巨匠も手を焼いたジャニーズタレント | NewsCafe

巨匠も手を焼いたジャニーズタレント

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世界のニナガワと称された演劇界の巨匠、演出家の蜷川幸雄氏(享年80)が亡くなった。
東京・青山葬儀所での通夜には1500人を超える人々が弔問に訪れ、別れを惜しんだ。
「芸能界からも名だたる俳優たちが追悼コメントを出したり、弔問に訪れたりでしたが、個人的にはやはり、印象的だったのがジャニーズタレント勢ですね」とはジャニーズウォッチャー。
蜷川氏とジャニー喜多川社長(84)は旧知の仲で、ジャニーさんは蜷川氏の舞台に数多くの所属タレントを紹介していた。
数多くのベテラン俳優たちとのエピソードは別に機会を設けるとして、ここではジャニーズタレントに絞って話を聞く。
「夫婦で弔問できてよかったと思ったのが少年隊の東山紀之(49)と女優の木村佳乃(40)。2人は、蜷川氏演出の舞台『さらば、わが愛 覇王別姫』(2008年)での共演をきっかけに結婚。東山は他にも蜷川氏の作品に出ており、会うたびに『また一緒にやろう』と声をかけてもらったそうです」
通夜の弔問客の中にはSMAPの木村拓哉(43)の姿もあった。
「木村の初舞台が蜷川氏演出の『盲導犬』(1989年)でした。ジャニーさんの紹介で出演したものの当時、木村は17歳。なかなか蜷川氏の要求を体現できず、人知れずトイレで悔し涙を流したり、突然の白髪になったりと、かなり葛藤した分、いい意味での転機になったそうです」
そして、KAT-TUNの亀梨和也(30)、上田竜也(32)の姿も…。
「亀梨は『靑い種子は太陽のなかにある』(2015年)で、上田は『冬眠する熊に添い寝してごらん』(14年)で、それぞれ蜷川氏に鍛えられました。亀梨に関しては意外にガンコ者なので、あの蜷川氏でさえ『こじれたら大変な相手』と手を焼いたそうです」
そしてまた、V6の森田剛(37)と三宅健(36)も弔問に訪れた。
「森田は出色の存在で、『血は立ったまま眠っている』(10年)が、蜷川氏の現場初体験。蜷川氏は最初、『やっと会えたね』なんて優しかったのが、稽古中はなぜか『馬鹿野郎!』『変態!』と連呼。あげく『おまえは野ネズミか? 変わってる。よくジャニーズにいられるよな』と言い放題だったそうです」
同じV6のメンバーでは、岡田准一(35)も舞台「エレクトラ」で、蜷川演出を体験したエピソードをラジオ番組で披露していた。
「ありましたね。『灰皿は飛んでこなかったけど、キツい言葉が飛んできた。先に感情が入って泣いたりすると「早漏!」って怒鳴られた』とか(笑)」
ジャニーさんは蜷川氏の訃報を受け、「東京オリンピックを待たずにさよならなんてずるい」とのコメントを発表したが、盟友の死にかなり動揺していると聞く。
「蜷川さんの事務所はスタッフが有能で、1言えば10で応える人材が多数。今後については会議が重ねられているそうですが、奇しくも今、SMAPの空中分解騒動の余波を整理できていないジャニーさんのところは…」(先のウオッチャー)
蜷川氏より高齢のジャニーさんがトップだけに、心配のタネは尽きない。改めて蜷川氏に合掌。
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