人を悩ませる様々な"恐怖症"…アナタは? | NewsCafe

人を悩ませる様々な"恐怖症"…アナタは?

社会 ニュース
先日、英「Mirror」紙が「25年にわたって"新聞恐怖症"に苦しむ女性がいる」と報じて話題を呼んだ。新聞を見ることはもちろん、匂いやテレビに出てくる新聞CMも耐えられないという特殊な恐怖症…専門的にはクロエフォビアと呼ばれており、回復の見込みはないようだ。
「店に入るときには新聞スタンドのほうを見ないようにしていますし、近づかないようにしています。また新聞を手に持って歩いている人とすれ違わないようにしています。以前、新聞を触った後には毎回手を洗っていましたが、いまでは見ることもできません」とは記事中の本人談。うーん、非常に暮らしづらそうだ。
ここまで特殊ではないにしても、誰にでも"怖いもの"のひとつやふたつはあるだろう。NewsCafeでは「アナタが抱える恐怖症は?」というアンケートが実施されたらしい。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…554件

【1位】高所恐怖症(21.5%)
■手すりがないと落ちそうになり足がすくみます。[男性/50代/その他]
■観覧車乗りたいけど怖い…。[女性/30代/主婦]
■5歳の頃、収穫後のお米を積んだ運搬機の上に乗って移動していた時、左側の車輪が脱輪し3メートル下の田んぼにお米もろとも落ちそうになったから。[女性/30代/フリーター]

【2位】特になし(12.6%)
■怖がっても進まないと思うから。前向きにすると逆に全部楽しい、好きなところなものです。[女性/20代/その他]
■特にありません。[女性/30代/その他]
■特になし![女性/40代/自営業]

【3位】閉所恐怖症(10.5%)
■狭い所は苦手。だから自宅も広く部屋も風呂もトイレも広い。庭も広い。郷里の屋敷がかなり広いから、子供の頃に狭い所に縁がない。だから東京の自宅も父親が土地三百坪を取得。家も広くした。[男性/50代/その他]
■プラネタリウムが全然ダメです。[女性/40代/専門職]
■狭い所は駄目ですね。以前MRIに入った時怖くて途中で断念しました。あの圧迫感が嫌。あと飾ってある鎧見てて恐怖を感じる。[女性/40代/主婦]

【4位】歯医者恐怖症(8.3)
■よほど痛まない限り行きたくない。[女性/10代/会社員]
■あのドリルの音を聞くと、恐怖で硬直する。[男性/50代/専門職]
■元々は女性恐怖症という罹患を持っていたが、最近新たに歯科による削られ恐怖症が加わってしまった。あの痛みはどうしても好きにはなれそうにない。[男性/50代/その他]

【5位】集合体恐怖症(5.6%)
■気持ち悪い。[女性/40代/主婦]
■気持ち悪いとしか言えない…理屈じゃないんです…。[女性/40代/専門職]
■とにかく気持ちが悪い。[女性/20代/会社員]

そして6位以下は【先端恐怖症(4.2%)】【男性・恐怖症(3.8%)】【上司恐怖症(2.5%)】【ピエロ恐怖症(1.8%)】という結果に。

「"恐怖症"と言えるほどのものはない」と答えた人は全体の一割程度にとどまり、約9割の人が何かを極度に恐れていると回答した。「犬恐怖症。何度も近所の大型犬に襲われた」「対人恐怖症。社会人としてはマズイね」「先端恐怖症。特に注射の時は必ず目を逸らす」「暗い場所が恐いのはなんていうのかしら?」など、選択項目にない恐怖症を挙げる声も多かった。
興味深いのは"恐怖症のきっかけ"を合わせて解答するコメントが多かったことだ。前述の"新聞恐怖症"の女性も「私がまだ小さかった時に、ママがパパの頭を新聞で叩きました。これは仲のよいじゃれあいだったのですが、私は新聞が怖くなってしまいました」と原因を分析している。「理屈じゃなく怖い」という意見もあったが、記憶にないだけで何らかの"きっかけ"があったのかもしれない。
筆者もその昔、引き戸を開けようと取っ手に手をかけたその場所に"密集して生みつけられた蛾の卵"を見て以来、集合体が苦手である…。

[文・能井丸鴻]
《Newscafeアンケート》
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