その手帳ホンモノ!? 警察手帳「見たことない」過半数 | NewsCafe

その手帳ホンモノ!? 警察手帳「見たことない」過半数

ビックリ ニュース
警察手帳のデザインが一新されたのは10年以上前、2002年10月のことだ。米警察の「バッジケース」に倣い、手帳機能をなくして本人の写真を配置、身分証機能のみに特化した。ドラマや映画で目にすることも多いだろう、折りたたみ携帯のようなアレだ。フィクションの世界では手帳外被は黒、本物は濃いめの焦茶色であるというが…。
実物にお目にかかったことがない筆者の脳内では、警察手帳といったらいまだに"私服警官がスーツの内ポケットからチラリと覗かせる手帳"である。このイメージは、もうかなり古いらしい。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「本物の警察手帳を見た事がある?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…46.3%】
■近くで事件があり、聞き込み捜査で家に警察が来た時に。
■新任のお巡りさんが巡回の挨拶に。
■職質された時に見ました。
■事件に遭遇。証人としてアレコレ質問された。テレビドラマとは違ってた。
■家に空き巣が入ったので、現場検証の人のを見たような…。
■仕事柄、定期的にご来店なので。因みにリサイクル店勤めデス。
■検問の時見せてくれた。
■近所で殺人事件があったから。
■同級生が巡査部長の警察官なので。
■でもドラマで見る様なかざし方は、まず滅多にない。

【ナシ…53.7%】
■ドラマでしか見たことがない。
■本物はないけどテレビではよく見るね。
■こないだ来たお巡りさんの見せてもらうの忘れた。本物見たかった。
■犯罪者でも警察関係でもないんで。
■職質受けた時に警察手帳を提示してたが、深夜でよく見えなかった。
■とりあえず、お世話になっていないので(笑)。
■パカッと開いたガラケーみたいなやつは興味ある。
■あいつら、格好だけは一人前だからなっ!
■アリが46%越えって凄い。
■世の中事件が多発しているわりに巻き込まれたことがない。

結果は【ナシ派】過半数、本物の警察手帳を見たことがある人は少数派となっている。【アリ派】の多くは、そのタイミングを「検問の時」「職質で見せられた」「聞き込み捜査の時に」など"警察の仕事に協力したとき"と答えていたが、なかには「彼が捕まった時と自分が捕まった時に見た」など"警察の仕事を増やしたとき"という人もいた。
それにしても気になったのは「職質されたときに、じっくり見た方が良いよ? 偽物もある!」というコメント。偽の警察手帳を他人に示すことは偽造公記号使用の罪に問われるが、筆者のようにそもそも"本物"の外見がわからないような人間にとっては、見破ることも難しい。さらに言えば、本物の警察手帳の紛失・盗難のニュースもちょくちょく聞こえてくるわけである。市民は大事な個人情報を渡すことになるのだから、そのあたりの対策をもう少し練ってもらえないものだろうか。まぁ、本物の警官の不祥事も後を絶たない昨今なのだが…。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
page top