「ミクロwww」ネットで中傷の悲劇 | NewsCafe

「ミクロwww」ネットで中傷の悲劇

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ある日、自分に対する中傷が写真付きでネットに出回っていることに気づいたら、あなたはどうするだろうか?

最近では男女関係のもつれから、「リベンジポルノ」なる方法でネットに個人情報を流す卑劣な''復讐''が相次いで起こっているが、そんなネットを使った復讐劇に巻き込まれてしまった男性がアメリカで話題になっている。

ジョン・ウェンダーさん(53)。トップの写真の通り、イギリス人俳優のヒュー・グラントに似たハンサムなナイスミドルの紳士。
ニューヨークのチェルシーで建築家として成功しているイケメン男性だ。
そんな栄光の道を歩んでいたジョンさんに突然災難が降りかかった。
すべてはあの「女」と出会ってしまったがため・・・。

2011年3月、ジョンさんはネットで知り合った知的美人と会うことになった。
ルイーズ・シルバーリングさんだ。名門コーネル大学の哲学系学術誌の編集者である彼女はお互いに知的好奇心と刺激し合えるいい仲になれると・・・当時は考えていたのかもしれない。
実際は会ってみてからたった三回のデートで会うのをやめてしまったのだ。
理由は当本人しかわからないし、恋愛はそう上手くいくものではない。

「ま、仕方がない」。大人の恋は苦くもある。ニューヨーカーらしく仕事に!次の恋に!次、次!・・・と多忙な毎日を送ること約一年後、ネットでジョンさんの中傷記事が出回っていることが判明したのだ。


「この詐欺野郎、嘘つき。自分ではかっこいいと思ってるらしいけど、ジジィだから。
なんだか臭いし病気持ち。しかもアソコが小さいの。ミクロペニス。今まで見てきた中ではダントツ。傷つくだろうから本人には言わなかったけどね」

・・・と強烈な中傷だ。
そしてこの中傷はまだ続く。


「女をバカにするし、性的にちょっと暴力的なのが好きなタイプなんだよ・・・。ボンデージ、レイプもの、首を絞めながらとか・・・。ほんと、変態」


世界中、どこでも性的な中傷は男女の区別なくかなりのダメージになる。
このままでは自分の社会的信用が危ない。
ジョンさんはそこで気づいた。「あの女では?」と。

ジョンさんは付き合ってすぐ破局してしまったルイーズさんが「腹いせ」であの中傷記事を流したとして名誉毀損で訴え、日本円で約一億2500万円相当の損額賠償を請求しているという。

ジョンさん側によれば、ルイーズさんのブログに中傷記事が多数投稿されており、そこからさらに他のウェブサイトにも中傷記事がジョンさんの写真付きで掲載されているという。

これに対し、「ジョンが私を訴えた?・・・ショックだわ・・・」とルイーズさん。
「彼が何を言おうと、全部デタラメよ!」と強気の姿勢だ。

痴情のもつれはいつの時代も悲惨なものだ。

特にネット時代の今、その悲惨さは凄まじい。

ジョンさんは今、ネット検索で「ミクロペニス」という単語と一緒に出てきてしまうのだから・・・。


【執筆者:猫紫】
参照:New York daily news
http://www.nydailynews.com/new-york/micro-penis-jabs-spark-suit-cornell-editor-article-1.1514946
news.com.au
http://www.news.com.au/technology/online/cornell-universitys-louise-silberling-sued-for-posting-john-wender-has-tiny-penis/story-fnjwmwrh-1226759259477
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