"ビール・ゴーグル効果"という言葉があるらしい。意味はそのまま、「ビールを飲めば飲むほど性的欲求に対する抑制力が低下し、曇ったゴーグルを装着しているかのように、どんな異性も魅力的に見える」…と、身もフタもない。世に言う「一夜限りの恋」「一晩の関係」は、このゴーグルの仕業が大半だという説もある。英・マンチェスター大学の研究チームが真面目に調査・研究し「ビールをどれだけ飲めば魅力的でない女性が魅力的に見えるか」という数式を算出しているほどだ。先の長い付き合いをしたければ、ゴーグルに振り回されず、その日は解散…が正解ということだろう。
しかし、なかには酒の勢いに関係なく「憧れの人と一晩だけでも!」という願望を抱く人もいるだろう。NewsCafeのアリナシコーナーでは「憧れの人となら一夜限りでもいいと思う?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…55%】
■アリ! …と言っても、絶対に無いのが現実(笑)。
■幻滅したくないから、むしろ一夜限りのほうがいい。
■大好きな俳優サン限定で…。
■過去に憧れのレーサーと…いい思い出になるのなら、いいですよね。
■別れた彼と…。実際はないだろうけど。
■深田恭子なら迷わない。
■福山雅治だったらね!
■会えるはずないハリウッドスターとの妄想ならアリアリ!
■一夜を"共に出来ない"よりはマシだが、共に出来なかった人の方が心に残る…。
■そもそも一夜も無理なんだから。
【ナシ…45%】
■肉体のつながりなんてたかが知れてる。やっぱり絆がなくちゃ。
■かえって幻滅するかも。
■憧れの人とは、逆にそんなことしたくない。
■一夜だけの関係OKなんてだらしない人に憧れたりしない。
■一夜じゃ済まなくなるものですよ。
■もしそういう雰囲気になっても綺麗な思い出で残しておきたい。
■アリが多くて驚き。割りきれるんだね…みんな強いね。
■それくらいなら、いっそ憧れのままにしておきます。
■"憧れ"どころか、手頃な独身の対象も機会すらねぇのに?
■憧れの人がいないから考えつかない。
結果はほぼ半々、僅かに【アリ派】優勢…という程度だが、【ナシ派】の考えは大きくふたつに分かれているようだ。「一夜限りは空しいだけ」という意見と「憧れの人こそ、そういう関係にはなりたくない」という意見。後者の人は"憧れ"はあくまで憧れ…故郷と同じく遠きにありて思うもの、心の拠り所であるという考え方だろう。
また、なかには「憧れの人がフリーとは限らないので、迂闊な事はできない」など"一夜限り"にどうしてもつきまとう不安を挙げる人もいた。
"憧れる"という気持ちは日常に張りと潤いを与えてくれる。【アリ派】【ナシ派】いずれにしても、異性に限らず、さらに言えば人間に限らず、いろいろな事柄に憧れを持ちたいものだ。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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