加齢との付き合い方…6割超が「年を重ねるメリット」を堪能 | NewsCafe

加齢との付き合い方…6割超が「年を重ねるメリット」を堪能

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一般的に成長期とは、思春期を迎えた後の3~4年間を指すそうだ。人の成長スピードやピーク年齢には差があるものの、この時期を過ぎれば後は長く緩やかな"下降"が始まることになる。身長や体重、身体能力などはもちろんのこと、反射神経や知力、創造力さえ衰退していくと聞くと、なんとも寂しい気持ちになるのではないだろうか。
一方で、経験活用能力や判断力、指導力などは40代後半から60代にかけてピークが訪れると言う。NewsCafeのアリナシコーナーでは「年を重ねることにメリットを感じますか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…62.2%】
■体験、経験の積み重ねで視野や知識が広くなると思う。
■自分がどれだけ小さいかわかる。丸くなった。もっと頑張らねば。
■若い頃、こんなに自由で楽しい老後が来るとは、予想もしなかった。
■物事に動じなくなる。
■初体験がまだまだあるよ!
■子供の頃より今のほうがいい。
■生きててしんどいし、年とるごと死に近づける。楽になりたい。
■良いことばかりではないけれど、良いことは確かにある。
■年取るほど面白い事はない。若い者には解らないけどね。
■年取っても身体弱ってもいろいろ経験してきた今が良い。

【ナシ…37.8%】
■やりたい事があってもカラダがついていかない。
■皆無!! 健康が無限に崩壊していくばかり…お先真っ暗。
■ルックス・体力面で、歳を追う事に、デメリットが目立つ様になった…。
■内面的にはアリかも知れないが、外見的には衰える一方…。
■メリット有るなら教えて? 一生働くから老いたくない。
■加齢自体にメリットはない。経験と社会の仕組みがもたらしてるだけ。
■ない。新入社員は初々しく、中高生はかわいく、子供は愛らしい。
■30代から身体に異常が出始め、40歳で乳がんが見つかった。
■可能なら、いつまでも若いまま生きたい。
■しがらみが増える。病気する。ここでも50代以上で括られる(笑)。

【アリ派】6割超と優勢ながら、一方の【ナシ派】も約4割と決して少なくはない。アンチエイジングという言葉も浸透して久しい今、様々なメディアを見渡しても「加齢とは戦う相手である」…と捉える流れが確かにある。設問の"メリット"という言葉をどう受け止めるか、また人それぞれ今現在の状況や体調に依って回答が変わることもあると思われるので、数字については何ともコメントしづらいテーマだが…。
人生はしばしば"登山"に例えられるが、心身のピークが即ち"山頂"だと言っているわけではないはずだ。個人的な見解だが、人生が登山なら年々見える景色が変わる…それを楽むことこそメリットではないだろうか。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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