中高年のなりたい顔トップは? | NewsCafe

中高年のなりたい顔トップは?

ビックリ ニュース
「きれいになりたい」・・・。
これは女性だけに限らず男女共に人間が持つ永遠の願望と言っていいだろう。
若い頃は「生まれ持った外見」で悩み、年を追うごとに「加老によるが外見の衰え」にため息をつく、というこの人間の因果。
鏡に映る自分との戦いはいつの時代でも人間の心の中で「コンプレックス」という名を持って続いてきたわけであるが、この「コンプ」と真っ向から向き合う団体がある。
美容整形のパイオニア、高須クリニックだ。

人間の外見・コンプレックスとの戦いを見つめてきた医療集団。だからこそNewsCafe編集部は単純に思った。
「高須クリニックにちょっとだけ質問してみたい」と。
決意した担当編集者は電話の受話器を震えた手で持ち上げた。

「断られるだろうけど・・・」。

しかしさすがCM等でおなじみのあの「高須院長」のクリニックだけのことはある。快く取材に応じてくださったのだ。
以下、高須克弥院長にお話をうかがいました。
そして聞いてきました、「ちょっと気になる美容整形の世界」!

Q1. ズバリ、顔ではどこの整形が一番多いのでしょうか?

A. 目の二重手術です。

Q2. 体ではどこの整形希望が多いのでしょうか?

A. バストの豊胸です。

────ここで編集担当者は思った。「この二重手術と豊胸ってかなりの割合で女だよな・・・」。ああ、やはり今の時代も変わらず、目がぱっちり・胸大きめ(好みのサイズは人によるが)が女子の憧れなのだ。
大人の女性向けの服は大抵、胸の膨らみを想定して作られている。その部分がぺしゃんこだった時のあの変な布余り感は・・・。(泣)

Q3. 男性の整形は増えているのでしょうか?

A. はい、増えています。

Q4. 今、一番人気の芸能人の顔は誰でしょうか?

A. あえて言うなら・・・(僕、あんまり芸能人知らないんだけど(笑))
女性の若い世代では板野友美さん、中高年では黒木瞳さん。
男性の若い世代では桜井翔さん、中高年では福山雅治さんですね。

────ちょっと待て。板野友美、黒木瞳、桜井翔までは「わかる」。
しかし中高年で福山雅治ってどうなんだ??
いや、福山雅治がどうこうという問題ではない。中高年の年齢で福山雅治を目指すことが少々驚きなのだ。中高年と聞いて「佐藤浩市とか?」と勝手に想像していた編集担当者としては「え?まさかHELLO(95年)の時のギターを持って歌っている福山を目指しているのか??」と。これ、外見以上に男性も「若く見られたい」という若年願望の現れなのではないかと感じた。「ダンディー」はもう流行らないのだろうか・・・。

Q5. 患者さんはどの年齢層が多いのでしょうか?

A. 若い方から年配の方まで幅広いですが、あえて多い年齢層で言うと30歳~45歳ですね。

Q6. 高須クリニックで一番安い整形メニューと一番高額なメニューを教えてください。

A. 一番低額なのはほくろの除去、一番高額なのはフルフェイスリフト(髪の生え際や耳の周りを切開し、顔の筋肉や皮膚を引き上げることでシワやたるみを取り除く手術)やミケランジェロ(脂肪吸引)です。

────いやー、すごい。人間、誰でも歳をとる。しかしこんな技術が世に浸透したら、もう外見で年齢の判断などできなくなるのでは・・・。
ここらで「もういい加減いい歳なんだから外見ばっかり気にすんなよ」という冷たい視線を向ける人も出てくるだろう。
しかし、そんなことを言っていられるのは今のうちだけだ。
「え?こんな老けたっけ・・・」と写真を見てショックを受ける日が30代くらいでやってくる。それが患者さんの年齢層、30~45という数字に表れているのだ。この年代、まだ色々な意味で諦められない、ある種、往生際の悪い年齢層。でも努力によっては一番魅力的な世代だ。

Q7. 「こういう整形の注文は困る」という場合などはありますでしょうか?

A. なるべく患者様のご希望を聞いて差し上げるようにしていますが、その時代の流行りの顔(タレントや女優など)は、時代とともに古くさくなってしまいますのでなるべく「誰々に似せて」とかはやめた方がいいと言っています。

──── 確かに流行りの顔、はある。それは流行りの顔=今売れている芸能人の顔、だ。芸能人の人気の流れは早い。あの流れの早さを考えれば「女優の○○に!」というオーダーはちょっとリスキーということは理解できる。

Q8. 諸外国の美容整形のレベルと比べ、日本の整形技術は高いのでしょうか?特にお隣、韓国とか・・・。

A. 高いです。そして韓国の美容整形の技術は僕が教えたものです。

──── !!!「韓国の整形ってスゴすぎww」などと我々日本人は驚愕している人が多いが、そもそもそれが「日本から始まったのかよ!」という予想外の話。
これを聞いた韓国美容整形界は何と反応するのだろう。
「最高峰の美容整形技術は韓国が起源」と主張・・・するのか?

さて、ここまできたらちょっと踏み込んで聞いてしまいたい。フィギュアスケートの安藤美姫選手のことを。(ちょっとだけ・・・)

Q9. フィギュアスケートの安藤美姫選手の支援に真っ先に手を挙げた高須院長ですが、今後の女性の生き方について、一言お願いします!(←震え声)

A. 高須クリニックは頑張る女性を応援します。

Q10. 美容整形のトップリーダーとして、高須クリニックがモットーにしていることは何でしょうか?

A. ・新しい技術は、まず僕自身が試す。
・常に患者様の為に「サーチオブハピネス(幸福医学)」を追求していきます。

──── ああ、だからなんだ。高須院長が例のフルフェイスリフトの手術を受けたのは。しかも執刀はご子息の高須幹弥医師。「息子、父を若返らせる」を本気でやってしまったのだ。

Q11. 最後に、読者に一言お願いします!

A. ご自身のコンプレックスでお悩みでしたらまずは高須クリニックにお気軽にお電話下さい。Yes! 高須クリニック!


──── というわけで最後は完全に高須クリニックのノリでクローズ。あの「Yes!高須クリニック!」を聞くとなぜか「人生楽しまなきゃ」という言葉に頭の中で自動変換されるのはあのノリだったからなのか・・・。
美容整形の世界では「美醜へのこだわり」という人間の黒い部分を見るのも確かだろう。しかし、人間のコンプレックスと葛藤を間近で見ているからこそ、「それでも人は生きなきゃいけない。これからは前を向いて生きて行こうよ」という悟りの境地に至ったのかもしれない。

担当編集者の編集後記。
「都知事選に立候補してた某氏のスマイルセラピーもいいけど、Yes!と毎朝叫ぶYes!セラピーもいいかもしれない・・・。こんなに人生に肯定的な姿勢、他にないだろ・・・」
《NewsCafeコラム》
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