンが多かったんでしょう」

 グループの絆…。解散理由については明確に発表されていないが、一部メンバーの不仲が修復不可能になったのが主因という説が定番化してしまっている。

 「大物芸人が『世間の噂(不仲説)はほぼその通り』と発言して攪乱させられたり、大物歌手やアナウンサーが『不条理』という単語を使えば、『事務所に解散させられたのでは』と想像してしまうし、いずれにしても振り回されるので、メンバー本人の発言しか信じませんけどね」
 「STAY」が首位だったのは、これからもファンはSMAPと共にいるという気持ちの表れであり、メッセージでもあるのか。
 「もちろん。1月に空中分解騒動があって、5人が『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で生謝罪した後、中居正広(44)が自身のラジオ番組でも流しました。他に流したのが『世界に一つだけの花』『夜空ノムコウ』という大ヒット曲でしたが、そこに『STAY』が並んだのは、中居のメッセージと受け取られました」(先のウオッチャー)

 投票総数は2週間で約200万票だったという。その50曲の中に、「華麗なる逆襲」「前に!」「はじまりのうた」「ススメ!」「手を繋ごう」「どうか届きますように」「俺たちに明日はある」などのタイトルが入ったのもファンのメッセージといえそうだ。
《NewsCafeゲイノウ》
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