NGT48に立ちはだかる「ライバル」とは… | NewsCafe

NGT48に立ちはだかる「ライバル」とは…

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今年10月に新潟県を拠点に発足するAKB48の姉妹グループ「NGT48」のウワサが聞こえてきた。
「NGT48のおかげでご当地アイドル、Negicco(ねぎっこ)がある種、バブル特需状態です」とはアイドルウオッチャー。
Negiccoは2003年、新潟の特産品であるネギのPRキャンペーンをきっかけに誕生。Nao(27)、Megu(26)、Kaede(23)の3人組アイドルグループだ。
「今年1月にNGT48の発足が発表されて以来、AKB48の人気者・柏木由紀(23)が兼任予定ということもあり、『Negiccoに強力ライバル出現』『Negiccoの今後は大丈夫か?』などと比較されています」
ご当地アイドルにすれば、NGT48の出現はまさに脅威のはず…。
「いえ、実は逆風ではなく追い風なんです」
いったいどういうこと? メーンのはずの柏木は総選挙2位という自己記録更新の一方、ジャニーズの手越祐也(27)との抱擁写真が暴露されるなどスキャンダルの渦中にあることが影響している、とか…?
「それも違うんです。相手にスキャンダルがあるから追い風うんぬんでなく、Negiccoの運気そのものがいま最高潮なんです」
Negiccoは活動歴は長いものの、なかなか芽が出ず、さまざまな苦難を乗り越えたグループと聞く。
「はい、デビュー当時は4人でしたがメンバーの入れ替わりを経て結局3人に。芸能事務所に属せず、メンバーは歌やダンスの練習から振付、衣装までほとんど自腹。2009年にネット番組『勝ち抜き!アイドル天国!!ヌキ天』(GyaO)で、延長の末に6週勝ち抜き、ようやくメジャーデビューが決まったものの、GyaOの経営不振で話は白紙となりました」
2009年といえば、その前年はリーマンショックで企業の倒産など悲劇が続いたが、Negiccoも思わぬ被害を受けたわけか。
「それでも3人は地道に活動を続け、10年にアイドルフェス『U.M.UAWARD』で初代チャンピオンの座を獲得し、一気に知名度を上げました」
長年の努力がようやく実ったわけか。
「11年に大手のタワーレコードが立ち上げたアイドル専門レーベルの初代アーティストとなり、以降は全国ツアーを開催するほどの人気グループに成長しました」
なるほど、用意されたハコに乗ってぬくぬくとアイドルデビューできるグループとは違い、自腹でコツコツ活動し、自力でチャンスをつかんだNegiccoはそもそも土台が違うわけか。
「最近は地元より東京をはじめ全国に呼ばれる機会が増え、NGT48が参戦しても、単なるご当地アイドルではなく対等の立場でのライバルになるでしょう。むしろNGT48の方が地元に受け入れられるか心配です」(先のウオッチャー)
NGT48発足のニュースに対し、「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演していたマツコ・デラックス(42)は「Negiccoがかわいそう! 邪魔すんな!」と叫んでいたが、心配はなさそうだ。むしろ良くも悪くも注目度が合がって一番喜んでいるのは新潟の観光関係者かもしれない。
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