テレビで聞いた言葉、他人が使っていた言葉など「耳で聞いた言葉」を、思わぬ"変換"で脳内にしまい込んでいた…そんな経験はないだろうか。漢字、カタカナ、ひらがなと表記の幅が広い日本語では、他言語より"誤変換"も多そうだ。また逆も然りで「文字で見た言葉」の読み方を勘違いし、そのまま覚えてしまうケース…それを自信満々に人前で披露してしまった日には、枕に顔を埋めてジタバタするしかないのである。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「間違えて覚えてたこと、何かありますか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…95.8%】
■たくさんあるし、未だに間違いないに気付いてない事もあると思う。
■思い浮かばないが多分なにかある。
■間違えて覚えて恥をかいたこと多数!
■人には言えないよ、話を合わせて誤魔化してた。
■漢字の書き順が多い。
■尊敬語、謙譲語、ことわざ等。
■数え切れないぐらいアル。もう頭の中容量いっぱいでむり。
■ありすぎて…その都度、修正? 訂正? することにしたヨ(苦笑)。
■沢山あります。だから他人の間違いも許せます。
■思い込みって、恐ろしいよね…。
【ナシ…4.2%】
■今のところないです。この先は耄碌したらあるでしょうね。
■分からない物は分からないのだから間違いようがない!
結果は【アリ派】圧倒的多数、数あるアリナシテーマのなかでも非常にはっきりした数字になっている。筆者なども、こんな仕事をしていると「間違える機会」「間違いに気づく機会」ともに多すぎて、如何ともしがたいのである。【ナシ派】の人はスゴイ! と言っていいのではないだろうか。
書き切れないほど多くの「アリ!」コメントも寄せられているので、一部ご紹介を。「ウサギおいしい、かの山~」「波浪警報をハロー警報だと思ってた」「『うろおぼえ』を『うるおぼえ』(笑)」「『シュミレーション』(苦笑)。『フインキ』も」「中村主水を"シュスイ"と…」「汚職事件→お食事券」「俳優ブルース・ウィルス…」「ニコラス・ケイジはニコラス刑事と言うシリーズ物だと思っていた」「北風~小僧のさんたろー!! さんたろー(笑)!!」「衣替え←子供替え…って恐っ(恥)!!」「いきものがたり」「天地無用。20歳過ぎまで、上下どちらでもOKという意味だと勘違い」…。
自分の間違いに気づくと悶絶してしまうが、他人様の覚え間違いはかわいらしく微笑ましく感じる…この現象も万人に共通なのだろうか?
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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