デスク「ことしの芸能界は全体に不作だったけど、その象徴はピン芸人のとにかく明るい安村(33)だな」
記者「ほぉ~、裸ゲイ、いや芸人でガチムチっぽいのはデスクの好みかと思ってましたが…」
デスク「バッキャローッ! オイラの趣味とちゃうわ」
記者「とはいえ、安村は『安心してください、はいてますよ』のブレークで流行語大賞トップ10の一つにも選ばれたじゃないですか」
デスク「そのうえ、ヤローは調子に乗りやがって、京都・清水寺が世相を表す『今年の漢字』に"安"の字を選んだから、『今年の漢字は『安』に決まりました!安心の安!安村の安!』ってツィートしたって…」
記者「そりゃ、芸人としては調子に乗るのは当然じゃないですか」
デスク「これまでも、小島よしお(35)やたむらけんじ(42)とか裸芸人は数多いけど、小島の『そんなの関係ねー』に比べると、安村のはマイルドだし、インパクトに欠けるよ。年末まで話題になったっていうのは予想外だった」
記者「安村は今年1月の給料がわずか4万円。それが半年で50万円を超え、今は100万に達しているでしょう。薄給のよしもとでも今年の出世頭と言えます」
デスク「不遇時代もあったってな」
記者「北海道・旭川実業高の野球部で甲子園に行ったものの、試合には伝令で出ただけ。高卒後、お笑い芸人目指して上京。コンビとしてデビューしたものの14年もまったく芽が出なかった。妻子もいるのに大変だったと思いますよ」
デスク「ピンに転じて裸になった途端の大ブレークって、運もよかったんだろうな」
記者「小島の芸が、世の中へのアンチテーゼを訴えるのに対し、安村はすべてを受け入れようとする…今の世相に合っているんじゃないですか。その点で、企業のCMにも使いやすいという話です」
デスク「"安"は安倍晋三首相の安でもあるってな。政権批判より、体制順応が正解っていう世の中の流れを表してるんだろ。そんなことでいいのか!」
記者「ハイハイ…」
《NewsCafeゲイノウ》
page top