吉本vs.松竹…一触即発の深ソウ | NewsCafe

吉本vs.松竹…一触即発の深ソウ

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大手芸能事務所の中でも、古くからライバル関係にあるのが共に大阪に本社を置く吉本興業と松竹芸能。
「お笑い事務所のツートップが、些細なことから全面戦争に突入ですよ」と言うのは、内部事情に詳しい在阪のスポーツ紙記者。
「両社は古くから犬猿の仲でした。お笑いで飯を食うため、常に芸能界の中で足の引っ張り合いをしていたんです。この数年間は休戦状態が続いてましたが、去年から新たに一触即発状態です」
えっ、何かあったの?
「きっかけはコント日本一を決める吉本主催の『キングオブコント』(TBS系)にお笑いコンビ『さらば青春の光』が出演したことでした。さらば-は2年前まで松竹の所属でしたが、メンバーの東口宜隆=ひがしぐち・よしたか=(29)が別の芸人の妻と不倫騒動を起こして解雇されたんです」
そうなんだ?
「その後、激怒した松竹は全テレビ局に『東口を出すな』と圧力をかけた。松竹に配慮した各メディアが完全に干したはずが、なぜか2014年に『キングオブコント』に出場し、しかも決勝進出を果たして地上波でオンエアされてしまった」
そんなことってあるの?
「これには吉本所属の松本人志(51)が関与していました。さらば-の出場は、『東口を出したらええやないか』という松本の一声で決まったんです。松竹とモメたくない吉本は、当初はさらば-を棄権扱いする意向だったそうですが、若手芸人の巨大な派閥持っている松本には逆らえなかった。結局、吉本が松竹を無視して出場させた結果、もともと実力のあるコンビだけに、決勝に残ってしまったというわけです」
それじゃあ、松竹が怒るのも無理ないか…。
「一時は吉本の明石家さんま(59)と松竹芸能の笑福亭鶴瓶(63)が話し合い、両社で共存共栄しようと手を組みましたが、今は最悪の仲。これからは全面戦争に突入するでしょう」
具体的に言うと?
「まずは番組司会者の奪い合いになりますね。松竹芸能は最近、『吉本芸人が司会をするなら、うちの芸人は全部引き揚げる』とテレビ局に対して圧力をかけてきたんです」
不倫した芸人を巡って、そこまで敵対したとは驚きだ。
「それはきっかけにすぎず、遅かれ早かれ、2社はぶつかっていたでしょう。というのも、バラエティ番組はもう飽きられてきて、お笑いタレントもどんどん使い捨てにされているからです。激烈なパイの奪い合いは今後も続きます」(先の記者)
芸人冬の時代とも言われるが、大手2社の対決でその質が上がることに期待したい。
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