尾崎裕哉が父を越えられないワケ | NewsCafe

尾崎裕哉が父を越えられないワケ

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1992年に26歳の若さで急逝した伝説の歌手、尾崎豊の1人息子、尾崎裕哉=ひろや=(26)が16日、音楽特番「音楽の日」(TBS系)に生出演。父の大ヒット曲「I LOVE YOU」など2曲を熱唱した。
 「動画サイトでは数年前から話題になっていましたが、彼がテレビで歌うのはこの日が初めてだったんです。とにかく声が父親そっくりで、ネットで反響をチェックしたら『父の遺したDNAすごい』『あまりに似すぎ!!亡き尾崎を思い出して涙が止まらなかった』など、やはり声が最大の話題になっていました」(音楽ライター)

 裕哉は周りの反応についてどう感じている?
 「正直言って嫌だと思いますよ。歌う前、裕哉は父と比較されることについて『似てることは嬉しいんですけど、葛藤の方が大きかった』と明かしたんです。微妙に言葉を濁していますが、本音では『嫌で嫌でたまらない』ってことです。話していたときの複雑な表情を見ていればわかりますよ」

 なぜ、そんなに父と似ているのが嫌なわけ?
 「裕哉はインタビューで『父のことはよく知らない』と言っています。いっしょに遊んだり、いつもそばにいた人ならイメージもできるでしょうが、死んで神格化された父が今、大きな壁となって立ちはだかっているんです」
 やはり、裕哉は父親を越えたいのかな?

 「同業なんだから当然でしょう。息子っていうのは父親を乗り越えたいと誰でも思っています。しかし『父親に似ている』と絶賛されるのは、自分への評価ではなく父に話題が集まっている証拠。要するに、周りが『あなたはお父さんを乗り越えられませんよ』と言っているようなものです」

 なるほど、これじゃぁ、裕哉はいい気分しないな…。
 「実は今回、裕哉はオリジナル曲の『始まりの街』だけを歌いたかったんですが、テレビ局は視聴率を稼ぎたくて父の名曲を強引に歌わせたんです」(先のライター)

 父に似ているとはじめは話題になっても、結局音楽性で勝負しないと、乗り越える以前の問題だろう。
《NewsCafeゲイノウ》
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