諸行無常…7割が「夫婦の愛は冷める」と回答 | NewsCafe

諸行無常…7割が「夫婦の愛は冷める」と回答

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裁判所全体に関わる情報を掲載する「裁判所ウェブサイト」で司法統計を覗いてみると、離婚の申立理由トップは男女ともに「性格の不一致」となっている。それも毎年毎年ダントツの1位であり、実に男性の6割、女性の4割が理由に挙げている。
もちろん、本当のところは別の離婚理由があった上で、体面を保つために「性格が合わない」とする場合もあるだろう。決定的な理由がなく「性格の不一致」とされるケースもあるというから、夫婦ごとにそれぞれの事情があるのだろうが…。それにしても結婚する前に気づきそうなものだが、つまりは「愛情があるうちは許せたことが徐々に許せなくなった」ということなのかもしれない。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「夫婦の愛は冷める…アリかナシか」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…69.3%】
■愛は新婚の時だけ。経済力があればひとりになりたい。
■浮気とか裏切り行為や、親族間で問題があれば。所詮他人です。
■所詮他人なんだな。親族の集まりでよくわかったよ。
■誰かの言葉で「最も永く続く愛は叶わなかった愛である」…。
■冷めると言うか…戦友かな?
■きみまろさんの、あれから40年の漫談みたいな物。
■それで両親は離婚した。
■冷める場合もある。
■いつまでも仲良し夫婦もいると思うけど、我が家は冷めてます。
■情と言う名の諦めに変わる。

【ナシ…30.7%】
■冷めるのではなく、形が変わる。
■相手を思いやる心と、信頼する気持ちを忘れなければ続くと思う。
■結婚してくれてありがとう。幸せでした。と人生最後に言いたい。
■愛が年々濃厚になってます。ワインみたいに熟成中。
■ナシナシナシ。もしそうなら一緒にいる意味ない。
■絆は年々深まる。
■うちの両親が仲良しだから。
■そうならないように希望を込めて…。
■愛がなければ、結婚生活は続かない。情けは愛じゃないかな。
■愛だけから情が加わり愛情になり信頼が生まれ人生の伴侶となる。

結果は【アリ派】約7割。「うちはもう冷めてる」「世間体を気にしなくていいなら離婚したい」など"現実に冷めている"というきっぱりしたコメントも多く寄せられていた。一方で3割の【ナシ派】には「男女の愛でなく家族愛に変わるだけ」「結婚15年…むしろ今の方が愛してるかも」という声もある。両派の意見に共通している点と言えば、愛が冷めるにせよ深まるにせよ"気持ちが変化する"ところだ。
【アリ派】コメントには「所詮は他人」というセリフが多く見られたが…。私的には、夫婦の良い関係を長続きさせるコツも「"所詮は他人"だということを忘れない」ことではないかと思うのである。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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