嵐、アリーナツアーは空席祭り!? | NewsCafe

嵐、アリーナツアーは空席祭り!?

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ジャニーズ事務所のグループの中で最もチケットが取りにくいといわれる嵐。
「今月下旬から開催される9年ぶりのアリーナツアーで、顔認証システムを本格的に導入することが話題になっていますが、ファンを含めて現場の混乱が続いています」とはジャニーズウオッチャー。
嵐のコンサートではプラチナチケットをめぐり、高額転売が常態化していることが社会問題になっている。
「顔認証システムの導入にあたり、高額転売の問題がニュースでも取り上げられるようになったのは喜ばしいことですが、実際は今も転売が続いており、情報をキャッチしていない人が不正転売で高額チケットを手に入れても当日、会場に入れない人が続出すると見られています」
確かにネットでは今も40万円などの高値がついたチケットが出回っている。
「嵐に関しては昨年暮れのドーム公演で、一部席で顔認証システムを実施しましたが、結果的に係員の目視確認だったという情報が拡散されたことで、甘く見ている人が多い。今回から顔認証で入れない人により、空席祭りになるのではという心配の声も上がっています」
ジャニーズのコンサートチケットは、基本的にファンクラブに入らないと取得できないはず。
それなのになぜ、不正転売が横行するのか?
「それだからこそです。例えば、4人家族の末っ子が嵐のファンで、ファンクラブに入会したとします。ところがチケットの倍率が気絶するほど厳しいので、家族全員で入会して応募権利を獲得。友人・知人の名義を借りるのも当たり前です」
なるほど、その中には嵐ファンを装ったダフ屋もいるという悪循環か。
「何度も申し込んでようやく当たった人がいれば、1家族で複数名が当たるパターンも。チケットをめぐってはSNSなどで『ファン以外は申し込むな!』などと言い争いも頻発していました」
顔認証システムの導入で今後は、名義貸しのお父さんが当たったチケットはお父さん以外、使えなくなるわけだ。
「ダフ屋排除には得策ですが、仮に純粋にチケットをゲットしても、当日、仕事や病気や災害で行けなくなった人の分は空席にならざるを得ない。それが空席祭りと言われる理由です」
痛し痒しで賛否両論の顔認証システムの今後が心配になる。
「それでも不正転売チケットの取引がぐっと減っただけでも、効果は出ています。問題は高額チケットを買っても簡単に入れないという現実をいかに浸透させるかでは」(先のウオッチャー)
不正転売には断固として反対だが、肝心の嵐コンサートが「空席祭り」にならないことを祈るばかりだ。
《NewsCafe》
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