デスク「この前の日曜、とうとう極楽とんぼが復活したな」
記者「今や日本テレビ系『スッキリ!!』司会で日テレの朝の顔である加藤浩次(46)が、自らが脚本・演出を手掛けたコント『イルネス製作所』の舞台に、元相方の山本圭壱(47)を飛び入り参加させたことが波紋を呼んでいます」
デスク「事前告知もなしに、山本が登場したんだから、会場は大喝采だったっていうじゃないか」
記者「ライブがあった劇場は、東京・新宿の『グローブ座』。ふだんはジャニーズ系のミュージカルもあったりする席数約700の中規模劇場ですが、ここは2001年に極楽とんぼとして最後の単独ライブを行った思い出の場所…」
デスク「そこで山本の復活をアピールってか」
記者「舞台は7月4-5日の2日間の公演で、山本が登場したのは最終日。客席に座る彼を、加藤の共演者である、おぎやはぎの矢作兼(43)が呼び寄せ、舞台に上げたわけです」
デスク「加藤が、観衆の前で山本に謝罪させたんだろ?」
記者「2人の"共演"は、2006年7月に山本が未成年への淫行騒動を起こして以来初めて。謝罪は当然ですよね。山本は『これから一生懸命がんばります』と頭を下げたほか、加藤に今後の舞台出演をおねだりし、『セリフを覚えないから無理』などと加藤にいじられて笑いを誘ったものの、コント自体はやっていません」
デスク「中途半端なお披露目ってか…」
記者「山本はあの事件で所属していた吉本興業を解雇されていて、今回の舞台も制作に同社がかかわっているのですから、その舞台に上がったのは異例ですよ」
デスク「じゃ、吉本もこれまで復帰に根回しした加藤の努力に応え、山本をカムバックさせる…とか?」
記者「現段階では誰もそれがあるとは思っていません。加藤と山本は甘い期待はしているんとしても…」
デスク「じゃ、1回限りの復活かな」
記者「山本は今年1月から単独ライブを始め、地方のこまごまとした仕事もやっていますが、東京や大阪のテレビに出演する可能性はほとんどないでしょう」
デスク「使えば絶対に『何でアイツを出す』って視聴者は抗議してくるだろうな」
記者「そこまでしてリスクを負うテレビマンはいません…」
デスク「ただ、今回は加藤が周りを押し切るような形で山本を舞台に上げたことで、環境の変化もあるんじゃないのか」
記者「たかだか数百人の観客の前に立つのと、数百万、数千万の視聴者を相手にするテレビとはインパクトは段違いです。よほど、山本を出すことで数字が取れそうな事態にならない限り、テレビ出演はない…」
デスク「山本って、事件後は、スーパーで働いたり、寺にこもったり…と反省のポーズを見せながらも、女にだらしなかったり、関係者に謝罪して筋を通すこともしてこなかったから、やっぱり完全復帰は難しいよ」
記者「その意味では、加藤の中途半端な思いやりは、山本のためにもならないですよね」
デスク「そう…、オイラが言うセリフだぞ、それ!」
記者「デヘヘ…」
《NewsCafeゲイノウ》
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