「これから外国語を勉強するなら」…6割が英語 | NewsCafe

「これから外国語を勉強するなら」…6割が英語

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昨年から度々開催されている「観光立国推進会議」。今年1月に開かれた第3回では、安倍首相が「東京五輪の開催という大きなチャンスを追い風に、外国人観光客にアピールしたい」と表明し話題になった。昨年の外国人観光客の数は約1036万人と、史上初の1000万人超を記録したが、2020年に向けては「外国人観光客数"年間2000万人"を目指す」…つまりは倍増が目標だ。観光地や都心は、今以上に「街中で外国人をしょっちゅう見かける」ことになるのだろう。
そうでなくともインターネットやオンラインゲームなどを通じて外国人と接触する機会が多い現代。家に居ながらにして"外国語"を繰る…そんな状況もないとは言えない。NewsCafeでは「この先、習得しておきたい言語はありますか?」というアンケートが実施されたらしい。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…671件

【1位】世界共通言語の「英語」(58.3%)
■英語が通じる国が多いものね。[女性/10代/会社員]
■優先順位を考えると。[男性/20代/その他]
■正しい日本の歴史を世界に発信するためには、しょうがないけど英語が必要かもと思う。[男性/40代/専門職]

【2位】特に必要としていません(19.1%)
■まったく困ってないので。[男性/30代/専門職]
■まずは国語力![女性/20代/会社員]
■専門技術(私の場合は化学)の習得で精一杯。[男性/40代/会社員]

【3位】情熱的な「スペイン語」(3.1%)
■英語ももう少し先に進みたいですが、スペイン語には凄く興味あります。主要言語にしてる国が多いですから。 [女性/40代/会社員]
■情熱的じゃねえ。世界人口の三割近くはスペイン語だ[男性/40代/会社員]
■スペイン統治時代の名残なのか南米や南イタリアの一部ではスペイン語が話されているので[女性/20代/フリーター]

【4位】ちょっと御洒落な「御フランス語」(3.0%)
■英語はしゃべれるので、フランス語がしゃべれたら便利。[男性/50代/専門職]
■東京五輪のプレゼンテーションで仏語が国連などの公用語が格上と知ったから[女性/40代/主婦]

【5位】少し意識高めに「ドイツ語」(2.7%)
■大学で第二外国語でした。[男性/40代/会社員]
■なんの役にも立たないが、好きな国だから。[女性/40代/会社員]

そして6位以下は【次世代のビジネスに?「中国語」(1.9%)】【韓流ブームで「韓国語」(1.9%)】【ジローラモ風に「イタリア語」 (1.3%)】【リオ五輪に向けて「ポルトガル語」(1.3%)】という結果に。

ここは予想を裏切らず「英語」が約6割の断トツ1位となった。英語を母語としている人は世界人口の4.68%と、第1位・中国語の13.22%に比べ少ないが、公用語人口としてはやはり世界一である。意思の疎通が可能な国や地域を考慮すると、英語は世界でもっとも広く通用する。EUでも、学校で最も学ばれている外国語が英語だ。
しかし、次いでの2位は「必要なし」。「現在の生活で、英語はもちろん外国語が必要になる機会がない」という声が多かった。確かに、web上の翻訳サービス機能や電子辞書などは進化が著しい。ざっと訳したものを読みたい程度ならば、事足りてしまうのも事実である。
その他では「これからでも勉強できるのならポルトガル語。ブラジルの方と話したい」「ロシア語。ロシア国歌はメロディーが素晴らしい」「英仏西露中アラビア語。これだけできればほぼ世界中で何とかなる。これ国連の公用語」「猫語ですねん」など様々な国の言葉が挙げられた。

[文・能井丸鴻]
《Newscafeアンケート》
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