デスク「今年の春、歌手、森高千里(46)を司会に起用し、鳴り物入りでスタートした『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)が低視聴率から、金曜深夜枠に飛ばされるってな」
記者「森高自身は当初から司会を嫌がっていたのに、フジの亀山千広社長(59)のラブコールに押されてシブシブ登板。しかし、数字が取れずにゴールデン撤退となり、彼女に傷がついた格好です」
デスク「深夜に移ったところで、代わり映えしないような気もするけど、オイラ、秘策を思いついたんだ」
記者「えっ? 森高が毎回ミニスカ姿で悩殺とか?」
デスク「そんなの誰でも考えるだろっ! 森高じゃなく、司会に違うタレントを持ってくるんだよ」
記者「今のところ、森高とアンジャッシュの渡部建(42)のコンビは同じようですけど」
デスク「だから、そこに芳村真理(80)を起用するんだよ」
記者「ヨシムラ…ですか。僕は名前しか知りませんが、テレビの草創期からモデルやタレントとして活躍。1970-80年代にはフジの人気歌番組『夜のヒットスタジオ』の司会でフジの顔でもあった人ですよね」
デスク「この二十数年は表舞台から消えていたんだけど、今月9-10日に歌手の団体である日本歌手協会主催の『第42回歌謡祭』っていうイベントの司会をやるっていうんだ」
記者「へぇ~、知りませんでした」
デスク「千昌夫(68)やあべ静江(63)、新沼謙治(59)とかの往年の人気歌手が集結するステージっていうんだけど…」
記者「つまり、昔の名前で出ている人を起用すれば、フジも数字が稼げるって言いたいんですか」
デスク「そうそう。芳村と同世代じゃ、黒柳徹子(82)は毎日『徹子の部屋』(テレビ朝日系)をやってるし、草笛光子(81)はNHK朝ドラ『まれ』にヒロインの祖母役で出てた。来年1月に80歳になる、2時間ドラマの姑役に欠かせない野際陽子(79)あたりも引っ張ってくればアラウンド傘寿(80歳)のオバアチャンパワー炸裂だよ」
記者「でも、80歳で歌番組の司会は体力的に無理ですよ。立ちっぱなしの収録で孫世代とのトークでは話題についていけないと思います」
デスク「そのあたりのギャップも面白くない?」
記者「…(シラー)」
デスク「う~ん、オイラのアイデア、自信あるんだけどなぁ」
記者「ただ、何をやっても空振り続きのフジだけに、意外とそのアイデアに飛びつくかもしれませんよ」
デスク「アラサンがフジを救うって言わせてくれよ!」
記者「どうぞ、お好きに…」
《NewsCafeゲイノウ》
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